土と微生物
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57 巻 , 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 松口 龍彦
    原稿種別: 本文
    57 巻 (2003) 1 号 p. 1-2
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 磯部 勝孝, 小野寺 智之, 野中 大輔, 浅野 紘臣, 兼平 勉, 篠原 正行
    原稿種別: 本文
    57 巻 (2003) 1 号 p. 3-11
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    宮崎県椎葉村で採取したAM菌(Shiiba株)の種の同定を胞子の形態と18SrRNAの塩基配列を比較することで行い,宿主植物の違いが増殖胞子数に及ぼす影響を調査した。Shiiba株の胞子直径は406.0μmで,測定した胞子の直径は350〜490μmの範囲にあった。Shiiba株の胞子壁の厚さは7.71μmであった。さらに18SrRNAの塩基配列を解析した結果,プライマーNS7とSS1492に挟まれた領域の塩基数は362で5末端側から263から268番目の塩基配列はCGAGTGであった。この塩基配列はGigaspora margarita Becker&Hallの塩基配列と同じであることからShiiba株はGigaspora margarita Becker&Hallであると考えられた。Shiiba株の胞子を種々の植物を用いて増殖させた場合,宿主植物におけるAM菌感染率が最も高かったのはトウモロコシであった。ただし,増殖胞子数は宿主植物にダイズを用いた場合が775.0個と最も多かった。このことからShiiba株の胞子を多く得るにはダイズを宿主植物に用いるとよいと考えられた。
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  • 柳井 洋介, 豊田 剛己, 岡崎 正規
    原稿種別: 本文
    57 巻 (2003) 1 号 p. 13-20
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    季節変化の一環として幅広い地域で起こっている土壌の凍結融解の反復現象が土壌微生物群集の数量的,質的,機能的な側面に及ぼす影響を調べることを目的に,-13℃で11時間/4℃で1時間の温度処理を4反復した凍結融解処理土壌について,4℃に48時間保温静置した未凍結土壌を対照として調査した。土壌の凍結融解により土壌微生物バイオマス炭素・窒素はそれぞれ11.3%, 17.8%ほど低下したことから,土壌微生物群集の一部に致死的な影響を及ぼすことが示唆された。これに伴い,微生物群集の基質資化活性,基質資化多様性が低下したことから,土壌中の有機物分解ポテンシャルの低下が示唆された。また,基質資化パターンの変化から土壌微生物群集構造の変化が推察された。二酸化炭素発生量を指標とした土壌呼吸活性は,土壌凍結融解により致死的影響を受けた微生物菌体構成成分由来の基質をうけて,短期的な活性の高まりが観察された。しかし,全細菌数,クリスタルバイオレット耐性菌数,糸状菌数,セルロース分解菌数には土壌凍結融解による有意な減少は認められなかった。同様にして,硝化菌数,硝酸化成能には土壌凍結融解による有意な減少は認められなかった。
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  • 境 雅夫, 細田 晃文, 金澤 晋二郎
    原稿種別: 本文
    57 巻 (2003) 1 号 p. 21-28
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    糸状態の窒素固定性シアノバクテリアAnabaena cylindricaを宿主として,水田土壌からのシアノバクテリア溶解細菌のスクリーニングを行った。その結果,細菌学的性状の異なる2種類の溶解細菌CL-105株およびCL-106株を分離した。両菌株とも、A. cylindrica NIES-19の細胞を唯一の炭素源として増殖することができた。2つの菌株間では溶菌活性を示すシアノバクテリアの種類が異なっていた。A. cylindrica NIES-19, A. variabilis NIES-23, Plectonema boryanum M-101は両菌株によって溶解されたが,A. variabilis M-3, Tolypothrix tenuis NIES-37はCL-106株のみが溶解活性を示し,Nostoc muscorum M-131はCL-105株のみで溶解活性が認められた。また,この溶菌活性はシアノバクテリア特異的であり,緑藻や細菌に対する溶解活性は認められなかった。この結果は,調査した水田には少なくとも2種類の宿主範囲の異なるシアノバクテリア溶解細菌が生息することを示している。
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  • 鈴木 弘行
    原稿種別: 本文
    57 巻 (2003) 1 号 p. 29-37
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    アーバスキュラー菌根(AM)を形成した植物に対する,AM菌の外生菌糸による微量元素輸送能に関する近年の知見を紹介した。また,AM形成が宿主植物の微量元素吸収に及ぼす影響について,外生菌糸による微量元素輸送能,植物体の微量元素含有量,微量元素のトレーサー吸収能の点から解析を行った結果,AM形成が土壌溶液中の微量元素量に及ぼす影響の重要性が示された。微量元素汚染土壌におけるphytoremediationへのAM形成植物の利用について,phytostabilizationやphytoextractionにAM形成植物を利用する上での問題点を論じた。AM形成植物のphytoremediationへの利用は微量元素による植物毒性の軽減,除去効果,植物管理の点で有意義であると考えられた。
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  • 澤田 宏之
    原稿種別: 本文
    57 巻 (2003) 1 号 p. 39-_63-64_
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    マメ科植物の根粒菌(共生窒素固定菌)を含むことが確認されている菌種は現時点(2003年2月)で12属44種(新種に相当すると考えられる4つの分離菌も含めた)に及ぶ。これらは,16SrDNA系統樹において根粒菌として1か所にまとまることはなく,AlphaproteobacteriaからBetaproteobacteriaにかけて分布する以下の9つの単系統群(1〜9)に分散すること,根粒菌以外の菌種(以下の括弧内に示した)と混在しながらそれぞれの単系統群を構成していることが認められた。単系統群1:根粒菌としてはRhizobiumおよびAllorhizobium属細菌が含まれている(非根粒菌であるAgrobacteriumおよびBlastobacter属細菌も単系統群1の構成メンバーとして混在している),2:SinorhizobiumおよびEnsifey属細菌(分類上の所属が不明とされている非根粒菌も混在),3:Mesorhizobium属細菌(非根粒菌であるAminobacterおよびPseudaminobacter属細菌も混在),4:Bradyrhizobium属細菌およびBlastobacter denitrificans(非根粒菌であるAgromonas, Nitrobactey, AfipiaおよびRhodopseudomonas属細菌も混在),5:"Methylobacterium nodulans"(非根粒菌のMethylobacterium属細菌も混在),6:Azorhizobium属細菌(非根粒菌であるXanthobacterおよびAquabacter細菌も混在),7:"Devosia neptuniae"(所属不明とされる非根粒菌も混在),8:Burkholderia属細菌(非根粒菌のBurkholderia細菌も混在),9:Ralstonia taiwanensis(非根粒菌のRalstonia属細菌も混在)。このうち,単系統群5,8および9については,いずれも単系統性が高く,多相分類学的な特徴付けも十分になされていることから,「根粒菌と非根粒菌が混在している状態の単系統群が,全体として1つの属にまとめられている」という現行の分類体系は今後とも存続していくものと思われる。それ以外の6つの単系統群に関しては,A)人為分類に基づく現行の分類体系を今後もそのまま存続させていく;B)分子系統解析の結果を重視し,単系統群全体を1つの属としてまとめる;C)単系統群の中に認められるより小さな系統ごとに属として独立させる,という3つの選択肢のうちのBあるいはCを有力候補としながら,属レベルの分類体系(定義と範囲)に関する研究・議論がこれから活発に進められていくであろう。
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  • 星野(高田) 裕子
    原稿種別: 本文
    57 巻 (2003) 1 号 p. 65-66
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
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