日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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5 巻 , 2 号
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特別講演
シンポジウム1
原著
  • 吉野 克樹, Pokorski Mieczyslaw, 片桐 佐和子, 北山 和貴, 須藤 孝子, 吉村 章子, 井澤 裕, 鏑木 孝之, ...
    原稿種別: 原著
    1995 年 5 巻 2 号 p. 86-89
    発行日: 1995/12/20
    公開日: 2019/10/15
    ジャーナル フリー

    運動時の換気応答と循環反応の関係について検討した.エルゴメータによる運動負荷時,通常の呼吸(横隔膜を使用Pdi≠0)と横隔膜を使用しない(Pdi=0)呼吸を行ったときの,換気応答と心拍出量を測定した.Pdi=0呼吸では心拍出量は低下した.しかし換気応答は横隔膜を使った呼吸と同様の換気反応の増加を認めた.以上の結果より,運動時の循環反応(心拍出量)は換気増加の直接的関与要因でないことが示唆された.

  • 安藤 守秀, 堀場 通明, 角田 俊昭, 進藤 丈, 町田 和也, 谷口 陽吉, 岩永 吉史, 高木 健三
    原稿種別: 原著
    1995 年 5 巻 2 号 p. 90-95
    発行日: 1995/12/20
    公開日: 2019/10/15
    ジャーナル フリー

    私たちは大垣市民病院呼吸器科に入院中の呼吸不全・準呼吸不全患者に対して,生活自立を目標とした系統的呼吸リハビリテーションを実施し,目標達成度と達成までの期間について検討を加えた.結果,9例の寝たきり,5例のH-JV°を含む53例の患者で,80%前後の患者が各リハビリ項目に関して目標を達成し,その必要期間は各項目とも平均2週間程度であった.しかし教育指導に関しては最終目標達成は60%に留まり,家庭での継続実施や活動能力の維持に課題を残したと考えられた.

  • 真部 紀明, 有田 健一, 江島 剛, 大道 和宏, 今岡 尚子, 徳本 久仁子, 尾形 聡
    原稿種別: 原著
    1995 年 5 巻 2 号 p. 96-100
    発行日: 1995/12/20
    公開日: 2019/10/15
    ジャーナル フリー

    3ヵ月以上在宅酸素療法を実施した57例(肺気腫30例,肺線維症6例,肺結核後遺症6例,気管支拡張症5例,その他の疾患10例)を対象に,自己評価式の調査表によるうつ傾向の評価やアンケート調査による在宅酸素療法実施上の問題点の把握を行った.患者は在宅での生活を強く望み在宅酸素療法を評価した.しかし在宅酸素療法患者の約1/3ではうつ傾向の存在が疑われ,同療法実施に伴って精神面・経済面・社会福祉面などさまざまなストレスを感じている可能性が推察された.酸素吸入によって自覚症状の改善はみられたが,生活の質の改善には結びつかない症例のあることも否定できない事実であった.在宅酸素療法患者間での強い親近感の表明は,患者周囲の人的交流の機会の増加をはかる立場からは興味深いものであった.心身両面にわたる包括的な医療,器具の改良や社会基盤の整備などの環境整備,社会福祉面での充実が必要であると思われた.

  • 長谷川 幹, 石原 享介, 羽白 高, 梅田 文一
    原稿種別: 原著
    1995 年 5 巻 2 号 p. 101-105
    発行日: 1995/12/20
    公開日: 2019/10/15
    ジャーナル フリー

    阪神・淡路大震災が,在宅酸素療法施行症例に及ぼした影響について検討した.対象症例102例中,震災後2ヵ月以内に14例が死亡し,過去2年に比べて明らかに多かった.震災後1週間以内に当院を受診できた症例は2例(2%)にすぎなかった.一方,震災の影響で酸素の供給が一時的に途絶えた症例は15例(21%)にすぎず,大部分が1日以内であった.避難所へ避難した症例が5例あったが,いずれもボンベによる酸素供給がなされていた.

  • 大宅 由加利, 石上 陽子, 岩永 知秋, 白木 博文, 小川 智, 平井 正志, 広瀬 隆士, 西間 三馨
    原稿種別: 原著
    1995 年 5 巻 2 号 p. 106-111
    発行日: 1995/12/20
    公開日: 2019/10/15
    ジャーナル フリー

    国立療養所南福岡病院呼吸リハビリ棟では,慢性呼吸器疾患患者の入浴動作における低酸素状態や呼吸困難感を把握し,その改善のため指導法の検討を行っている.今回慢性肺気腫,肺線維症,および肺結核後遺症の3つの疾患の入浴動作の比較を行った結果,疾患による特徴がみられ,それを踏まえたうえでの動作・呼吸法の指導の必要性が示唆された.

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