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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2189-4760
Print ISSN : 1881-7319
ISSN-L : 1881-7319
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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33 巻 (2023)
supplement 号 p. 1s-
32 巻 (2022)
1 号 p. 1-
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31 巻 (2021)
3 号 p. 283-
2 号 p. 157-
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30 巻 (2021)
3 号 p. 3_I-
2 号 p. 145-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
29 巻 (2019)
3 号 p. 359-
2 号 p. 171-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
28 巻 (2018)
3 号 p. 365-
2 号 p. 161-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
27 巻 (2017)
3 号 p. 228-
2 号 p. 95-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
26 巻 (2016)
3 号 p. 422-
2 号 p. 145-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
25 巻 (2015)
3 号 p. 321-
2 号 p. 129-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
24 巻 (2014)
3 号 p. 285-
2 号 p. 145-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
23 巻 (2013)
3 号 p. 257-
2 号 p. 125-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
22 巻 (2012)
3 号 p. 253-
2 号 p. 163-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
21 巻 (2011)
3 号 p. 175-
2 号 p. 67-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
20 巻 (2010)
3 号 p. 119-
2 号 p. 89-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
19 巻 (2009)
3 号 p. 203-
2 号 p. 91-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
18 巻 (2008)
3 号 p. 197-
2 号 p. 83-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
17 巻 (2007)
3 号 p. 183-
2 号 p. 83-
1 号 p. 1-
supplement 号 p. 1s-
16 巻 (2006)
2 号 p. 271-
1 号 p. 1-
15 巻 (2005)
4 号 p. 457-
3 号 p. 297-
2 号 p. 243-
1 号 p. 1-
14 巻 (2004)
3 号 p. 331-
2 号 p. 205-
1 号 p. 1-
13 巻 (2003)
3 号 p. 405-
2 号 p. 287-
1 号 p. 1-
12 巻 (2002)
3 号 p. 291-
2 号 p. 143-
1 号 p. 1-
11 巻 (2001)
3 号 p. 345-
2 号 p. 217-
1 号 p. 1-
10 巻 (2000)
3 号 p. 305-
2 号 p. 159-
1 号 p. 1-
9 巻 (1999 - 2000)
4 号 p. 457-
3 号 p. 259-
2 号 p. 111-
1 号 p. 1-
8 巻 (1998 - 1999)
3 号 p. 191-
2 号 p. 113-
1 号 p. 1-
7 巻 (1997 - 1998)
3 号 p. 153-
2 号 p. 77-
1 号 p. 1-
6 巻 (1996 - 1997)
3 号 p. 167-
2 号 p. 73-
1 号 p. 1-
5 巻 (1995 - 1996)
3 号 p. 119-
2 号 p. 61-
1 号 p. 1-
4 巻 (1994 - 1995)
3 号 p. 129-
2 号 p. 75-
1 号 p. 1-
3 巻 (1993 - 1994)
3 号 p. 117-
2 号 p. 51-
1 号 p. 15-
2 巻 (1992 - 1993)
2 号 p. 45-
1 号 p. 11-
1 巻 (1991 - 1992)
2 号 p. 1-
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教育講演Ⅸ
呼吸器合併症のある肺癌の治療と管理
弦間 昭彦
原稿種別: 教育講演
2010 年 20 巻 3 号 p. 119-201
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_119
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肺癌は,発癌において,間質性肺炎,膠原病,小葉中心性肺気腫,慢性気管支炎,嚢胞性肺疾患などの先行病変と関連し,6価クロム,イベリット,ウラニウム,アスベストなどの職業性因子とも密接な関係をもつことも報告されている.これら因子により発癌し病変が合併した場合,いろいろな問題点が生まれる.診断において間質性肺疾患が先行した場合,肺腫瘍関連陰影を認識しにくいという問題点がある.また,治療において慢性閉塞性肺疾患に伴う低肺機能のために手術・放射線療法の施行が制約されたり,間質性肺疾患の存在にて手術・放射線・化学療法といった肺癌の主たる治療において間質性肺疾患の増悪をもたらす場合があり,ガイドラインに沿った治療を施行できない場合が多い.このような肺癌症例の特殊性を理解したうえで適切な治療や管理を行うべきである.
