日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
17 巻, 2 号
選択された号の論文の19件中1~19を表示しています
表紙・目次
基調講演
シンポジウム 学校教育と地域活動を結ぶ新たな教育システムの構築:担い手をいかに育成するか
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 17 巻 2 号 p. App3-
    発行日: 2002/10/26
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 三宅 志穂
    原稿種別: 本文
    2002 年 17 巻 2 号 p. 1-6
    発行日: 2002/10/26
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    博物館と学校との連携について,現状ではどのようになっているのかを調査することを目的として,兵庫県立人と自然の博物館を訪問した.本研究では,訪問した際に実施したインタビューと入手した資料をもとに,どのような組織構成で運営されているのか,博物館職員は学校との連携についてどのような考えをもっているかについて,考察することを目的とする.人と自然の博物館は,兵庫県の「学習推進員制度」のもと,児童・生徒の対応をする職員として「学習推進員」を設置していた.しかしながら,1998年に「学習推進員制度」が廃止されたために,独自に「ミュージアム・ティーチャー」を設置することになった.博物館と学校とが連携していくためには「ミュージアムティーチャー」のような,子どもたちの扱いに対するベテラン職員の配置が不可欠である.博物館と学校が連携を図るためには,こういった人材の確保と雇用体制の確立,人数の確保を図るシステムを整備することが必要になるだろう.また,組織事業のために必要となる人材を積極的に確保していくために,組織長に裁量権を持たせることや,社会の流れをくみ取った事業展開ができるような組織作りを可能にするしくみも取り入れることが望まれると考えられた.
  • 降旗 信一
    原稿種別: 本文
    2002 年 17 巻 2 号 p. 7-12
    発行日: 2002/10/26
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ネイチャーゲームは、今日、日本では最もよく知られた野外学習プログラムの1つである。このプログラムは、アメリカのナチュラリスト、J.コーネルの考案したシェアリングネイチャープログラムが1986年以降、日本に普及されたものである。日本への導入にあたり当初中心的な役割を果たしたのは1970年代から子ども向けの自然観察会活動を展開していた日本ナチュラリスト協会であり、その後、この活動は日本ネイチャーゲーム協会へと引き継がれ現在に至っている。ネイチャーゲームは、「自然へのきづき」「わかちあい」「フローラーニング」という理念上の特徴をもち、また、プログラム構造としては、個々の単位活動であるアクティビティと、複数のアクティビティの連続によるひとつらなりの体験活動としてのプログラムという特徴をもつ。今日のネイチャーゲームは、「定型教育」「不定型教育」「非定型教育」のそれぞれにおいて、多様な形で展開されているが、その一方でこれらの教育類型を相互に連関させながら地域における学習者の自己実現と相互承認をはかる主体形成を意識した地域環境創造活動としても展開されつつある。
  • 小川 義和
    原稿種別: 本文
    2002 年 17 巻 2 号 p. 13-18
    発行日: 2002/10/26
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    学校と博物館が連携し,効果的な学習活動を展開するためには,博物館における学習資源を利用することが重要である,博物館を特徴づける学習資源としては,博物館資料と博物館職員の専門性が考えられる.本稿ではこれらの学習資源を効果的に利用するために,児童生徒を対象にした博物館の学習活動における指導者の役割を分析し,必要な人材について考察する.
  • Sook-Kyoung Cho
    原稿種別: Article
    2002 年 17 巻 2 号 p. 19-22
    発行日: 2002/10/26
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
研究発表
feedback
Top