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Print ISSN : 0289-6540
14 巻 , 6 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 落水 浩一郎
    1997 年 14 巻 6 号 p. 6_533-6_534
    発行日: 1997/11/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー
  • 緒方 和博 , 土居 範久
    1997 年 14 巻 6 号 p. 6_535-6_546
    発行日: 1997/11/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    MultithreadSmalltalkは,HPSと呼ばれているSmalltalkの実行時システムの大部分を再利用することでマルチプロセッサ向きに進化させた並列Smalltalkである.初期のMultithreadSmalltalkはナイーブなオブジェクト割付けの方法を採用していたため,オブジェクト割付けが処理速度のボトルネックとなっていた.本論文では,このボトルネックを解消するために採用した複数のプロセスで効率よくオブジェクトを割り付ける方法について記述する.4台のプロセッサを搭載するマルチプロセッサにおける計測の結果,本論文で提案するオブジェクト割付けの方法を採用する方がナイーブなオブジェクト割付けの方法を採用するMultithreadSmalltalkに比べ,複数のプロセスでオブジェクトを割り付けた場合1.8倍以上高速にオブジェクトを割り付けることができることがわかった.また,アプリケーションを実行した場合,処理速度を20~65%高速化できる.

  • 宮本 健司
    1997 年 14 巻 6 号 p. 6_547-6_560
    発行日: 1997/11/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    ユーザーの操作履歴から得られる依存関係を利用する予測インターフェースにおいて,履歴に現れたことのない新しい対象の取り扱いを予測する方法を提案する.依存関係にもとづく予測インターフェースは,ユーザーの意図を予測するのに有効であるが,予測範囲が一度取扱った対象に限られるという難点があった.われわれの方法では,ユーザーの操作の履歴として,操作そのものとは別に対象について相対化された操作を同時に記録する.新しい対象に関する操作を予測をする時は,古い対象をもとに仮の予測を行ない,その予測を相対化したのち新しい対象に関するものとして絶対化する.この方法により,新しい対象についても,古い対象についての一連の操作手順を応用して予測することが可能になった.この方法を用いてUNIXのファイル操作コマンドに対する予測システムDmakeの予測領域を拡大した.われわれの方法は一般的であり幅広い応用が期待される.また「説明にもとづく学習」のアプローチに関係している点で理論的にも興味深い.

  • 鈴木 大郎, 浜名 誠
    1997 年 14 巻 6 号 p. 6_561-6_575
    発行日: 1997/11/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    論理プログラムの操作的意味論を条件付き項書換え系におけるナローイングで与えることを通じて,関数論理型言語と呼ばれるプログラミング言語のクラスが論理型言語の上位集合となれることを理論的に明らかにする.まず,メンバシップ条件付き項書換え系を拡張した新たな条件付き項書換え系を与え,このような条件付き項書換え系のあるクラスは関数論理型言語のプログラムとして適当であることを示す.次に,論理プログラムから,関数論理型言語のプログラムとみなせる条件付き項書換え系への変換を与え,この条件付き項書換え系のクラスにおけるナローイングが論理プログラムの健全かつ完全な操作的意味論を与えることを示す.また,既存の関数論理型言語の計算モデルに対しても,そのような変換を与えることが可能であることを示す.本論文で与えた条件付き項書換え系のクラスは,論理型言語の上位集合である関数論理型言語を具体的に与えるだけでなく,既存の関数論理型言語を拡張する方法をも与えている.

  • 松林 慶 , 所 真理雄
    1997 年 14 巻 6 号 p. 6_576-6_587
    発行日: 1997/11/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    エージェントの協調には,再会の可能性がある.つまり,以前交渉したエージェントと再度遭遇し,交渉する可能性がある.この場合,1回のみの交渉(ゲーム)から得られる合意(解)よりも,交渉するエージェント全体でみて高い効用をもたらすだけでなく,各エージェントにとっても高い効用をもたらす合意を形成できる可能性がある.本稿では,再会の可能性を考慮した協調方式(各ゲームにおける戦略の選択手法)を提案する.この協調方式では正・負の両方の関係で協調可能なことを実験的に,また解析的に示す.さらに,再会を考慮する上で重要となるエージェントの記憶容量についても解析し,交渉開始時に交渉相手の候補が複数存在する場合には自分からの距離の指数分布で交渉相手を選択すると効果的なことを示す.

  • 二村 良彦 , 大谷 啓記 , 青木 健一 , 二村 夏彦
    1997 年 14 巻 6 号 p. 6_588-6_605
    発行日: 1997/11/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    長さnの順列を等確率,即ち1/n!で生成するO(n)アルゴリズムは知られている.しかし,整列アルゴリズム等の精密な評価のためには,このような一様乱順列による評価では不十分である.例えば,一様乱順列に含まれる葉数(自分よりも小さい隣人を持たない要素の個数),ランズ,および上昇部分の個数(即ちn-ランズ)は,平均各々約(n+1)/3,(n+1)/2,および(n-1)/2である.これは一様乱順列が極めて偏った特性を有することを意味する.アルゴリズムの性能に影響を及ぼす性質(例えば葉数)を制御しながらランダムに順列を生成し,それを用いてアルゴリズムの性能を評価する必要がある.本稿では,順列から非負の整数上への関数および関数値を順列の特性指標と呼ぶ.特性指標の中でも,順列の葉数,ランズ,上昇部分数等に対応するクラスを単純指標と呼び,それを形式的に定義する.そして長さn,単純指標mを持つ乱順列をO(nm)で生成する計算機オーバーフロー(またはアンダーフロー)無しの方法を提案する.また,単純指標が葉数である場合には順列をO(n)で生成する実用的近似方式について報告する.

  • 内田 俊一
    1997 年 14 巻 6 号 p. 6_606-6_610
    発行日: 1997/11/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー
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