土と微生物
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59 巻 , 1 号
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  • 雨宮 良幹
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 1-
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 横山 和平, 河野 伸之, 丸本 卓哉
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 3-7
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    Nostoc属シアノバクテリアは強い耐乾性を持ち,多量の細胞外多糖質を分泌し,土壌表面にゼリー状のアグリゲート(以下,イシクラゲ)を形成する。緑化資材への加工工程やその後の保存,あるいは現場での施用において考えられる各種物理的・化学的ストレスに対するイシクラゲの耐性について検討した。湿潤状態では,暗黒処理で活性が消失した。低温処理は光合成活性ではなく,増殖速度を低下させた。イシクラゲの光合成は広い範囲のpH(pH3〜pH9)でほぼ一定だった。湿潤状態における粉砕処理はイシクラゲの活性を低下させた。風乾状態で粉砕した場合には,湿潤化後の光合成活性には影響なかった。1mm以下の微小な画分以外では,土壌表面にイシクラゲを散布すると土壌の乾燥が抑制された。これらの知見は,イシクラゲの加工工程を設計する上で,基本的な情報となるものである。
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  • 根路銘 美穂, 豊田 剛己, Tajul MD Islam, 西島 孝紀, 松岡 智生, 佐藤 一郎, 山口 安幸
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 9-14
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    本研究では生ゴミの再利用法の一つとして,炭化物の土壌施用を想定し,生ゴミ炭化物のトマト青枯病抑制効果を人工気象機内,圃場の栽培条件下で検討した。生ゴミ炭化物及び木炭を土壌に添加し接種試験を行った結果,生ゴミ炭化物添加区において発病抑制効果が認められた。その他2種の土壌及び軽石に生ゴミ炭化物を添加すると,いずれにおいても発病が軽減された。さらに生ゴミ炭化物の土壌への最適添加量の検討を行った結果,添加量が増すにつれ発病を抑制するが,30%(v/v)以上の添加ではトマトの発芽阻害及び生育阻害を引き起こした。また,生ゴミ炭化物の青枯病の発病抑制効果は圃場試験においても3ヶ月間,継続して観察された。生ゴミ炭化物の発病抑制メカニズムについては,生ゴミ炭化物に多量に存在するカルシウムのみの関与ではなく,他の化学物質,土着の微生物,土壌の物理性への影響が関与していることが示唆された。
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  • 松岡 智生, 豊田 剛己, 佐藤 一朗, 増田 和成, 黒田 哲生
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 15-20
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    本研究ではサラダナを繰り返し連作栽培した軽石培地(連作軽石)のトマト青枯病抑制に関与する微生物を特定した。基質誘導呼吸阻害法によって連作軽石の優占微生物群集は細菌であると推察された。連作軽石で栽培したトマト根から細菌を50株分離し,1次スクリーニングによって根分泌液中における青枯病菌の増殖を抑制する5株を選抜した。次に,2次スクリーングによって未使用軽石培地におけるトマト青枯病防除効果を評価したところ,1株(W3株)が防除効果を示した。16S rDNA配列からW3株はBurkholderia属に近縁と類推された。W3株をオートクレープ処理した連作軽石に接種すると,未処理連作軽石と同様に高いトマト青枯病防除効果を示したことから,連作軽石のトマト青枯病防除効果にW3株が関与している可能性が推察された。W3株を未使用軽石に接種した場合の青枯病抑制効果は連作軽石のそれと比べると低かったが,グルコースを添加することで同程度となった。PCR-DGGE法によって未使用の軽石と連作軽石で栽培したトマト根における細菌群集構造を比較したところ,両者のバンドパターンに違いが認められた。また,連作軽石でW3株由来のバンドが確認され,未使用軽石で確認されなかったことは,W3株が連作軽石のトマト青枯病抑制に関与する可能性を支持した。
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  • 大森 誉紀, 森本 晶, 渡邊 貴由, 藤井 毅, 長谷部 亮
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 21-25
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    クロロ安息香酸分解細菌P. putida KC8株の接種によるバイオオーギュメンテーションの効果を2種類の土壌で調査した。愛媛県内の野菜畑表層および樹園地下層から採取した土壌に,初期濃度500mg kg^<-1>の3-クロロ安息香酸(3-CB)を添加した。この土壌にKC8株を接種して28℃で20日間培養を行い,その間,土壌中の3-CB分解とKC8株の個体群動態をモニタリングした。野菜畑土壌中ではKC8株は良好な生残性を示し,3-CBの分解速度が約2倍に促進された。一方,樹園地土壌ではKC8株は速やかに減少し,3-CBの分解は全く認められなかった。樹園地土壌におけるKC8株の減少は,3-CBを添加しない場合には観察されなかったことから,土壌と3-CBの何らかの相互作用によってKC8株の定着が阻害されていると推察された。これらの結果は,このバイオオーギュメンテーションの効果が土壌の種類によって大きく左右されることを示している。
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  • 門馬 法明, 宇佐見 俊行, 雨宮 良幹, 宍戸 雅宏