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(268K)
シンポジウムⅡ
包括的呼吸ケアを支える地域医療連携の現状と課題
─慢性疾患管理の新時代へ向けて─
堀江 健夫, 今村 聡
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 202
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_202
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(138K)
石巻医療圏におけるCOPD診療・ケアの現状と地域連携実現への取り組み
矢内 勝
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 203
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_203
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(129K)
COPD呼吸リハビリテーション地域連携パスでの訪問看護の役割と課題
棚橋 さつき, 山路 聡子, 大槻 雪枝, 堀江 健夫, 中川 美行, 宮前 芳江, 林 昌子
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 204-208
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_204
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近年,在院日数の短縮化などや社会の高齢化に伴い慢性疾患を抱え社会において生活しなければならない状況が生じている.施設完結型から地域完結型へと移行しているものの,地域におけるサービスに関しては不十分な状況である.今後は患者中心の医療連携,疾患管理のための地域医療連携がポイントとなる.慢性閉塞性肺疾患の連携にCOPD呼吸リハビリテーション地域連携パスや他職種との連携方法が必須である.
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(834K)
高齢期の地域ケアにおける課題
─生活機能の低下を予防するケア─
田畑 文子
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 209
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_209
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(89K)
在宅難病患者支援
─保健所の立場から─
阿部 敦子
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 210
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_210
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(126K)
呼吸ケアの医療連携の現状と課題
─日本医師会の立場から─
今村 聡
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 211-214
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_211
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日本医師会で取り組んでいる,呼吸ケアに関する生涯教育推進活動,および国民への啓発活動を紹介いたします.また,他の疾患と同様,呼吸器疾患も早期発見,早期診断・治療が重要なことから,医療関係職種の連携が必要であり,医療連携における医師会の役割は大きいと考えています.
今後の取り組みとして,わが国の医療行政におけるCOPDの位置づけの向上に向けて,日本COPD対策推進会議の設立を予定しています.
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(567K)
ランチョンセミナーⅩ
タバコによる健康被害と禁煙指導
─禁煙指導は保健医療従事者の重要な使命─
西 耕一
原稿種別: ランチョンセミナー
2010 年 20 巻 3 号 p. 215-220
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_215
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現在,「喫煙は喫煙病(ニコチン依存症+喫煙関連疾患)という全身疾患」であり,「喫煙者は積極的禁煙治療を必要とする患者」と認識されている.タバコ煙に多くの有害成分が含まれており,長期タバコ煙曝露により,がんなどさまざまな疾患のリスクが高まる.喫煙者の寿命は非喫煙者に比べ平均7~10年短くなり,日本においては約12万人の超過死亡が推計されている.すべての喫煙者に禁煙を勧めるのは医療従事者の重要な使命である.
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(534K)
シンポジウムⅢ
本学会のあり方をチーム医療から考える
黒澤 一, 鈴木 幸子
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 221-222
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_221
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(208K)
本学会のあり方をチーム医療から考える
─急性期チーム医療の視点から─
蝶名林 直彦
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 223-230
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_223
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呼吸ケア・リハビリテーション学会(以下本学会)の拠り所としているチーム医療は,気管内挿管やNPPVでも重要なポイントであり,また病棟における人工呼吸器療法,─即ち亜急性期医療での呼吸ケアチームの役割が保険適応になるなど認識されてきている.さらに本学会の歴史的変遷をみた場合,呼吸不全の慢性期のみならず急性期医療にも深くかかわり,今後呼吸療法医学会とも十分連携をとりつつ進展すべきである.
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(1093K)
本学会のあり方をチーム医療から考える
─慢性疾患看護専門看護師の立場から─
竹川 幸恵, 長谷 佳子, 本城 綾子
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 231-234
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_231
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本学会は,呼吸ケアに携わる多職種が一堂に会して,おのおのの職種の専門性に応じて最新の知識の習得を図るとともに,多職種の役割を把握し互いに尊重し協働するチーム医療の充実を可能とするものである.
チーム医療のさらなる発展のために,看護師はチーム医療の一員として役割を果たせるよう患者,家族教育のスキルアップや呼吸器ケアに特化していない施設への教育などがあげられる.学会全体の取り組みとして,チーム医療の充実における問題点の明確化と対策の実施,終末期ケアの確立などがあげられる.
