日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
25 巻, 1 号
平成22年度日本科学教育学会第1回研究会
選択された号の論文の27件中1~27を表示しています
表紙・プログラム
発表
  • - メディア・リテラシーの観点から -
    関本 英太郎
    2010 年 25 巻 1 号 p. 1-2
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • ―ふくしまサイエンスぷらっとフォーム事業の活動を中心に―
    岡田 努
    2010 年 25 巻 1 号 p. 3-4
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    2008 年度に独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「地域ネットワーク支援事業」で採択となった「ふくしまサイエンスぷらっとフォーム(spff)」事業は,福島大学が中心となり,県内の科学館・博物館,公設試験研究機関等をコアメンバーとして科学普及活動の企画方法や異なる分野・業種間の連携,そして県内における科学普及活動の場を新たに設定したり,新たな手法を開発して科学普及活動のすそ野の拡大も目指して活動している.また本事業では,単に年に数回の大型のイベントを開催するだけの単発型の連携や,一方に負担だけを強いる連携でなく,本事業に参加している各施設が日常業務の中で企画立案や,実験工作等の開発や技術指導等において気軽に協力できる体制づくりを目指している.そこで生じた課題や,大学がコーディネーターをつとめる意義にふれ,本事業における連携スタイルが「ふくしま」の特徴を表す活動であり,地域の科学教育の底上げを担っている点などを紹介する.
  • 八木 一正, 木幡 大河, 菅原 布美, 佐藤 真里, 佐々木 聡也
    2010 年 25 巻 1 号 p. 5-6
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    遊園地はジェットコースター一など子どもにとってワクワクする非日常的な面白物理体験が一杯で、楽しい力学体験の宝庫である。これを「遊園地は巨大な科学実験室だ!」という認識に立って、子どもの理科離れ・物理嫌い対策として、200 人規模を目指す「科学体験学習会を地元の遊園地で10 年前から毎年夏に実施してきた。そこでは、楽しみながら「科学する心」を育てるだけでなく、怖い乗り物にもビクつかない勇気と冷静さを持つチャレンジ精神を持つ子どもの育成にも繋がり、「地域からビッグな子を育てよう」という取り組みで、地域の期待も大きい。本研究では、10 回目になるこの科学体験学習会の経緯・成果、今後の課題や展望について紹介する。
  • 三井 隆弘, 立身 政信
    2010 年 25 巻 1 号 p. 7-8
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    東北地方は全国平均と比較し、子どもから成人までの肥満率が高いことが知られている。いっぽうで、教育水準などの社会的背景によって肥満に差が見られるという報告は多い。青森県と岩手県では地域別に児童・生徒の肥満率を公表しており、両県出身の岩手大学新入生 685人を分類し、地域差が見られるか検討した。BMI や肥満率に顕著な差は見られず、肥満率が高い地域からの学生 78 人に BMI が 30kg/m2 をこえる高度な肥満者は見られなかった。これらの結果は、肥満率が高い地域においても、一定の教育水準にある児童・生徒では、良好な傾向があることを示唆している。
  • 三橋 功一
    2010 年 25 巻 1 号 p. 9-14
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    授業研究は,授業・授業記録を定型化された手続きにより読み・分析し対象化の活動である.授業研究のために授業記録(逐語記録)について,コミュニケーションにおけるメッセージの記号化をモデルに 授業の時系列・連鎖的な過程を分節化・部分系列化を行い 〔時間・遷移(構成),内容〕の 次元構造に変換し表記する手続きを検討した.
  • 菱田 隆彰, 池田 輝政, 小澤 和弘
    2010 年 25 巻 1 号 p. 15-18
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では,主に大学教育において必要とされる電子的なポートフォリオを管理するシステム(以降,ポートフォリオシステムと呼ぶ)を導入・構築するにあたり基礎的な検討を行う.ポートフォリオを利用した授業や評価は,その効果が実証されるに至って重要性が認知され始めている.昨今の教育環境の電子化によってポートフォリオについても電子的な管理システムが必要となっており,この数年でポートフォリオシステムは数多く発表されており,ソフトウェアベンダによる有償のもの,無償のオープンソースシステムのもの様々なものが存在する.しかし,実際に導入・利用する場合にはポートフォリオ本来の機能の善し悪しに加え,既存のシステムとの連動や使い勝手の良さなど多くの問題を検討しなくてはならない.本稿では,これらのソフトウェアの状況をふまえ,できるだけ簡素で使いやすいポートフォリオシステムがどうあるべきかを検討する.
