日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
26 巻, 1 号
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表紙・プログラム
発表
  • 丸山 直生, 香西 武
    2011 年26 巻1 号 p. 1-4
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/04/07
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    来年度から実施される「新学習指導要領」には,野外観察の重視が打ち出された。地層の観察が行われても,化石に関する観察は少ない。露頭において「化石」の採集は容易なことではない。ところが,「生痕化石」は認知度は低いが,注目すれば比較的たくさん見つけることができる。さらに,「生痕化石」は地層が堆積した当時の環境を知る手がかりとなり,「示相化石」としても有効である。そこで,地域の素材を生かし,適切な露頭を教材化し試験的授業を試みるために,まず「生痕化石」の教材としての利点および問題点について考察した。
  • 張 娜, 香西 武
    2011 年26 巻1 号 p. 5-8
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    科学技術先進国として日本では小学校理科における多いところに参考する価値があると思われる。両国の小学校理科に関する指導要領,授業時数,理科授業の比較を通じて,現在中国と日本で小学校理科授業の様子が明らかにする。
  • 宮本 俊光
    2011 年26 巻1 号 p. 9-12
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/04/07
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    本稿は,小学校算数科に関する統計教育として,6 年生の単元「資料の調べ方」において,データの提示の仕方に関する教育技術的側面と意図的に特別なデータを含めることにより,実際の授業場面において,平均に関する話し合い活動を活性化させることを通して,児童が平均について深く考察するための教材開発をすることと,その教材を利用した授業実践のための授業提案をすることを目的とする.
  • 宮本 俊光
    2011 年26 巻1 号 p. 13-16
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/04/07
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    日常生活の中で,我々は実に多くの立体を目にする.例えば,立体図形に関係しては,その美しさや多様性を図画工作で扱うことは可能かもしれない.しかし,算数科においては,多くの立体図形の中から数学的に特徴のある図形について扱うことは,教科の独自性から考えても意味のあることである.小学校算数科 1 年生においては,図形の素地を養うことが教育目標でもある.そこで,本稿においては,4 つの図形に絞り,教材開発及び授業実践のための授提案をする.
  • 第5学年を対象として
    廣瀨 隆司, 坂井 武司, 石内 久次, 船越 俊介, 松嵜 昭雄, 長谷川 勝久
    2011 年26 巻1 号 p. 17-22
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/04/07
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本研究では,「小数×小数, 小数÷小数」に関して, 数の大きさは同じであるが,問題場面の状況が異なる問題を提示したとき, 児童がどのような問題場面の状況の立式に困難を示すかを明らかにすることを目的とする。調査結果の分析・考察から,「小数×小数, 小数÷小数」の立式に関して, 次のような事柄が明らかになった。(1) 乗法に関する「問題の構造」の理解は, 長さと重さ→重さとかさ→かさと面積の順に低くなり,「大×小」方略に依存している児童が, 約 15%いる。そして,「問題場面の状況」から, 乗法を行えばよいと考えた児童は, 2/3 以上いると考えられる。(2) 除法に関する問題 2・5・8, 問題 3・6・9 における「問題構造」の理解は低く,「大÷小」方略に依存している児童は, 1/4 程度いると考えられる。また,「問題場面の状況」から, 除法を行えばよいと考えた児童は, 問題 2・5・8 では 2/3 程, 問題 3・6・9では 1/2 ~ 2/3 程いると考えられる。(3) 乗法に関して,「長さと重さ」と「かさと面積」の間には有意な差があり,「問題場面の状況」が立式に影響を及ぼすと考えられる。
  • -シンガポール教科書の導入に伴う現状と課題-
    松嵜 昭雄
    2011 年26 巻1 号 p. 23-28
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/04/07
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    パラオ共和国では,2011 年 8 月新学期より,シンガポール教育省が編纂した教科書を国定教科書として導入し,第 1 学年から第 3 学年までは本教科書にもとづき授業が行われている。本稿では,新教科書の導入に伴うパラオにおける数学教育事情の変化と,教育省主導の新数学カリキュラム普及への取組について報告する。方法は,教育省カリキュラム指導課所属のMathematics Specialists にインタビューを行い,青年海外協力隊の方々が活動している現地小学校 3 校の数学授業を参観した。
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