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(547K)
本学会のあり方をチーム医療から考える
─在宅医療の立場から─
北川 知佳, 宮本 直美, 角野 直, 城石 涼太, 力富 直人, 千住 秀明
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 235-239
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_235
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当院では呼吸リハビリテーションの継続方法として,外来リハビリ,通所リハビリ,訪問リハビリを行っている.実際の在宅医療の現場では,他職種との情報交換不足や,在宅医療にかかわる職種が呼吸リハビリテーションを理解していないため連携が機能しなかったりする.今後,本学会では在宅医療の現状を把握し,在宅医療にかかわる職種へ呼吸リハビリテーションの啓蒙と,呼吸ケアの立場での介護保険法の制度の見直しの提案が必要と思われる.
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(510K)
本学会のあり方をチーム医療から考える
─スタッフ教育の視点から─
一和多 俊男
原稿種別: シンポジウム
2010 年 20 巻 3 号 p. 240-244
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_240
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呼吸ケアに関する医療チームの個々の職種に対する教育の機会は,比較的充実している.しかし,チーム医療による呼吸ケアを広く実践,普及していくためには,中核をなす看護師(コーディネーター)や医師(ディレクター)の育成と教育が必要である.また全職種の専門家が揃った呼吸ケア医療チームが存在する医療機関は限られており,医療チームを構成する医療従事者は他職種の知識や技術を習得しなければならない.本学会は医療チームを構成する個々の職種の各学会と交流して,教育講演やcollaboration symposiumなどを通し,幅広い呼吸ケアに関する知識や技術を習得できる機会を設ける必要がある.その習得した知識と技術を用いてチーム医療で呼吸ケアを実践し,本学会学術集会で各医療機関での成果や問題点などを発表することによって,互いに啓蒙,教育していくことが重要であると思われる.
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(786K)
原著
喀痰除去を目的とした呼気方法puffingの呼気流量増加に関する検討
金沢 星慶, 大島 洋平, 玉木 彰
原稿種別: 原著
2010 年 20 巻 3 号 p. 245-248
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_245
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健常者を対象に,4段階の肺気量位で,coughの圧縮相・呼気相における声門開閉を口唇開閉で代償する呼気方法:puffingのPeak Expiratory Flow(PEF)をcoughおよびhuffingと比較した.その結果,puffingのPEFは他の呼気方法よりも高値を示し(coughの1.3~1.9倍),低肺気量位ほどその傾向は強く,PEF低下患者の喀痰除去の一手段として,puffingの有用性が示唆された.
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(478K)
急性期呼吸リハビリテーションの無気肺の予防・解除に対する効果
安藤 守秀, 片岡 竹弘, 平山 晃介, 戸部 一隆, 多門 大介, 進藤 丈
原稿種別: 原著
2010 年 20 巻 3 号 p. 249-254
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_249
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急性期呼吸リハビリテーションの無気肺に対する効果を検討するため当院集中治療室に平成18年10月から翌年9月までに入室した2047例(後半の患者に対して呼吸リハを実施)について無気肺の発生と解除の頻度を比較した.呼吸リハは全体では無気肺の発生と解除に影響しなかったが挿管人工呼吸症例で無気肺の発生を減少させ解除を増加させた.無気肺はVAPと密接に関連していたが呼吸リハは無気肺の有無に関係なくVAPの発生を抑制した.
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(372K)
慢性呼吸不全患者における転倒のリスクについて
筒井 宏益, 藤田 美紀男, 佐野 博, 内藤 博道, 渡辺 充伸, 内賀嶋 英明
原稿種別: 原著
2010 年 20 巻 3 号 p. 255-258
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_255
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慢性呼吸不全患者(以下CRF患者)において,バランス能力を同年代健常者と比較した.また,大腿骨近位部骨折または脊椎椎体骨折受傷例で非CRF同疾患例との予後(入院期間,ADL変化,自宅復帰率,レセプト請求額等)の比較を行った.結果,CRF患者はバランス能力が低下しており,さらに,骨折事故を受傷するとADLやQOLが阻害され予後に悪影響を及ぼす.よって,CRF患者に対しては,早期より包括的転倒予防対策が必要である.
