講師による音声とホワイトボードの板書アニメーションを組み合わせて実験的なWBT(Web Based Training)コンテンツ(Javaプログラム入門)を作成した.通常,このような教育コンテンツはビデオカメラで講師自身の映像をビデオカメラで撮影し,収録した動画をキャプチャした後,オーサリングソフトによる編集・圧縮の工程を経て作成する場合が多い.本研究では,講師映像は使用せず,講師の声とホワイトボード(ペイントを使用)上の講師自身による板書のアニメーションを中心に構成した.その結果,本コンテンツの作成時間・コストが大幅に削減できた.この方法は他の科目によるコンテンツにも有効であると考えられる.本研究では,作成したWBTコンテンツの仕様と同コンテンツを学生に提示して,教育実験を行った際のシステム全般に対するアンケートの予備調査について報告する.
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