埼玉理学療法

展望

埼玉県理学療法士会の現状と今後の展望

関勝男

原稿種別: 展望
1993 年 1 巻 1 号 p. 3-7
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.3

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地域理学療法の役割と今後の展開

－埼玉県理学療法士会に於ける地域活動の関わりついて－

横山隆幸

原稿種別: 展望
1993 年 1 巻 1 号 p. 9-15
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.9

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研究と報告

哺乳障害に対する理学療法アプローチ

田中明美

原稿種別: 研究と報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 17-20
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.17

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新生児哺乳障害に対して，早期から治療的介入を行うことは，極めて重要である。今回は，哺乳障害のある症例に対して，われわれが行っている，(1) 運動発達（頚の座り）の促通および活性化　(2) 適切な哺乳姿勢およびニップルの選択　(3) 手指または空ニップルを使用した吸啜反射の誘発　(4) バンゲード法・ルード法による口腔内周囲筋群の活性化　 (5) 看護婦・家族への指導，等の取り組みを紹介し，6年間の治療成績をまとめて報告する。

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構音・嚥下障害を伴う右片麻痺患者に対する治療経験

長久武史

原稿種別: 研究と報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 21-26
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.21

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脳血管障害などによる構音・嚥下障害を伴う患者の多くは，四肢の運動機能や起居移動動作の障害を有する。このため，理学療法士にとっては歩行や日常生活動作の習得が優先されやすく，治療の対象として扱われにくい傾向がある。頭部の器官の障害は，単に呼吸や摂食という機能障害のみならず，コミュニケーション機能にも多大な障害をもたらすものであり，全人的アプローチを展開する上で見過ごすことができない。治療としては，全身からの異常な姿勢緊張や姿勢運動パターンの影響を抑制し，頭部が重力下で安定した姿勢を保持できるバランス反応特により正常な坐位バランスを再獲得させつつ，口腔と顔面の治療に入る必要がある。

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躯幹障害のみられた症例への運動療法

－小脳性運動失調症の自験例を通して－

山田美加子, 内山靖, 枡良充, 軍司晃, 佐藤幸恵

原稿種別: 研究と報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 27-31
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.27

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膝蓋骨亜脱臼症候群に対する鏡視下外側支帯切離術の検討

木村紫, 鶴見良久, 田名部誠悦

原稿種別: 研究と報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 33-37
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.33

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膝蓋骨亜脱臼症候群で鏡視下外側支帯切離術を行った16例に対して，手術前後でのＸ線学的および臨床的成績を比較検討した。手術時年齢は13 歳～51 歳（平均 22.4歳），経過観察期間は 9 ヶ月～ 4 年 2 ヶ月（平均 2 年 1 ヶ月）であった。Ｘ線計測値はtilting angle 32.4°が18.3°に，congruence angle 32.4°が 18.3°に，lateral shift 42.2%が 19.9%に改善していた。臨床的には，森川らの評価基準によれば，術前平均，合計 41.2点が術後平均83.6点に改善しており，良好な成績を得ることができた。また，膝蓋骨の骨軟骨骨折の有無で比較すると骨折のない症例の方が術前，術後とも評価点数が高い傾向がみられた。

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身体障害者療護施設におけるPTの役割

清宮清美, 楠和佐子

原稿種別: 研究と報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 39-42
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.39

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報告

視覚障害を伴う脳出血術後左片麻痺者の理学療法とオリエンテーション・モビリティー訓練について

川井伸夫, 谷口ヘジーナ智恵子

原稿種別: 報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 43-46
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.43

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今回，失明を合併した重度の左片麻痺者の機能訓練について紹介した。失明宣告前後の反応の変化は少なくとも表面的には認められず訓練に支障をきたすこともなかった。日常生活や訓練場面での観察では空間認知障害を疑うことが出来るが，動作におよぼす視覚障害との割合は明確にはできていない。運動学習の能力が低いにもかかわらず，現在，独力での病室内諸動作，病棟内移動を獲得しつつある本症例の訓練過程を通して，視覚障害を伴う片麻痺者にとって，早期からのオリエンテーション・モビリティー訓練の重要さを認識した。

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WBIと肥満度の関係

渡辺彰, 佐々木和人, 中村恵, 水井尚子, 米田光宏, 横尾一晃, 栗原美香, 下谷守, 高木俊治, 栗谷川育子, 大 ...

原稿種別: 報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 47-50
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.47

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埼玉県における機能訓練事業の調査

佐々木和人, 渡辺彰, 中村恵, 水井尚子, 米田光宏, 横尾一晃, 栗原美香, 下谷守, 高木俊治, 栗谷川育子, 大 ...

原稿種別: 報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 51-56
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.51

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理学療法報告書のアンケート調査報告

中村恵, 佐々木和人, 渡辺彰, 水井尚子, 米田光宏, 横尾一晃, 栗原美香, 下谷守, 高木俊治, 栗谷川育子, 大 ...

原稿種別: 報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 57-60
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.57

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学生の臨床実習に対する意識調査

－臨床実習アンケートより－

鶴見良久, 高橋高治, 水上昌文, 石間照子, 加島守, 藤沼千佳子, 前園昭浩, 関勝男, 楠和佐子

原稿種別: 報告
1993 年 1 巻 1 号 p. 61-65
発行日: 1993年
公開日: 2003/08/06

DOIhttps://doi.org/10.11350/jspta.1.61

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関東甲信越地区の学校で，平成3年度の新カリキュラム開始前の最終学年の学生に対し実施し，それをまとめたので報告する。対象は，平成3年度の実習が2期で行われた2校51名，3期で行われた7校132名である。その結果，実習施設の種類は，一般総合病院が最も多く，大学病院，小児施設，リハセンターの順であった。2期制では，担当症例数（特に小児・脊損）は減少し，実習目標の達成度も低くなっている。指導形態・内容では，複数による指導が多く，指導者間での意見の不統一という点があげられていた。また，実習期間についても2期制の学校で，少なくないという答えが多かった。

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