  • ~情報社会の諸問題をテーマとして~
    加納 寛子, 光原 弘幸, 山崎 雄介
    2010 年 25 巻 1 号 p. 19-22
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    インターネット上のコンテンツは急速に増加し,レポート剽窃の続出が,昨今の高等教育における課題の一つとなっている.レポート作成方法の指導と機械的チェックの双方がそろって,レポート剽窃防止につながるのではないかと考え,レポート剽窃防止の枠組みを提案した.そして,レポート作成方法の指導のみ行い提出させたレポートと,機械的チェックの連絡も行って提出させたレポートを比較した.機械的チェックの事前連絡を行わなかったケースでは,50%を越す剽窃が見られるレポートが34件中1件検出された.だが,機械的チェックよりも,本質的な指導の重要性が示唆された.
  • -小学校5年生の単元「ものの溶け方」において-
    藤崎 聡美, 村上 祐
    2010 年 25 巻 1 号 p. 23-24
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    小学校 5 年生の単元「物の溶け方」では,様々な実験を行いつつ「物は溶けて見えなくなってもなくならない」という「粒子の保存性」の基礎を学習してきているが,2006 年に国立教育政策研究所が実施した「特定課題調査」では「水に食塩を溶かした後の食塩水の質量」を問う設問に対する正答率が 5 割台の低い結果となった.これは,児童が「見えないけれど存在する」を理解出来ておらず,「粒子の保存性」に対する理解が充分ではなかったと考えられる.そこで,本研究では児童の理解を深めることに主眼をおき,2 つの違った方法で「見えないけれど存在する」の演示を考案した.この演示を「考えるツール」として活用した場合,児童の「見えないもの」に対する思考が深まるのではないかと考えた.
  • 田口 瑞穂, 藤田 静作
    2010 年 25 巻 1 号 p. 25-28
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
     子どもの感性を耕すことで,理科が好きな子どもが増え,学習意欲や学力を向上させることができた.しかし,感性が目覚めている状態でなければ,耕そうとしても効果は得られない.そこで,どのような働きかけをしたら感性が目覚め,充実した学習が進められるかについて仮説を立てて試みた.その結果,次の4つの方法が効果的であるということが明らかになった. 1.五官を働かせた直接体験が必要であること 2.考えてから観察させると効果的であること 3.アンテナの立て方を身に付けさせるとよいこと 4.分かるものしか分からないこと(知識の必要性)
  • 阿部 駿, 加納 寛子
    2010 年 25 巻 1 号 p. 29-32
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    現在ネットワーク上ではコンピュータウィルスが猛威を振るっている.最近は高性能のウィルス対策ソフトが発売され,ウィルスにかかりにくくはなってきているが,ウィルスそのものも日増しに高度化している.そこで大学生のコンピュータウィルスに対する意識はどのようなものなのか調査した.大学生に選択式無記名のアンケートを実施し,コンピュータウィルスに関してどの程度関心があるのか,またしっかりと対策を行っているのか調べた.その結果 Mac OS 利用者以外は全て何らかの方法でウィルス対策を行っていたが,感染経験のある人も複数いて,対策が十分であるとは言えなかった.今後個人情報や研究論文等を扱う上で大変不安である.これからは中学校や高等学校での情報リテラシー教育をもっと厚くして,大学生になって大多数の人が自分のパソコンを持つようになる前に,コンピュータウィルスの脅威を十分に理解させなければならない.
  • -ビューワーによる再生と動画作成-
    横田 大裕, 熊谷 詩子, 名越 利幸
    2010 年 25 巻 1 号 p. 33-34
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    時間変化がゆっくりで観察しにくい雲をインターバル撮影という手法を用いることにより,連続的に観察可能となる。さらに撮影した画像ファイル群から AVI 動画ファイルを作成し,ファイルの取り扱いもより容易なものとし,パッケージ化することを試みた。
  • 小笠原 悠人, 名越 利幸
    2010 年 25 巻 1 号 p. 35-36
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では大型なため容易に扱いにくく,高価な気象観測用係留気球を,身近な素材と軽量化された温湿度データロガーを用いることで,小型で軽量な係留気球を試作した.開発した簡易係留気球は持ち運びも容易なため,多様な地点で持ち運びも容易なため多様な地点で観測がしやすく,気球への再充填により,何回か再利用可能である係留気球ができた.
