土と微生物
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71 巻 , 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 浅川 晋
    71 巻 (2017) 1 号 p. 1-
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル 認証あり
  • 鎌形 洋一
    71 巻 (2017) 1 号 p. 2-
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル 認証あり
    現代微生物学は微生物を「純粋に分離・培養する」ことから始まった。固体培地でコロニーを形成させるという今日誰 もが行っている方法は1890 年代に出来上がったものである。一方,環境微生物の多くは寒天培地でコロニーを形成しないことは古くから知られている事実である。しかし,なぜ「多くの微生物が寒天培地でコロニーを形成しないのか」につい ては十分な検討が行われているわけではない。次世代シークエンシング技術の台頭によって培養せずとも未知微生物のゲノムが解き明かされる時代を迎えたが,微生物を培養することの重要性はいささかも揺らぐことはない。本総説では固体培地に用いるゲル化剤の種類や培地の調製法といった極めて根源的なところに潜む問題点を概説する。
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  • 鈴木 研志, Fatma Azwani Abdul Azizi, 二又 裕之
    71 巻 (2017) 1 号 p. 6-
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル 認証あり
    微生物生態系の好適制御の必要性が指摘され続けているが,そのために必要な具体的な方法は未だ示されていない。それは微生物生態系の持つ複雑さに起因している。一方で,バイオリアクターを用いた物質生産の現場では,制御因子として動力学的パラメーターが利用されている。合成微生物生態学では,種々のモデリングなどが利用され,優占種や微生物群の挙動解析が進められている。本稿では,微生物生態系がTCE 高分解能力を発揮するためにどのような考え方でアプローチしたのか,また生態系の制御を図る上で何が重要なのか,更には今後の課題について討議した。フェノール資化性TCE 分解微生物に着目し,複数の菌株の分解特性を動力学的および機能遺伝子とリンクさせて解析した。その結果,分解能力に応じた識別およびモニタリング技術を構築し,TCE 高分解能力を発揮するためには基質(フェノール)の低濃度供給が有効であることを示した。それに加えて,複合微生物生態系の制御因子としては,むしろ微生物間の複合的相互作用がより重要であることが示された。今後,微生物間相互作用の観点に立ち,微生物生態系を捉えなすことが必要だろう。
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  • 中西, 森 充隆
    71 巻 (2017) 1 号 p. 13-
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル 認証あり
    pH を高める効果が見込める消石灰施用によるブロッコリー根こぶ病の発病抑制効果とブロッコリーの生育への影響 ならびに,土壌化学性およびブロッコリー植物体中の微量要素含有率について調査した。その結果,香川県の主要な土壌である灰色低地土において,処理量400 ~ 500 kg/10 a で,一定の収量を確保しながら,根こぶ病の発病を抑制する傾向が得られ,アミスルブロム水和剤の育苗箱かん注処理と組み合わせることで,多発ほ場において実用的な防除効果が認められた。一方,土壌中の微量要素が不溶化し,ブロッコリー中の含有率が低下する傾向が認められたので,栽培ほ場への適応を考慮した場合に,微量要素欠乏が発生する可能性があると思われた。
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  • 須賀 有子, 長岡 一成, 唐澤 敏彦, 橋本 知義
    71 巻 (2017) 1 号 p. 18-
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル 認証あり
    農家圃場のプロテアーゼ生産細菌群集の実態解明に向けた端緒として,茨城県つくば市の栽培法が異なる農家圃場から採取した土壌について,中性メタロプロテアーゼ遺伝子(npr)を標的としたクローンライブラリ解析を行った。調 査した農家圃場では,全ての圃場でB. megaterium およびB. butanolivorans のNpr 配列が高い頻度で検出され,この2 種のBacillus 属細菌が調査圃場に広く存在することが明らかになった。これ以外にも,Bacillus 属細菌と思われるNpr 配列や未知の細菌のNpr 配列が検出され,未知のプロテアーゼ生産細菌が調査圃場に広く存在すると考えられた。また,主成分分析の結果,中性メタロプロテアーゼ生産細菌群集は,栽培法や土壌採取した時期に関わらず,調査した農家によって異なる傾向が見られ,土壌化学性についても同様の傾向が見られた。正準対応分析によって,中性メタロプロテアーゼ生産細菌群集の違いに影響する土壌化学性項目の抽出を試みたが,大きく影響する項目は見いだせなかった。
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  • 門馬 法明
    71 巻 (2017) 1 号 p. 24-
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル 認証あり
    1970 年代頃から,還元条件下での病原菌の抑制に焦点を当てた一連の研究が行われてきた。このような研究をもとに, 1999 年に土壌還元消毒法が開発された。土壌還元消毒法は,特に米国と日本においてその普及が進んでいるが,その背景にはそれぞれ異なった事情がある。近年,土壌還元消毒には,土壌燻蒸と比較して作物の収量性と土壌の発病抑止性の維持・増進という点で優れていることが明らかとなってきている。土壌還元消毒の普及における課題として,低温条件化での効果の向上と,栽培用培地に対する処理法の最適化があげられる。
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  • 71 巻 (2017) 1 号 p. 29-
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル 認証あり
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