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 27-33
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    小麦フスマを土壌に2t/10aの割合で混和し,潅水・被覆した土壌還元消毒法によって,トマト萎凋病菌(Fusarium oxysporum f. sp. lycopeysici)の分生子および厚膜胞子の生存は有意に抑制されることが示された。このとき,予め土壌を殺菌することで,病原菌に対する生存抑制効果が失われることから,本法による殺菌効果には土壌微生物が関与していることが示唆された。また,酸化還元電位や土壌pHの変化,FDA加水分解による微生物活性および土壌希釈平板法の結果から,土壌還元化によって顕在化してくるのは,通性嫌気性の細菌群であることが考えられた。PCR-DGGEによって土着の細菌群集構造の経時的変化を調査したところ,還元処理による特異的なバンドが数本認められ,土壌還元消毒による殺菌効果には特定の細菌群の台頭が関与していること,また,その細菌群集構造の変化は土壌還元処理後3日目には既に収束していることが示された。
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  • 横山 和平, 小川 孝行
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 35-39
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    R. solanacearumで頻繁にみられる細胞外多糖生産能欠損(EPS^-)コロニーの出現と,対数増殖期に見られるコンピテンス化の関係を検討した。数株のアンピシリン感受性R. solanacearumの液体培養にpUC18,あるいは,R. solanacearumが持たないアンモニアモノオキシゲナーゼ遺伝子(amo)断片を添加して,EPS^-化を促進する条件で培養したのち,原・小野培地上にコロニーを形成させた。EPS^-コロニーの出現頻度は,DNase I処理に関わらず,pUC18を添加すると増加した。しかし,EPS^-コロニーの出現頻度に比べAmp^rコロニー出現頻度は著しく低く,また,pUC18添加によるアンピシリン耐性の獲得も認められなかった。培養液にamo断片を添加した後に形成されたコロニーのうち,EPS^-コロニーには,EPS^+コロニーに比べ最大10倍程度の頻度でamo片が取り込まれた。以上より,R. solanacearumのEPS^-化と外来DNAの取り込みが,密接に関係していることが示唆された。
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  • 青山 正和
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 41-44
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    食品関連施設等における清浄度検査の目的で市販されているATP測定用小型ルミノメーターと専用の試薬キットを用いて表層腐植質黒ボク土および淡色黒ボク土に分類される7土壌のATP測定を行うとともに,クロロホルムくん蒸-抽出法で求めた微生物バイオマス炭素量との相関関係を調べ,小型ルミノメーターを用いて,簡易・迅速かつ安価に土壌微生物バイオマスの推定が可能であるかどうかを検討した。その結果,DMSO-リン酸三ナトリウムで抽出後に小型ルミノメーターと専用試薬キットを用いて測定したATP量は,クロロホルムくん蒸-抽出法で測定した微生物バイオマス炭素量と高い相関関係を示した。この結果から,小型ルミノメーターと試薬キットを使って,簡易・迅速な土壌微生物バイオマス量の推定が可能であると結論された。ただし,ATP量から微生物バイオマスへの換算に関しては,数多くの土壌について検討を行って行く必要性があると考えられた。
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  • 豊田 剛己
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 45-52
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    病害防除には病原菌の生態を詳しく知ることが極めて重要である。そこで,モデル病原菌としてダイコン萎黄病菌(Fusayium oxysporum f. sp. raphani)およびトマト青枯病菌(Ralstonia solanacearum)を取り上げ,土壌中における個生態(オートエコロジー)に関する著者らの研究を紹介した。両病原菌とも,土壌あるいは植物根への定着には多様な微生物群集により抑制されることがわかった。また,個々の微生物種の影響を見たところ,萎黄病菌では同属の菌株が,また青枯病菌の場合には同種のさらに同じtRNA配列タイプに属する菌株が顕著に生育を抑制した。また,遺伝的に近縁でなくとも,病原菌の生育を抑制できる菌株も存在した。病原菌の土壌・植物根面への定着には土着微生物群集が大きく影響することが明らかにされ,それら土着微生物群集を変化させることで,病原菌の定着を抑制し,病害被害を軽減できる可能性が示唆された。また,拮抗菌の場合でも,その植物根への定着を抑制する"拮抗菌の拮抗菌"の存在が示唆されたが,協同的に拮抗菌の定着を促進する菌株もあった。
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  • 宍戸 雅宏, 有江 力, 片山 葉子, 西山 雅也, 藤井 毅
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 53-61
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 犬伏 和之
    原稿種別: 本文
    59 巻 (2005) 1 号 p. 63-
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
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