日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
3 巻, 5 号
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表紙・目次
〔基調講演〕
〔研究発表〕『コンピュータを活用した教育実践例(コンピュータデモ付き』
  • 原稿種別: 付録等
    1989 年3 巻5 号 p. App2-
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 清水 一幸, 中村 次郎
    原稿種別: 本文
    1989 年3 巻5 号 p. 5-10
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    「原子量」の学習を題材として、目標行動の決定、目標行動の論理分析、形成関係図の作成、コースアウトラインの決定、前提の決定 という手順で授業設計を行った。この授業設計にもとづき、まずプログラム・テキストを作成し、このフレームをメインフレームとして、学習者に対するフイードバック、学習履歴を考慮した分岐、治療フレーム等を加えて、チュートリアアル・モードのCAIコースウェアを作成した。次に、コースウェアを実践し、学習した生徒の目標への到達度を調べた。その結果、殆どの生徒が目標に到達したことから、作成したコースウェアの効果が確認された。また、生徒一人一人の学習状況の分析から、学習指導の過程をより個に対応したものとするためには更に改善が必要であることか明らかになった。
  • 小泉 真琴
    原稿種別: 本文
    1989 年3 巻5 号 p. 11-14
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    自然界に存在する「物質」を扱い、「物質」を理解させる教科が『化学』である。物質観の育成を進めるにあたって、授業で実験を実施することは、「物質」を化学的に考察する能力と態度を養うことができるはずである。今日、高等学校の授業では、実験器材等が完備されておらず、実験室で実験できない物質や年間の授業時数の不足等の課題がある。これらの課題を解消するため、パソコンを利用して実験 (プレラボ) を実施して、授業時間の有効化と短縮化をはかった。本稿では、授業時間の有効化を意図した、中和滴定の実践を紹介する。
  • 真下 峯子, 片桐 宏之, 青木 隆道, 長壁 宏, 高橋 義典, 山川 晃
    原稿種別: 本文
    1989 年3 巻5 号 p. 15-18
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    遺伝の内容は生物学を構成する重要な内容であり、かつ生物教育の重要な柱であって、教育内容としても不可欠のものである。しかし、様々な理由から、それらの内容は子供達にとって、学習困難な内容であると捉えられている。それらの知的内容を損なう事なく、学習困難を軽減し、子供達の学習を促すための方策の一つとして、現状の把握とモデル実験を取り入れた授業改善への一試行を示した。ここでは、メンデルの諸法則に現われる形質の出現率について誤った理解が多くなされている実態が明らかになった。そこで、メンデルの法則をモデル実験を通して指導することにより、その解消を図った。コンピューターリテラシーを高めることも含めてモデル実験のデータ処理やより多量のサンプルを想定した場合のシミュレーションをコンピューターで行った。
  • 飯塚 清徳
    原稿種別: 本文
    1989 年3 巻5 号 p. 19-24
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    地球内部の状態を推定する方法に地震波を使用することはどの教科書にも書いてあるが、実際に生徒がそれを確かめることは困難であった。記載事項をそのまま信じるだけでは科学的興味は涌かない。幸いにして今日パソコンという強力な武器が各学校現場に導入されている。ひと昔前の大型コンピューターに匹敵する能力をいかして地震波の伝わり方が簡単にCRT上に描写できる。条件 (速度分布) をいろいろに変化させて最も実物に近いモデルを生徒自身の手で捜しだせる。走時曲線、速度の分布曲線、地震波の経路の3つのデータをあれこれと比較検討しながら地球内部の状態を推定していくのが本シミュレーションの目的である。
  • 野沢 直美
    原稿種別: 本文
    1989 年3 巻5 号 p. 25-28
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    理科の教育は原理・法則の理解のみならず、自然の事物・事象に触れさせ、実験・観察をする中で、科学的方法により探究する態度を育成することにある。しかし、化学教育では、目に触れさせることのできない粒子概念、また実験化の困難な教材、危険な実験等を伴うことが少なくない。こうした内容の理解をはからせることは、教員の力量の問われるところでもある。一方、普通科高校に通う約6割の生徒が就職する傾向にある。進学という目的をもった生徒と異なり、教科の必要性を持たない生徒は、学習意欲の欠如している場合が多くみられる。そのために、興味・関心を持たせ、授業に積極的に向けさせる工夫で、四苦八苦している教員は少なくない。こうした両者の解決に、計画的なコンピュータの導入で、生徒の学習意欲の向上と理科への関心を深めることができた。今後は生涯学習教育の基盤として、自己教育力を育てることが教育の最重要課題である。コンピュータの導入はこの点でも充分に効果を発揮することが期待できる。
  • 大川 ち津る
    原稿種別: 本文
    1989 年3 巻5 号 p. 29-34
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    社会の高度情報化に伴い, 生徒のコンピュータに対する関心は非常に高まってきた。学校においてもパソコンを有用な教具として活用すべき時代に入ったといえる。東京都は, 昭和63年度から普通科の高校に対してひとクラス分のパソコンの設置, 並びに, 情報教育指導教員養成の研修を始めた。「パソコンを如何に有効に活用すべきか」ということが全教科に課せられた大きな課題となったのである。生物科においても「生物実習へのパソコン導入」に向けて積極的な取り組みが必要になった。筆者は昭和57年度, 「植物同定実習」にはじめてパソコンを導入した。現在は、「パソコンによる遺伝実習」も行っている。パソコンを使って実習を行う場合, 直面する大きな課題は, 「教材としてのプログラム」に関する事項であろう。筆者の場合, プログラムの作成は共同研究によるが, 63年度までに作成して実習を行ったプログラムを紹介し, あわせて「教具としてのパソコン」, 実習の様子等について述べる.
  • 吉村 忠与志
    原稿種別: 本文
    1989 年3 巻5 号 p. 35-40
    発行日: 1989/03/11
    公開日: 2017/11/17
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年, パソコンを化学教育の現場でも, 導入して教育方法の改善を行いたいという教師が多い。しかし, 板書に比べて教材となる化学教育ソフトも少なく, 教育現場に定着するまでには至っていない。本報では, 化学教育のコンピュータ支援教育(CAI), すなわち, 化学ドライラボ教育の必要性と有効性を論じ, その教育に必要なソフトウェアの開発と, その試用について発表する。さらに, 「化学PC研究会」を主管している中で, 化学者や化学教育者らが開発した化学ソフトウェアの収集・登録および頒布を実施して, 得られた化学教育ソフトの現状について論ずる。
〔パネルディスカッション〕『学習指導要領(高等学校理科)の改訂』
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