土壌の物理性
Online ISSN : 2435-2497
Print ISSN : 0387-6012
110 巻
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 佐々木 長市
    2008 年 110 巻 p. 1
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/06
    ジャーナル フリー
  • 宮本 英揮, 伊藤 直樹, 安永 円理子, 高市 信也, 間瀬 淳, 筑紫 二郎
    2008 年 110 巻 p. 3-12
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/08
    ジャーナル フリー
    広帯域インパルス信号を利用した時間領域透過法(TDT)による見かけの誘電率および電気伝導度の同時計測法を確立するために,自作した小型TDTプローブにより,誘電特性の異なる種々の媒質中を伝播する透過信号のTDT波形を計測した。最も短時間で感知部を伝播した信号(第一信号)を解析した結果,第一信号のピーク時間から見かけの誘電率,ピーク電圧から電気伝導度をそれぞれ決定することができた。感知部が長いTDTプローブほど電気信号の減衰が大きいため,計測可能条件は制限されるものの,見かけの誘電率および電気伝導度は高精度で決定できることが確認された。また,従来の時間領域反射法(TDR)との比較により,TDRと同程度の精度を確保するためには,TDTプローブの感知 部長をTDRの場合より長くする必要があることが分かった。
  • 宮本 英揮, 下町 多佳志, 筑紫 二郎, 安永 円理子
    2008 年 110 巻 p. 13-23
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/08
    ジャーナル フリー
    マイクロ波信号に対する高水分粘土の応答を調べるために,体積含水率(θ)を調整したカオリナイトとべントナイトの複素誘電率の実数部(ε')と虚数部(ε")のスペクトルを,0.1〜3 GHzの周波数領域で計測した。そして,周波数に対するε'とε" の増減,ε'とθの関係,ε" に基づくバルク電気伝導度(σb)の計測の可否を検討した。カオリナイトのε'のスペクトルはθによって大きく異なり,本研究の全周波数領域においてε'-θ関係が一意的に与えられた。ベントナイトにおいてもθによるスペクトルの差異は観察されたが,高周波ほどθに対するε'の変化が顕著であり,計測の感度が高かった。 —方,ε"のスペクトルの計測結果から,各粘土とも,θによらず低周波信号を大きく吸収する特長を持つこと,またε" に占める配向分極の影響が非常に小さい周波数では,ε" 値からσbの評価が可能であると考えられた。
  • ホセイン エムディ ザカリア, 酒井 俊典
    2008 年 110 巻 p. 25-35
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/08
    ジャーナル フリー
    現在まで,土の特性を改善する目的で,ソイルセメントエ法が広く使用されてきている。しかし,これまでのセメント混合による土層改良に関する研究では,セメントの混合比が4%から14%以エと比較的混合比が大きい場合がほとんどで,経済性および環境問題を考えると,少量のセメント混合による土の特性変化について研究することが必要である。そこで,本研究では,混合比が0.6%までの少量のセメントを粘性土に添加することにより,支持力比(CBR値),一軸圧縮特性,および透水性がどのように変化するかについて検討を行った。その結果,少量のセメント添加であっても,セメント混合比の増加 に伴い,支持力比,一軸圧縮強度,変形係数および透水係数は増加することが明らかとなった。
  • 原口 暢朗, 荒川 祐介, 田中 章浩, 草場 敬, 薬師堂 謙一, 山田 一郎
    2008 年 110 巻 p. 37-51
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/08
    ジャーナル フリー
