外科と代謝・栄養
Online ISSN : 2187-5154
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51 巻 , 5 号
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特  集
原  著(臨床研究)
  • 清水 義之, 橘 一也, 津田 雅世, 籏智 武志, 稲田 雄, 文 一恵, 松永 英幸, 重川 周, 井坂 華奈子, 京極 都, 奥田 菜 ...
    原稿種別: 原  著(臨床研究)
    2017 年 51 巻 5 号 p. 287-292
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/05/14
    ジャーナル フリー
     近年,小児における末梢挿入式中心静脈カテーテル(peripherally inserted central catheter:以下PICC)は,新生児領域では頻用されており,幼児や学童においても,重要な静脈アクセス用デバイスである.PICC 留置は視診または触診により静脈を穿刺する以外に超音波ガイド下に留置する方法があるが,わが国において,小児患者に超音波ガイド下にPICC を留置する報告はない.われわれは,41 名の小児において,リアルタイム超音波ガイド下にPICC 留置を試みた.56 回中50 回(89%)PICC 留置に成功し,重篤な合併症は認めなかった.屈曲による滴下不良はなく,62%の症例で合併症なく使用された.留置にはある程度の慣れと,鎮静が必要であるものの,静脈のみえにくい年少児でも留置可能であり,小児における有用なルート確保手段であることが示された.
  • 小俣 二郎, 宇都宮 勝之, 吉田 一路, 山岸 陽二, 福村 麻希子, 菊家 健太, 川内 隆幸, 坂本 直子, 木村 暁史, 小川 智道 ...
    原稿種別: 原  著(臨床研究)
    2017 年 51 巻 5 号 p. 293-302
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/05/14
    ジャーナル フリー
    【目的】当科の90 歳以上の手術症例の治療成績およびリスク評価法について検討した.
    【方法】対象は90 歳以上の42 人44 例.検討1:患者・手術背景,術後経過,術後合併症,転帰などの治療成績について検討した.検討2:全身麻酔29 例の術後生存時間,術後合併症とE-PASS との関連を検討した.
    【結果】検討1:手術内容は大腸癌が12 例(27.3%)と多く,悪性疾患は20 例(45.5%)に認めた.緊急手術は10 例(22.7%).術後合併症は12 例(27.3%)中21 件認め,創感染,肺炎,廃用症候群の順だった.術後死亡0 例,在院死亡3 例だった.検討2:術後生存時間は,良悪性別では有意差なく,術後合併症が生じると有意に短縮した.術後合併症を生じた群はE-PASS が高値だった.
    【結論】90 歳以上の手術では,E-PASS が高値な症例は術後合併症を生じやすく予後も不良だった.E-PASS は,超高齢者の術前の生理機能や手術侵襲を総合的に評価でき,術後合併症の発生リスク評価法になると考えた.
巻  末
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