外科と代謝・栄養
Online ISSN : 2187-5154
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46 巻 , 6 号
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原  著
  • 橋本 直樹, 大柳 治正
    原稿種別: 原  著
    2012 年 46 巻 6 号 p. 153-158
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/02/05
    ジャーナル フリー
    【目的】機能腸管の長さの異なるThiry-vella fistula(TVF) を作成し,IGF-1(I),Bombesin(B),saline(S)を投与し,空置小腸粘膜の増殖について検討した.【方法】ラットを20% TVF(n=24),80% TVF(n=8),Sham 群(n=6)を作成し,術後10 日目より20% TVF では,3 群に分け,IGF-1(I),Bombesin(B),saline(S)を7 日間皮下注,80% TVF 群,Sham 群では,saline(S)を投与し8 日目に再開腹し,TVF 群では20 cm 空置腸管,Sham 群では,回盲弁より口側の回腸20 cm を摘出し,湿重量,蛋白量,Alp,絨毛高,PCNA を測定した.【結果】80% TVF(S)はsham 群に,いずれの項目においても近似した.20% TVF(I)は20% TVF(B),20% TVF(S)に比し,いずれの項目においても高値を呈したが,80% TVF(S),sham 群に比し低値を呈した.
    【結語】80% TVF 群では小腸大量切除時にでるtrophic factor がIGF-1 より強力な作用を有し,空置腸管粘膜の萎縮を予防した.
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