    有機質肥料としての利用を目指して近年製造されている様々な家畜糞堆肥からの化学成分の溶出は,土壌中での成分動態に影響する重要な要因である。土壌と堆肥の混合系を用いる従来の溶出測定法では,測定可能な化学成分が限られていた。本研究では,砂と堆肥を混合したカラムを用いた堆肥からの主要な水溶性成分の初期の溶出パターンの測定法を考案し,これを数種類の牛糞堆肥からの成分溶出の測定に適用した。上層に不飽和な砂と堆肥を,下層に飽和した砂を充填した長さ約9.3cm,直径5cmのカラムに一定流量で散水することにより,堆肥からの水溶性成分の溶出パターンをpore volumeによって規格化されたBTCとして評価できることを明らかにした。この方法によって,ペレット化による溶出の遅延やKの初期溶出の増大など初期溶出過程の資材間差が検出された。
  • 山本 太平, 志村 豊, 西村 拓, アンドリ へニントソア, 森谷 滋宙, アルブサイディ アーメッド
    2008 年 110 巻 p. 53-66
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/08
    ジャーナル フリー
    近年,高分子凝集剤(PAM)は,塩類土壌及びソーダ質土壌における土壌流亡を抑制させる改良材として用いられている。しかしながらPAMと電解質の併用による人エソーダ質土壌を用い,土壌流亡の抑制効果について検討した研究は,今まであまり行われていない。ここでは,人エソーダ質土壌において,PAMによる改良と石膏添加の有無が,塩水降雨によって生じる土壌流亡に及ぼす抑制効果を検討した。最初に,埴壌土に数種の塩溶液を加えて処理し,3種類の交換性Na率QESP)を有する供試土壌(ESPが0.5,9.9, 25.5%)を作製した。供試土は風乾して土壌槽に充填した。粉状PAMと石膏及びこれらの混合物の3種はそれぞれ,塩処理を施した土壌に添加した。この土壌槽に降雨シミュレータ装置を用い,強度 40 mmh-1の降雨を与えた。降雨には数種類の電気伝導度(ECが0.13,1,2, 5, SdSm—1) を有する塩水を用いた。実験の結果,人エソーダ質土壌はPAM添加によって,自然のソーダ質土壌と同様の流亡傾向を示した。清水を用いた降雨条件下では,土壌中におけるナトリウム割合の増加に従って,土壌流亡量が増加した。塩類溶液の土壌流亡に対する効果は,土壌のESPレベルよりも初期における土壌の電気伝導度によって影響を受ける傾向がみられた。PAM添加は表面流出水量をいくらか増加させたが,土壌の損失量が抑制された。またPAMで改良した土壌では,石膏の添加または塩水を用いた降雨条件下において表面流出水量が減少した。しかしながら,PAMと石膏または塩を混合した場合,降雨の衝撃によって土壌剥離が増加する傾向が見られた。
  • アルディアンシャ , 塩沢 昌, 西田 和弘
    2008 年 110 巻 p. 67-77
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/09
    ジャーナル フリー
    代搔きされた粘土質水田の作土には著しい収縮•膨潤を示す土壌があるが,このような膨潤性土壌の熱伝導率(K)と水分量の関係はよく知られていない。そこで,インドネシアの水田作土土壌の,K,熱拡散係数,及び間隙比一体積含水比関係を測定した。この土壌は,著しい体積変化を示し,現場での間隙比は,湛水条件では2以上だが,乾燥状態では1以下であった。尺は,含水比(w)が0から0.24 g-1g-1に増加する時, 0.60から1.28 WM-1 K-1に増加したが,wが0.24 g-1g-1以上では,wの上昇に伴い減少した。このwの増加に伴う尺の減少は,膨潤土に特有で,間隙比の増加による。現場の乾燥時の尺は0.99 WM-1 K-1で,湛水時の兄とほぼ同じ値であった。このため,この水田土壌は非膨潤性土壌と異なり,表層が乾燥しても日射熱の土中伝導を妨げる効果がない。
  • 濱田 浩正
    2008 年 110 巻 p. 89-90
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/09
    ジャーナル フリー
  • 石黒 宗秀
    2008 年 110 巻 p. 91
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/09
    ジャーナル フリー
  • 久保寺 秀夫
    2008 年 110 巻 p. 98
    発行日: 2008年
    公開日: 2021/09/09
    ジャーナル フリー
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