外科と代謝・栄養
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47 巻 , 6 号
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原  著
  • 西川 和宏, 岩瀬 和裕, 青野 豊一, 武田 伸一, 吉田 洋, 野村 昌哉, 玉川 浩司, 大森 謙一, 松田 宙, 出口 貴司, 川田 ...
    原稿種別: 原著
    2013 年 47 巻 6 号 p. 171-176
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/03
    ジャーナル フリー
      Inflammation-based prognostic score(Glasgow Prognostic Score:GPS)は,CRP 値とAlb 値とを用いた予後指標である.切除不能進行胃癌胃空腸バイパス例において,GPSの予後予測因子としての有用性を検討した.対象は切除不能進行胃癌に対して胃空腸バイパス手術を施行した46 例.術前CRP=1.0 mg/dL,Alb=3.5g/dL をカットオフ値としたGPS を用いた.GPS 0:CRP ≦ 1.0 and Alb ≧ 3.5,GPS 1:CRP>1.0 とAlb<3.5 のいずれか一方,GPS 2:CRP>1.0 and Alb<3.5 とした.多変量解析にて,腹膜転移の有無(HR:11.142, 95%CI:1.290-96.226, p=0.0284),GPS2 vs 0,1(HR:11.132, 95%CI:3.041-40.752, p=0.0003),化学療法の無有(HR:14.512, 95%CI:3.611-58.327, p=0.0002)が予後因子と考えられた.ECOG のPS は予後予測因子とはならなかった(HR:0.617, 95% CI:0.140-2.723, p=0.5236).GPS 0,1,2 別のMST は各341,294,174 日であり,GPS は0,1,2 と予後が悪くなることが示された.【結語】進行胃癌胃空腸バイパス手術症例において,GPS は的確な予後予測因子となりえる.
臨床研究
  • 神崎 憲雄, 石井 俊一, 鈴木 正明
    原稿種別: 臨床研究
    2013 年 47 巻 6 号 p. 177-184
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/03
    ジャーナル フリー
      胃癌手術症例における長期予後の危険因子としてのmodified Glasgow Prognostic Score(mGPS)の意義を検討した.対象は2003 年10 月~2012 年12 月までの胃癌手術症例76例である.mGPS は三木らの分類に準じ,Alb≧3.5g/dL かつCRP<0.5mg/dL をA 群(55 例),Alb<3.5g/dL かつCRP<0.5mg/dL をB 群(9 例),Alb≧3.5g/dL かつCRP≧0.5mg/dL をC 群(5 例),Alb<3.5g/dL かつCRP≧0.5mg/dL をD 群(7 例) とした.長期予後の危険因子は,出血量,既往症,遠隔転移,術後せん妄,mGPS C 群,mGPS D群が多変量解析の結果有意差を認めた.mGPS の群別の生存期間はA 群に比べて他の3群はいずれも有意に短く,mGPS は長期予後の危険因子となる可能性が示唆された.また胃癌では術前のCRP の上昇を伴わないhypoalbuminemia が予後に影響を及ぼす可能性が示唆され,mGPS の4 群は疾患特異的にそれぞれに意味を持つ可能性があり,4 群独立して検討するのがよいと考えた.
特  集
  • 若林 秀隆
    原稿種別: 特集
    2013 年 47 巻 6 号 p. 185-191
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/03
    ジャーナル フリー
      身体的活動性の術後早期自立を高めるリハビリテーションには,術後の早期離床・運動とプレハビリテーションがある.術後に安静臥床を継続すれば,身体的活動性の自立が遅れるのは当然と思えるが,術後の早期離床・運動に関するエビデンスは乏しい.しかし,周術期ケアの中に早期離床・運動を含むことは強く推奨されている.待機的結腸手術や待機的直腸・骨盤手術では,手術当日に2 時間の離床,手術翌日から6 時間の離床をすすめる.ICU 患者では,早期離床・運動に関するエビデンスがあり,早期から関節可動域訓練,座位・立位訓練,呼吸リハビリテーションなどを行う.
      プレハビリテーションとは,術前に身体機能を強化することで術後の合併症予防,身体的活動性の早期自立,早期退院を目指す介入である.ADL,身体機能,栄養状態に問題がある高齢者には,運動療法,栄養療法,不安軽減を含めた包括的なプレハビリテーションが有用な可能性がある.
  • 深柄 和彦
    原稿種別: 特集
    2013 年 47 巻 6 号 p. 193-196
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/03
    ジャーナル フリー
用  語
記  録
巻  末
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