日本ストーマリハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2436-8806
Print ISSN : 0916-6440
5 巻, 2 号
通巻10号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
表紙・目次
原著
  • 佐々木 廸郎
    1989 年5 巻2 号 p. 1-4
    発行日: 1989年
    公開日: 2025/02/28
    ジャーナル フリー
     ストーマ・マーキングの行われていなかった頃の17例を対象に、人工肛門の満足度を検討した。6例(35%)に生活上に不都合があった。
     人工肛門の位置は従来から漠然と信じてきた臍より低い位置、腹直筋鞘内で外縁よりの場所が良好であることが確認された。
     そのほかに正中線上で臍と剣状突起の中点付近の場所も良好であることが判明した。引き替え、不都合であったのは、臍より低くても臍・腸骨前上棘間の外側1/4区域のもの、両腸骨前上棘を結ぶ線より低いもの、臍と剣状突起の中点の高さでも外側に寄って肋骨弓に近づくものなどであった。
     生活のやりかたを色々工夫した結果で現在は不自由なく暮らしている症例もあった。
     いずこに造設されても患者は懸命にそれに順応しようとするであろうがその努力が最小ですむように努力をするのは医療チームに課せられた責務であると考える。
  • 穴澤 貞夫, 佐々木 廸郎, 内藤 春彦, 今 充, 葛西 恵美子, 大村 裕子, 渡辺 成, 倉本 秋, 丸田 守人, 日比野 保子, 中 ...
    1989 年5 巻2 号 p. 5-18
    発行日: 1989年
    公開日: 2025/02/28
    ジャーナル フリー
     ストーマにプラグを挿入して便を止めるという新しい使い捨て型ツーピース装着具「コンシール」の安全性と有用性を多施設共同研究により検討した。結腸ストーマ患者86例に使用した結果,42例に45件の異常がみられ,23例が中止されたが,ほとんどか便漏れや軽微なもので問題となるものはなかった。一方除外・脱落を除く72例において,プラグ平均装着時間は自然排便法で10.3時間,洗腸法で17.9時間,便コンチネンス機能有効率は自然排便法で86.4%,洗腸法で92.3%であり,40例(55.6%)が有用性ありと評価された。以上より,今後適切な指導法と詳細な適応が決定されれば,コンシールは有用な結腸ストーマ用コンチネンス装着具になり得ると判断された。
第7回学会総会プログラム・抄録集
地方会抄録(地域研究会記録)
研究会抄録
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