  • -小学校4年生理科「関節の動き」を例として-
    橋戸 孝行, 高室 敬, 名越 利幸, 八木 一正
    2010 年 25 巻 1 号 p. 37-38
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    平成21年度より,岩手大学教育学部附属小学校の理科研究部では,『自然事象の真理を探究する子どもをめざして』というテーマで研究を進めている.具体的には,事象提示と協同的な学びの工夫を通して,子どもたちに科学的知識の習得や活用を図り,科学的な概念を形成していくことをめざしている.ここでは,小学校4年生理科「動物のからだのつくりと運動」の単元において,腕の関節の存在や働きについて,子どもたちに実感を伴った理解を促すための事象提示の一例を紹介する.この事象提示をもとに,子どもたちは考え,話し合い,協力し,より深く課題を解決していこうとし,学習への関心や意欲を高めることを意図した.
  • ―小学校5年生理科「おもりのはたらき」を例として―
    高室 敬, 橋戸 孝行, 名越 利幸, 八木 一正
    2010 年 25 巻 1 号 p. 39-40
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究の目的は,1単位時間の授業の中で,導入段階の事象提示の役割と終末段階の事象提示の役割を明確にし,児童の実感を伴った理科を実なものにしていくことである.特に終末段階の事象提示では,学習のまとめを生かした再現性のあ る事象提示を行う.教室での学びが日常生活の中で活用されていることを知ることにより,学習内容の定着と身の周りの様々な現象に対する興味・関心を高めることをねらいとしている.
  • -見えない事象を捉えるための工夫-
    岡崎 友香, 今村 哲史
    2010 年 25 巻 1 号 p. 41-46
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年実施された国内外の学力調査結果等から,理科では科学的思考力や表現力等の育成が求められている.自然科学事象を理解し表現するときに,各人のイメージの役割は大きく,それを活用した学習の重要性が指摘されている.本研究では,先行研究をもとに,小学校第4及び第5学年の理科授業において,児童のイメージを生かした4つの指導方策を提案した.それらは,①友だちに考えの受容のためのイメージ化,②描画を用いた自然事象の表現,③予想場面における児童のイメージの表出,④事象間の関係のイメージ化であった.そして,それらの指導方策を導入した理科授業を実践し,その効果を分析した.その結果,特に児童のイメージの表出は,科学概念を構築するための手だてとして有効であることが明らかとなった.また,その他の有効な指導についても検証することができた
  • 佐藤 真里, 菅原 布美, 木幡 大河, 八木 一正, 橋戸 孝行
    2010 年 25 巻 1 号 p. 47-48
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では,小学校で濃度概念形成の授業を行い,児童にアンケートを取った結果から,濃度概念形成に必要な要素を模索した.小学校で食塩水に卵を浮かせる実験と,色水を使った実験を行い,児童の濃度に対する素朴概念を払拭させる授業を行った後,アンケートを取ると,濃度概念形成のためには,主に密度を理解することが重要であるという結果が出た.
  • 奥津 秀昭, 中川 裕幸, 山﨑 倫孝, 大澤 弘典
    2010 年 25 巻 1 号 p. 49-50
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
     「ミウラ折り」について算数科おける教材としての有用性を明らかにするために,模擬授業(1時間,対象:山形大学大学院生 9 名)及び実験授業(1 時間,対象:山形大学附属小学校 6 年生17 名)を実施した.実施した模擬授業及び実験授業の分析・検証を通して,次の(1)~(3)が分かった.(1)ミウラ折りは小学生にとって興味を引く教材になりうること.(2)丁寧な観察から図形の見方や感覚を養うことができること.(3)平行四辺形の具体物として扱うことができ,実感的な理解を深められること.研究全体としても PDCA サイクルを意識した授業開発により学習における教材活用の有効性を高めることができることがわかった.  また,課題も明らかになった.教材に対する児童の知識を高めるためには,授業での生徒の意見の価値づけが不可欠であり,今後検討していきたい.