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(376K)
閉塞型睡眠時無呼吸症候群患者の身体組成の特徴
─四肢の筋量に着目して─
片岡 弘明, 田中 聡, 米井 嘉一
原稿種別: 原著
2010 年 20 巻 3 号 p. 259-263
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_259
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閉塞型睡眠時無呼吸症候群(obstructive sleep apnea syndrome: OSAS)患者の四肢筋量の特徴を明らかにすることを目的に,健常者との比較およびOSASの重症度との関連について検討した.その結果,OSAS患者の下肢筋量の有意な減少が明らかとなり,また,OSASが重症化するほど四肢筋量が減少している傾向にあった.よってOSAS患者への運動プログラムには,有酸素運動に加えレジスタンストレーニングも取り入れる必要性が示唆された.
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(597K)
当院における肺年齢の意義に関する検討
今泉 伸一, 大瀬 寛高, 西須 直美, 西村 玲子, 岩本 浩二, 田上 未来, 冨田 和秀, 岩井 浩一, 居村 茂幸
原稿種別: 原著
2010 年 20 巻 3 号 p. 264-267
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_264
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当院症例において肺年齢の意義について検討した.肺年齢は予測肺活量1秒率と強い負の相関を認め,閉塞性および拘束性換気障害のいずれをも反映する指標と考えられた.肺年齢は喫煙により上昇し,肺年齢差が有意に大きくなるため,禁煙指導の際にタバコの害を具体的な数字・根拠として提示できるものと思われる.肺年齢はCOPDに限らず呼吸器疾患全般の拾い上げに有効で,患者教育・啓発に役立つと考えられる.
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(378K)
研究報告
フライングディスクとの出会い
─HOT患者の立場から─
原田 友義, 小谷 素子, 大平 峰子, 鏑木 武, 酒井 雅木, 水田 雄一郎, 平井 一也, 黒澤 一, 石川 朗
原稿種別: 研究報告
2010 年 20 巻 3 号 p. 268-271
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_268
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在宅酸素療法(HOT)患者に対するフライングディスクを用いたリハビリテーションの経験を患者の立場から報告する.移動距離が少なく呼吸を整えながら行うことができるこの競技は,HOTの酸素ボンベを携帯していても,車椅子が必要な患者でも十分に楽しむことができる.練習会への参加でADLの改善が期待できるだけでなく,競技会への参加を目標にすることで運動継続に対する動機づけやQOL改善の可能性がある.
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(514K)
総説
COPDガイドラインのプライマリケア普及に向けての検討
─酸素療法ガイドライン・NPPVガイドラインの検証─
岩永 知秋, 金子 靖子, 石松 明子, 古森 雅志, 吉田 誠, 野上 裕子, 麻生 博史, 中野 博, 岸川 禮子, 下田 照文
原稿種別: 総説
2010 年 20 巻 3 号 p. 272-277
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_272
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COPD慢性安定期における酸素療法・NPPVガイドラインについて,残された課題を論じた.軽度の低酸素血症,運動時や夜間のみの低酸素血症における酸素療法の意義は明らかでなく,携帯用酸素供給の呼吸リハビリテーションに対する意義が注目されている.NPPVガイドラインで慢性安定期COPDに対する評価はエビデンスレベルⅡ,推奨度Cであり,有効例のサブ解析,呼吸リハビリテーションへの在宅NPPVの評価などが課題である.
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症例報告
左横隔膜麻痺を呈した高位頸髄損傷者のPCFを指標とした咳嗽練習の治療経験
海藤 正陽, 冨田 和秀, 田上 未来, 居村 茂幸
原稿種別: 症例報告
2010 年 20 巻 3 号 p. 278-282
発行日: 2010/12/28
公開日: 2016/09/01
DOI
https://doi.org/10.15032/jsrcr.20.3_278
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今回われわれは,左横隔膜麻痺を呈した高位頸髄損傷者に対して,Peak Cough Flow(以下,PCF)を指標とした咳嗽練習を試みた.本症例のPCFが270 L/min未満の病期においても,咳嗽時自己腹部圧迫の導入により即時的にPCFを高めることが可能であった.本報告では咳嗽練習(最大強制吸気・徒手胸郭圧迫)と自己腹部圧迫導入により,自己排痰が可能となった良好な経過を示した症例の治療経験を報告する.
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