臨時教育審議会、教育課程審議会等の答申において、「情報社会への対応」が強調され、特に学校教育の場ヘコンピュータの導入が積極的に打ち出されてきた。そこには、① 教育内容面での情報活用能力の育成 ② 教育方法での学習指導における情報手段の利用の2点があげられている。今後、コンピュータ教育を学校現場に浸透、普及させるための問題点として、ソフトウェアの供給方法と教員研修の在り方がクローズアップされてきた。教員研修にあたって、いま研修環境の見直しとともに新しくモジュール方式が検討されている。それを使って対象別の教員研修システムをつくることが現在の課題である。