インターネットやコンピュータ通信などが,会社などの組織だけでなく,一般家庭へも接続され,多量の情報が瞬時に得られる時代になった。これからの社会を生き抜く者として,情報の判断,選択,整理,処理能力及び新たな情報の創造,伝達能力など情報活用能力が問われる時代になり,生徒に情報活用能力を身につける必要が生じている。そこで,今回,中学校の教育の場で,模擬コンピュータネットワークを利用してあたかもインターネットやコンピュータ通信をおこなっているような環境を実現し,情報活用能力を身につけることを目標にした,中学校技術・家庭科情報基礎領域での授業例について報告する。
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