退院後のコロストメイト19例のQOL、健康状態、不安状態、抑うつ傾向について明らかにした。
健康関連QOL(SF-36)では、コロストメイトのQOLは国民標準値に比較して全項目で低かった。また、オストメイトQOL調査票では、オストメイトQOL研究会が提示している参考平均値と比較し「活動性」以外の項目で高かった。しかし、STAI-Ⅰ(状態不安)では対象者の53%、STAI-Ⅱ(特性不安)では対象者の42%で不安が高く、SRQ-Dでは対象者の16%で抑うつ傾向であった。
オストメイトQOL調査票の「活動性」、「心理的状態」はSF-36と正の相関、STAI及びSRQ-Dとは負の相関を示し、SF-36はSTAI-Ⅰ、Ⅱ及びSRQ-Dとは負の相関を示した。
ストーマ外来受診者のQOLは「活動性」を除いた項目では比較的良好に保たれていたが、不安及び抑うつ傾向は若干高かった。今後、ストーマ外来における指導によって更にQOLを高められるか否か検討が望まれる。
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