  • 今 将史, 齋藤 亜樹子, 伊藤 哲也, 大澤 弘典
    2010 年 25 巻 1 号 p. 51-54
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
     「畳の敷き方を考える課題」について算数科における教材としての有用性を明らかにするために,Y大学附属小学校で 45 分間の実験授業(対象:6年生17名)を実施した。実施したその実験授業の分析・検証を通して,本課題では次の(1)~(4)の有用性があることが明らかになった.(1)回す,裏返すなどの図形の多様な見方が身につくこと.(2)図の共通点・相違点や系統性に着目し図を体系化することができること.(3)工夫して考えることの良さに気づき,その考えを利用することができること.(4)児童の学習意欲を喚起することができること.  また,次の2つの課題も見えてきた.1つ目は6畳の畳の敷き方が15通りであることの説明が児童にとっては難しいこと.2つ目は工夫して考えることの良さに気づくためには,操作物による思考の支援は本当に適切であったかということ.これらの2つの課題を今後の研究により解決または改善していきたい.
  • -盛岡市のヒートアイランド現象に関する事例を通して-
    高橋 由衣, 小山 ひかる, 名越 利幸
    2010 年 25 巻 1 号 p. 55-56
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年,地球温暖化をはじめとする「地球環境」の変化は急激な気候変動としてとらえられ,科学者だけでなく国民の中でも注目されている分野の一つである.本研究では,地域の学校と大学との連携事業として展開された「学校気象台」観測データを活用し,盛岡のヒートアイランド現象の分析を行うことを目的とする.
  • -盛岡市のフェーン現象に関する事例を通して-
    小山 ひかる, 高橋 由衣, 名越 利幸
    2010 年 25 巻 1 号 p. 57-58
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では,西側に奥羽山脈がある特異な地形に注目した.山脈を越える北西風によるフェーン現象が存在すると考え,本大学で設置した学校気象台の観測データを元に等地線描画ソフト(グヌプロット)を利用し,作画し,可視化することを試みた.その結果,寒気が厳しい冬の期間に観測地点の最も西側(土淵中学校)のみ温度が高い事実をとらえることができた.このことにより,盛岡市のフェーン現象の存在を明らかにすることを試みた.
  • 菅原 布美, 佐藤 真里, 木幡 大河, 佐々木 聡也, 八木 一正, 坂本 有希
    2010 年 25 巻 1 号 p. 59-60
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    音について私たちが普段授業で習う内容は,中学校であれば「振動である」ということのみ,高校ならドップラー効果などの計算問題が主たるもののように感じられる.しかし,新しい学習指導要領の理科の目標に「実感を伴った」という言葉が加えられた.そこで身近な音とのつながりを深めるために手作り楽器を通して科学的視点を育成することを試みた.すでに当研究室で行った実験データをもとにしながら,熱パイプオルガンを中心とし,実用化できるようなシステムを整えた.
  • 木幡 大河, 佐藤 真里, 菅原 布美, 佐々木 聡也, 八木 一正, 菊池 新司
    2010 年 25 巻 1 号 p. 61-62
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では、独自の粉塵爆発装置を作成して、生徒が視覚的に捉えやすい「粉塵爆発」の教室規模での教材化を試みる。粉塵爆発が起こりやすい条件を研究するとともに日常で爆発が起こり得る可能性も示し、生徒の防災の意識を高めることも目指したい。
  • ―サッカー・シュートとの類似性も探る―
    佐々木 聡也, 澤村 省逸, グリバハル マホムテ, 八木 一正
    2010 年 25 巻 1 号 p. 63-64
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    野球でホームラン(HR)を打つと、バットが急に軽くなってスカッとした“快感”が味わえる。HR でな くてもバットの芯を食らうだけで、楽に振れた感覚が伝わってくる。ボールと衝突してバットは減速こ そすれ決して加速しないのに、加速したと錯覚したりあるいはバットが急に軽くなったと誤解されたり するこの“素朴概念”の原因は何であろうか。本研究の目的は、その原因を探りながら球技スポーツ全 般に共通するボールとのインパクトにおける様々な謎の解明とスポーツ上達の科学的原理の追求である。
  • 浦野 弘
    2010 年 25 巻 1 号 p. 65-68
    発行日: 2010年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    公立中学校において開催した校内授業研修会の持ち方について,意識調査を行い,「教科における授業力や指導内容を磨くこと」を目的にすれば従来型,「教科の枠を越え授業の進め方(課題提示・発問・板書・評価など)についての力量形成」を目的にすればワークショップ型,「子どもの学びに着目し,子どもの学習から授業実践に改善」を目的とすれば学び型が適していると指摘している。また,他校において,授業参観及びその検討会の時間を確保するための工夫により,ワークショップ型の短時間の研修方法が効果的であることを指摘している。
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