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Print ISSN : 0289-6540
12 巻 , 6 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 八杉 満利子
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_519-6_520
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー
  • 中田 明夫 , 東野 輝夫 , 谷口 健一
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_521-6_534
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    本論文ではLOTOS言語[6]のサブセットであるBasic LOTOSを拡張した言語LOTOS/Tを提案する.LOTOS/Tでは各動作がいつからいつまでに実行されなければならないといった時間制約を線形不等式の論理結合で簡潔に記述できる.また,各動作の実行時刻を変数に代入することによって,隣接しない動作間の時間制約を記述できるなどの記述能力を持つ.LOTOS/Tの意味はラベル付き遷移システム(LTS)を用いて定義される.本論文では,LTSが動作式から機械的に構成できる推論規則を与える.次に,時間的双模倣等価性と非時間的双模倣等価性の2種類の等価性を導入する.その推論規則を用いて構成されたLTSが有限であれば,LOTOS/T記述のこれらの等価性は観測等価性と同様の方法で判定可能である.特に非時間的双模倣等価性を機械的に判定できることは,時間制約を変更した時に動作の等価性が保存されているかどうかの機械的検証を可能にするもので,リアルタイムシステムの開発に有用である.LTSを縮約し状態数を有限に抑える工夫についても述べる.

  • 高汐 一紀 , 所 真理雄
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_535-6_552
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    本稿では,C++を拡張した分散実時間システム記述言語DROLが提供する多様なオブジェクト間交信セマンティックスとその実現について議論する.DROLが支援するオブジェクト間交信セマンティックスの特徴は最小被害機構の導入にある.最小被害は,時間制約内での障害通知および障害からの復帰を保証することにより,従来の記述言語では実現できなかった大規模分散環境での実時間アプリケーションの記述を可能にする概念である.本稿では,ARTSカーネル上に実装されたDROL実行環境を用いて,分散実時間オブジェクトによる最小被害機構の実現に要するコストを評価する.さらに,実際にアプリケーション・プログラムを記述,その動作例を示すことにより,モジュール間交信における最小被害戦略の有効性について検証する.

  • 広津 登志夫 , 藤井 寛子 , 所 真理雄
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_553-6_567
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    本稿では,分散環境での共有オブジェクトモデルとして,並行オブジェクトにマルチバージョンの技術を導入し,オブジェクト内部の並行性を実現したマルチバージョン並行オブジェクトについて述べる.並行オブジェクトは,メソッド実行中にメッセージ送信などで処理が中断すると他のメソッド起動要求が遅延されてしまい,全体のスループットを低下させる可能性があった.ここで提案するモデルでは,プログラム中に内部データのアクセス競合に対する同期を記述しなくても,内部一貫性を保証しつつオブジェクト内部の並行実行が実現される.これにより,マルチユーザ用アプリケーションなどの,遅延が生じ得るプログラムにも並行オブジェクトの概念が応用できるようになる.

  • 水島 和憲 , 片山 卓也
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_568-6_584
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    一般に,属性評価器の実行効率は属性評価中の属性の記憶領域への割り当て方に大きく依存すると考えられているが,割り当て方によっては属性の評価ができなくなることがあり,効率良く最適な領域割り当てを発見することは難しい.本稿ではKatayama[6]が提案した再帰的属性評価器を対象として,効率良く最適な領域割り当てを発見するアルゴリズムを提案する. 従来,この再帰的属性評価器に対する領域割り当てアルゴリズムとしては,ある領域割り当てプランが与えられたときに,その領域割り当てで評価可能か否かを判定する方法が知られていた.しかしながら,これは具体的な領域割り当ての構成方法を与えているわけではないので,最適な領域割り当てを得るためには,すべての組合せの判定を行ない,その中で最適なものを選択するしかなかった. 本稿が提案するアルゴリズムでは,再帰的属性評価器の特徴を活かし領域割り当てに対してある現実的な制約条件を付加することによって,問題が導出木レベルから生成規則レベルに還元できることに着目し,実用的な時間内に最適な領域割り当てを構成できることを可能にしている.

  • 渡辺 慎哉 , 赤間 清 , 宮本 衛市
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_585-6_594
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    Genericな相互作用空間を用いることによって,問題領域に応じて相互作用の形態を変化させることのできる並行計算モデルを提案する.本モデルではLindaのタプル通信を拡張し,タプルの照合および値の伝搬のための規則を可変としたGenericな空間によって相互作用を行なう.このモデルによって,既存の通信方式のみならず,情報の特殊化,双方向への情報の伝搬などの有用な相互作用形態が統一的に実現可能となる.

  • 田中 哲朗
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_595-6_598
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー
  • 沼岡 千里
    1995 年 12 巻 6 号 p. 6_599-6_604
    発行日: 1995/11/15
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    ECAL'95(The 3rd European Conference on Artificial Life)は,今年6月4日から6日にかけ,スペインのグラナダにおいて,ISSOL (International Society for the Study of the Origins of Life), Spanish RIG IEEE Neural Network Council, Silicon Graphics (Spain), IBM (Spain), Apple (Spain), Parque de las Ciencias de Granada, EEC, DGICYT, CICYT and Junta de Andalucia (Spain)の共催の元で,開催された.会場は,the Palaciode Congresosと呼ばれる,良く整備されたコンベンションセンターである. ECALは,欧州を中心とした人工生命の会議である.第1回は1991年11月にフランスのパリで行なわれ,論文集はMITPressから出版されている.第2回は1993年5月にベルギーのブリュッセルで行なわれたが,残念ながら公式な論文集は出版されなかった.今年は第3回目を数え,論文集はSpringer-VerlagのLecture Notes in Artificial Intellifence 929「Advances in Artificial Life」として出版された.

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