社会学評論
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28 巻 , 4 号
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  • 内藤 莞爾
    1978 年 28 巻 4 号 p. 2-10
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
  • 西田 春彦
    1978 年 28 巻 4 号 p. 11-29
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
    日本の数理社会学は、戦後の社会調査の計量的な面の発展に由来している。態度測定法を含む尺度構成法を充実することによって、社会学的現象を測定し、対象の特色を明らかにしようと試みてきた。一次元尺度は一本の軸上で対象を矛盾なく位置づける場合をいうが、一次元尺度では適切に測り切れないことが多い。そこで多次元尺度をつくり、出来るだけ最小の次元をもった多次元空間内に対象を矛盾なく配置して、対象の特色を明らかにしようとする動きが出てきた。データが非計量的な場合にも多次元尺度を適用するようになった。その中で、反応と反応をする人を同時に扱い、個人差を計算しようという一連の考え方がある。これは都市の個性、時点の個性などにも拡張することが出来る。
    日本の数理社会学のもう一つの関心をもたれている領域は社会移動の研究である。すでに、二七年、三〇年に日本社会学会によるSSM調査がある。現在では世代内移動よりも世代間移動に、状態の記述評価よりも説明の方に関心が向けられるようになった。社会移動量の測定だけでなく、分散分析やパス分析によって移動の説明変数の効き方を求めるようになったが、まだ多くの問題を含んでいる。日本の数理社会学の研究者は少数で動向をいうには不十分であるが、昭和四〇年代から統計的手法のほかに数学的モデルを社会学に導入しようとする動きが見られるようになった。
  • 今津 孝次郎
    1978 年 28 巻 4 号 p. 30-48
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
    高度経済成長期から低成長期に移行するにともない、教育のレベルで認められるようになったイマージェントな社会意識は「超学歴競争」意識である。それは、高学歴社会における大卒者の「地位インフレーション」を土壌として芽生えているものである。「超学歴競争」とは、学歴は学歴として従来通り志向しながら、さらにつけ加えて各種能力を早期から獲得しようとする競争である。子どもたちのさまざまな「おけいこ塾」通いは、そのシンボリックなシンプトムにほかならない。そして、この新しい競争形態は、階層構造の平準化にともなう性活様式の「画一化」のなかで、少しでも「個性」を追い求め、「中流意識」状況のもとで少しでも地位を上げようとする人々の意識のあらわれでもある。
  • 斎藤 正二, 池田 勝徳, 寺田 篤弘
    1978 年 28 巻 4 号 p. 49-59
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
    This investigation was carried out among a sample of blue-collar in Japan, by using the same research items as Melvin Seeman's study with his permission. He carried out this investigation in the United States and two other countries. Some research items were adapted for Japanese society and the items of ethnic prejudice were all excluded. However, this investigation is comparable with Seeman's study.
    Thus, this investigation deals with powerlessness, meaninglessness, normlessness, social isolation, cultural estrangement and self-estrangement. Seeman presents the view that alienation (especially work alienation) is not correlated significantly with consequences (behavior).
    In the light of these evidences, Seeman provokes serious doubt about established theses concerning alienation ; centrality of work experience, the coherence of the syndrome of alienation from which contemporary men are said to suffer and the lost community.
    Our evidence is presented in Tables. It is almost the same as Seeman's study, but we have several different points. This seems to be induced by social and cultural trait. However, we suggest a difficulty in Seeman's investigation itself.
    We designed to search for new findings and propose some doubt about verifiability of the study of social psychology about alienation. Moreover, the investigation for white-collar was already completed.
  • 清水 新二
    1978 年 28 巻 4 号 p. 60-67
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
  • 高橋 三郎
    1978 年 28 巻 4 号 p. 68-79
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
  • 黒川 純一
    1978 年 28 巻 4 号 p. 80-84
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
  • 中田 実
    1978 年 28 巻 4 号 p. 84-87
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
  • 松原 治郎
    1978 年 28 巻 4 号 p. 88-91
    発行日: 1978/03/31
    公開日: 2009/10/19
    ジャーナル フリー
    『家族変動の社会学』。この壮大なオーケストラ・シンフォニーを前にして、私はこれまで何回か立ちすくんでしまった。陶酔というよりは畏敬に近い心持ちに引き入れられ、読み進んでは立ち止ってきた。本書を手にしてもう数年になる。批評することを前提にこの本に立ち向ったのが、そもそもの誤りであったを云わざるを得ない。書評など私には出来ないのである。読後感を書かせていただくことで責をふさぎたい。
    本書は、家族社会学セミナーの第三回および第四回の研究成果をとりまとめたものであるが、その構築ぶりからいっても、取り組む姿勢からいっても、優に基本的な現代家族理論体系と呼ぶにふさわしい大著といわなけれはならない。まず内容構成を紹介しておくことにしよう。
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