堆積学研究
Online ISSN : 1882-9457
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51 巻 , 51 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 内田 隆
    51 巻 (2000) 51 号 p. 1-3
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
  • 青木 三郎, 神山 宣彦, 篠原 也寸志
    51 巻 (2000) 51 号 p. 5-21
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    七島-硫黄島海嶺域から採取された2本のピストン・コアサンプルについてXRD, ATEM, XRF分析による鉱物・地球化学的研究を行った. 粘土鉱物学的研究から, コア全体でイライト, クロライトが卓越し, 一部の火山灰層を除きスメクタイトとカオリナイトは主要成分ではないことがわかった. また, 粘土鉱物組成の垂直的な均質さや各粘土鉱物の化学組成と形態的特徴は, これらの粘土鉱物は陸源砕屑性であることを示した. しかしながら, コアSt. 16に含まれるサポナイトの一部は, 海底で生成される自生の可能性と近接する海嶺から供給される可能性を指摘し, その運搬には黒潮以外の海流や水塊が介在している可能性を暗示した. 粘土粒子の鉱物組成は粘土鉱物と非粘土鉱物の割合が, St. 16で67: 33, St. 19で66: 34といずれも粘土鉱物の含有率比が高いことを示した. コアの地球化学的研究から, コアSt. 16では下部層 (130cm以深), 特に最下部で砕屑性鉱物の影響が強まった時期があったことを示している. 上部層では, 37~39cm層準でその影響の強まりを示すがその後は急激に弱まりを示す. 一方, 生物生産活動は最下部層で最小を示しそれ以降増加傾向を示しながら最上部 (間氷期) で最高となる. 南部で採取されたコアSt. 19では, 約22Ka以前で生物源炭酸塩因子と砕屑性鉱物による影響はピークに達する. 13Ka前後で生物源炭酸塩因子と砕屑性鉱物に正の相関性が認められ, 13Ka以降砕屑性鉱物による影響度が弱まるが, 有機物生産性は増大傾向を示し, 間氷期で高くなっていることを示した. 過去25,000年間の砕屑性鉱物の影響と生物生産活動は, 気候変化による風力と湧昇流の強度に連動していることを指摘した.
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  • 中澤 努, 遠藤 秀典
    51 巻 (2000) 51 号 p. 23-38
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    関東平野中央部 (大宮・野田地域) の地下浅部に分布する更新統について, 3地点のボーリングコアを基に, シーケンス層序学的解析を行った. その結果, 地下約100m以浅に7つの堆積シーケンスが認められた. このうち調査深度内の上部に分布する堆積シーケンスは陸成の堆積相が卓越する. 一方, 下部の堆積シーケンスはバリアー島システムによって形成された海成の堆積相が卓越し, 特にラビンメント面の下位にベイラビンメント面と比較的厚い内湾相 (ラグーン相) が保存されていることを特徴とする. ラビンメント面およびベイラビンメント面の各ボーリング間の標高差から, 調査地域は継続的な沈降場であることが明らかとなった. また, 内湾相 (ラグーン相) は沈降の中心地付近で最も厚い. よって, 調査地域みられるベイラビンメント面と厚い内湾相 (ラグーン相) は, 直後の外浜侵食による下刻以上に基盤が沈降することによって保存されたと考えることができる.
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  • 前島 渉, N. K. Mahalik
    51 巻 (2000) 51 号 p. 39-44
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    マハナディ=デルタの臨海漸移帯には微地形発達の著しい地域的片寄りが認められる. この背景要因として卓越風の影響が大きいとみなされる. 特に卓越風の方向とデルタの海岸線の向きとの関係が, 海岸域で働く諸作用の相対的強さに地域差を生みだしている. デルタの南西部では, 卓越風の方向に対して海岸線が大きな角度をなしており, 波浪作用と風成作用が卓越している. 中央部の海岸線は卓越風の方向とほぼ平行している. そのため波浪作用とともに沿岸流の作用が特に強く働いている. 北東部の海岸は卓越風からさえぎられる位置にあるため, 風や波浪, 沿岸流の作用が微弱で, 河川作用および潮汐作用が卓越している。このような卓越する作用の相違を反映して, 南西部では比高の高い幅広い砂丘帯が, 中央部では断続した何列もの旧浜堤が, そして北東部では潮汐低地やマングローブ沼沢地が, それぞれ臨海漸移帯を特徴づけることとなった.
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  • 植木 岳雪
    51 巻 (2000) 51 号 p. 45-53
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 礫のファブリックのほかに礫層の古流系を復元するために有効な指標を見出すことである. そのために, 鮮新―更新統三豊層群の最大礫径, 円磨度, 礫種, 礫形の分布を調査した. 網状流堆積物である財田層中では, これらの指標は下流方向に一定の傾向を示さなかった. 一方, 扇状地堆積物である焼尾層中では, 最大礫径および円磨度は下流に向かってそれぞれ減少および増加する傾向が認められたが, 礫種および礫形は下流方向に一定の傾向を示さなかった. このことから, とくに扇状地性の礫層の古流系を復元するためには, 礫のファブリックに加えて最大礫径と円磨度の分布が有効であると考えられる. しかしながら, 実際の露頭面は植生などによって限られていることから, それらは現河床に比べて不明瞭なパターンしか示さない. したがって, 古流系の復元にあたっては, 多数の地点で最大礫径と円磨度を測定しなくてはならない.
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  • 知北 和久, ハルステッド I., カーター G.
    51 巻 (2000) 51 号 p. 55-66
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    1998年1月の氷河融解期に, ニュー・ジーランド南島にあるプカキ氷河湖 (長さ20km, 幅5km, 最大水深98.0m) の堆積機構に関する観測を実施した。同湖流域の19%はタスマン氷河などの山岳氷河で覆われ, プカキ湖上流には夏期の氷河融解による土砂流出から形成されたデルタが発達している。TTDプロファイラーを用いた同湖での船上観測から, プカキ湖の流入河川・タスマン河の河口付近では, 弱いながら懸濁下層流 (sediment-laden underflow) が形成され, 湖央付近での懸濁中層流 (suspension interflow) と他の下層流への分岐を経て, 最深部に達していることがわかった。また, 同時に河口部から懸濁上層流 (suspension overflow) が発生し, 湖の下流端まで達していることがわかった。水温の係留観測から, 湖央では分岐発生した中層流と下層流は少なくとも約一日間継続することが判明した。
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  • 岡田 博有
    51 巻 (2000) 51 号 p. 67-77
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
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