堆積学研究
Online ISSN : 1882-9457
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62 巻 , 62 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 松本 良, 山崎 梓
    62 巻 (2005) 62 号 p. 2
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    中国南部には“スノーボールアース”の時代に堆積した氷河堆積物=ダイアミクタイトを直接覆って厚さ約3.5mの葉理炭酸塩岩 (“キャップカーボネート”) が発達する, これまで, 極限的な寒冷地球“スノーボールアース”の堆積物を熱帯/温帯の浅海に特徴的な炭酸塩岩が直接覆うことの“奇妙さ”が強調されていたが, 最近の調査により“キャップカーボネート”は比較的深い海でメタンの湧出などに関係した酸素欠乏環境で微生物が形成したものであることが分かってきた.
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  • 徳橋 秀一
    62 巻 (2005) 62 号 p. 3-16
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    The lower Pliocene Kiyosumi Formation in the middle part of the Boso Peninsula, central Japan, is mainly formed of sandstone-dominated flysch-type alternation attaining more than 850m in maximum thickness, and outcrops under the control of a pair of the east-west trending northern anticline and southern syncline. A depositional model was proposed previously by the present author that the turbidite sandstones in the formation were deposited by the turbidity currents which flowed from the central northern outlet of the forearc basin, named the Kiyosumi Basin, restricted by an outer ridge called the Mineoka Uplift Zone along the southern margin. As a different idea that the turbidite sandstones in the formation were formed by the turbidity currents from the western outlet, flowing eastward, was proposed recently, additional measurement of the paleocurrents of the turbidite sandstones was conducted in the lowermost unit among five units of the formation in the Seiwa Prefectural Forest where the unit is exposed widely. The thick turbidite sandstones attaining 300m in maximum thickness in the lowermost unit were exclusively distributed in the southern part of the basin along the syncline axis.
    The results of the measurement of the paleocurrent based on the current ripple cross lamination in the turbidite sandstones indicate westward flows, not eastward, which support the previous depositional model by the present author that the turbidite sandstones in the unit were deposited by the turbidity currents which were introduced into the basin from the central northern outlet and flowed along the feeder channel developed in the eastern part of the peninsula and then flowed downward to the west in depressions developed along the southern syncline axis and deposited coarse-grained thick turbidite sandstones there.
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  • Nguyen Dung Thi Phuong, 前田 広人, 田岡 洋介, 日高 正康, 吉川 毅, 坂田 泰造
    62 巻 (2005) 62 号 p. 17-30
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    富栄養化に伴う底質の動態を明らかにするために, 種々の指標を比較して鹿児島湾における底質の特徴づけをおこなった. 本研究では, 富栄養化の程度を知る指標として堆積物中の有機物と酸可溶性硫化物 (AVS) の分析を行った. 2001年7月と2002年8月に堆積物試料の採取を行った. 底泥の有機物とAVS濃度は均一ではなく高濃度域がみられ, その傾向は2回のサンプリングについてほぼ同様であった. 強熱減量 (IL) は1.1-13.4%で, 有機炭素 (TOC) および有機窒素 (TON) はそれぞれ, 0.2-2.3%および0.04-0.22%の範囲で変動した. AVS濃度は0.01-2.5mg/g (乾泥) の範囲であり, 湾奥の最深部で高濃度であった. TOCおよびTONの濃度がIL濃度と平行して増加したことからTOCとTONがILと相関していると考えられた. 湾奥部では, 底泥におけるIL, TOC, TON濃度は泥深とともに減少した. 一方, 湾央部の鉛直分布については, これらの指標の大きな変動は見られなかった. 以上の結果は鹿児島湾における底泥の水平および鉛直的な分布の特徴を明瞭に示している. さらに有機物とAVS濃度が鹿児島湾の環境状態を知る指標として使用できることが示された.
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  • Jeneper M. Lo, 坂元 隼雄
    62 巻 (2005) 62 号 p. 31-41
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    フィリピンのセブ島西岸のタニョン海峡において表層堆積物中の粒度組成, 重金属濃度 (Cu, Zn, Pb, Co, NiおよびFe), 有機炭素濃度 (TOC), 炭酸カルシウム濃度 (CaCO3) を分析し, 解析を行った。表層堆積物は主に砂以上の粒径の粗い粒子で占められ, TOCの値は, 0.08~2.71%であった。また, 堆積物中のCaCO3濃度の高かった地点 (>10~60%) は現生のサンゴ礁地域である。
    Ibo市沖の表層堆積物中の重金属濃度 (Cu≧700ppm, Zn≧100ppm, Pb≧10ppm, Co≧30ppm, Ni≧20ppmおよびFe≧5%) は高かった。また, 重金属濃度の濃縮係数 (EF) はIbo市沖およびその近くの Sapangdaku 川河口の表層堆積物中で値が大きかった。前者は過去の鉱山活動による人為的な影響を, 後者は河口域での泥質粒子の急速な沈積を, それぞれ反映していると考えられる。また, 表層堆積物中の重金属濃集には, シルト・粘土含有率とFeイオンの存在が重要な役割をしていることが示唆される。
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  • 村越 直美, 片山 晃夫
    62 巻 (2005) 62 号 p. 43-48
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    河床に生息する生物がつくるバイオフィルムによって, 流水と河床とのあいだに特異なインターフェイスが形成されており, それによって水理条件や物質の滞留時間が強く影響を受ける. バイオフィルムの有無が, 無機浮遊粒子の流水中からの堆積に及ぼす影響について, 水路実験を行った. バイオフィルムが無い場合, 浮遊粒子からの堆積量は流速増大とともに減少するのに対し, バイオフィルムの存在下では堆積量は増加した. バイオフィルム存在下で生じた堆積物の粒度分布パターンは, 流速増大とともにより粗い方にシフトした. バイオフィルムの断面観察により, その網状構造とその空間分布を明らかにした. これらの結果から, バイオフィルムの網目構造による篩い分け効果によって, 流水中からの細粒粒子の堆積が強く促進されると考えられる.
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  • 岡田 博有
    62 巻 (2005) 62 号 p. 49-53
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
  • 成瀬 元
    62 巻 (2005) 62 号 p. 55-61
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
    Usage and advantages of an application program “STube”, which is newly written in Java, for settling tube grain-size analysis is described. The program has all functions necessary for the analysis. Especially, it has usefull utilities such as: 1) choice of calculation for the relation between settling velocity and grain-size, 2) statistic parameters of grain-size distribution and errors, 3) drawing of histogram, cumulative curves of measured data as various graphs. In addition, it runs on multiplatform, and is installed and updated automatically through the Internet.
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  • 秋山 美奈子, 松本 弾, 佐藤 明夫, 清家 弘治
    62 巻 (2005) 62 号 p. 65-69
    公開日: 2010/05/27
    ジャーナル フリー
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