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Print ISSN : 0289-6540
19 巻 , 5 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
特集にあたって
特集論文
  • 蜂巣 吉成, 野呂 昌満, 張 漢明
    2002 年 19 巻 5 号 p. 334-344
    発行日: 2002/09/25
    公開日: 2012/01/10
    ジャーナル フリー
    本論文では,軽量なXML文書処理系の自動生成系xpgenの設計とその実現について述べる.われわれは,XMLで定義されるマークアップ言語が文脈自由文法で定義でき,従来のプログラミング言語処理技術がその処理に応用できることに着目した.軽量かつ実用的なXML文書処理系の作成支援のために,xpgenはDTDから,字句・構文解析をおこなうlexおよびyaccのソースプログラムを生成するように設計した.意味解析のためのコードはyaccのソースプログラム内のアクションとして記述する.xpgenを試作し,既存のXMLパーサよりも静的意味検査等の処理記述が容易であることならびに,文書の解析に必要なメモリ量が少ないことを確認した.
  • 山本 浩数, 鷲崎 弘宜, 深澤 良彰
    2002 年 19 巻 5 号 p. 345-357
    発行日: 2002/09/25
    公開日: 2012/01/10
    ジャーナル フリー
    コンポーネント指向ソフトウェア開発において,組立ての基本要素となるソフトウェアコンポーネントを対象として品質測定を行い,コンポーネント単体での信頼性を向上させることが重要である.しかしコンポーネントは基本的にソースコードを直接参照することができないため,ソースコードの参照を前提としている従来提案される品質測定法(プロダクト測定法)を適用するのは困難である.本稿では,コンポーネントが備える再利用特性に着目したプロダクト測定法を提案し,ソースコードが非開示なコンポーネントの品質を測定した結果について述べる.
  • 坂井 悠樹, 鷲崎 弘宜, 深澤 良彰
    2002 年 19 巻 5 号 p. 358-371
    発行日: 2002/09/25
    公開日: 2012/01/10
    ジャーナル フリー
    コンポーネント指向開発においてコンポーネントの開発者が,コンポーネントが正常に動作するために満たすべき条件の一部を,コンポーネント中の内部属性に関する条件の論理的記述として表現し,コンポーネント単体での条件テストを行うことがある.しかしながら,従来の条件テスト手法では,コンポーネント本体のソースコードと条件テストスクリプトの明確な分離,および条件テストモデルの柔軟な記述を同時に実現できなかった.本稿では,細粒度コンポーネント内部の観測可能な属性を利用して,条件テスト用の環境を自動的に生成することでコンポーネント本体のソースコードと条件テストスクリプトの明確な分離を果たし,さらに条件記述を別ファイルで与えることで条件記述を容易に変更可能な手法を提案する.提案する手法を実装した条件テストスイートを構築した結果について,その有用性を示す.
  • 杉山 安洋
    2002 年 19 巻 5 号 p. 372-391
    発行日: 2002/09/25
    公開日: 2012/01/10
    ジャーナル フリー
    分散型のソフトウェアを開発するためには,そのアプリケーション本来の機能であるアプリケーションロジックに加えて,分散ソフトウェア特有のネットワークに関連した処理を開発しなければならない.しかし,ネットワーク処理をアプリケーションロジックと合わせて開発することは,処理の混同を招き,開発作業を必要以上に複雑にしてしまう.TRMIは,アプリケーションロジックとネットワーク処理を分離して開発することを可能とするJava言語のためのオブジェクト分散化技術である.TRMIを用いると,スタンドアロンのオブジェクトが自分自身とは異なるJava仮想マシン上に存在するオブジェクトのメソッドを,あたかも同一のJava仮想マシン上に存在しているかのように呼び出すことが可能となる.しかも,オブジェクト自身は分散処理を行っていることを認識する必要はなく,オブジェクト自身に分散処理のための変更を行う必要もない.
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