コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
34 巻 , 2 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 千葉 滋
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_1
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
  • 杉山 安洋, 沢田 篤史, 鷲崎 弘宜, 阿萬 裕久, 門田 暁人, 小林 隆志
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_2
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
  • 張 漢明, 野呂 昌満, 沢田 篤史
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_3-2_15
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
    並行システム開発において,特に組み込みシステムでは並列に動作する複数のハードウェア装置のもとで複数の事象が並列に発生するので,同時に発生する事象を考慮する必要がある.我々はCSPに代表されるプロセス代数を用いて,同時の事象を含んだ振る舞いを形式的に記述して分析する方法を提案する.プロセス計算ではプロセスは事象の列としてモデル化されるので,同時の事象は複雑な記述になる.本稿では,複数事象の同時性の概念を明確にしCSPを用いてその記述法と検証法を提示する.自動販売機制御の事例を用いて提案する記述方法の有用性について議論する.
  • 増田 聡, 松尾谷 徹, 津田 和彦
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_16-2_27
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
    ソフトウェアの仕様書における条件と動作の記述からテストケースを作成する技法に,デシジョンテーブルテスト技法がある.この技法に着目し,テストケース作成自動化のための条件と動作の意味役割付与方法を提案すると共に実験評価を行った.提案方法は,自然言語処理を利用し,前処理で構文的類似度比較により仕様書を対象に振り分け,次に対象文の係り受け関係と格解析の結果から条件と動作を抽出する方法である.記述スタイルの違う文書に対して実験評価を行い,Precisionが0.901から0.988,Recallが0.946から0.974となった.また,処理時間も手作業と比べ約6分の1となり,提案方法の有効性を確認した.
  • 桑原 寛明, 國枝 義敏
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_28-2_38
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
    本論文では,任意の機密度束を用いた情報流解析において,型エラーを修正するために配置される非機密化プリミティブの機密度を求める手法を提案する. Declassificationはプログラム構成要素の機密度を低下させることで不正な情報流を解消する手法であり,非機密化プリミティブの配置箇所と機密度を求める必要がある.我々の従来手法 [9] では,2要素の機密度束を仮定したため非機密化プリミティブの機密度を求める必要はなく,配置箇所のみを決定する.本論文では,任意の機密度束を仮定した場合に非機密化プリミティブの機密度を求める方法を示し,得られた機密度が不正な情報流を解消可能なできるだけ高い機密度であることを証明する.
  • 土田 修平, 寺田 努, 塚本 昌彦
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_39-2_50
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
    近年,ロボティクス技術の進展に伴い,複数の移動ロボットと身体表現を組み合わせたパフォーマンスが数多く見受けられる.しかし,これまでパフォーマ自身が,複数の移動ロボットを用いたパフォーマンスをインタラクティブに作成できるようなシステムはなく,自由に移動ロボットを利用できなかった.そこで本研究では,パフォーマが自身の動作と移動ロボットの動作の対応を考慮しつつ,インタラクティブにパフォーマンスを作成できる仕組みを構築する.具体的には球体型自走ロボットの動作と,LEDの光という要素を加えたパフォーマンスを自由に作成できるシステムを開発した.システムの有効性を評価するために,3名のパフォーマに,実際にシステムを利用してパフォーマンスの作成およびパフォーマンスの実演を行ってもらった.また,実験環境外での場所でも安定してシステムが利用できることを確認した.
  • 小田 朋宏
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_51-2_63
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
    オープンソースソフトウェアの利用は多くのソフトウェア開発においてライフサイクルに大きく影響する因子となっている.企業は単に既存のオープンソースソフトウェアを利用するだけでなく,開発者を業務としてオープンソース開発に参加させるなど,様々な形でオープンソース開発コミュニティに関与している.本稿では,受託開発契約によるソフトウェア開発とオープンソースライブラリを同時に開発することで,受託開発における利益を確保しつつ,同時にオープンソースライブラリ開発での具体的なアプリケーションを得た事例を2つ紹介し,議論としてOSS工学に期待することを説明する.
  • アフェルト レナルド
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_64-2_74
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
    コンピュータのプログラムと数学の証明の間に密な関係があることはよく知られている.1969年に発見されたCurry-Howard同型対応により,プログラムの型を言明(statement)として見れば,プログラム自体はその言明の証明として見られる.これにより,数学の証明の検査はプログラムの型付けに帰着する.この発想に基づいて,定理証明支援系という検証ツールの開発が行われてきた.近年,定理証明支援系を用いて,ようやく現実的なプログラムと証明の検証が可能となっている.
    現実的な証明の一例として,2005年から2012年までマイクロソフト・INRIAの共同研究組織で形式化された奇数位数定理が挙げられる.奇数位数定理は膨大な証明により示された重要な群論の定理であるため,その形式化は大きなマイルストーンとなっている.加えて,その形式化の基盤であるMathematical Componentsもまた,形式数学におけるライブラリとして重要な成果である.
    我々のデジタル社会を支える基本的なコンピュータプログラムであるRSA暗号や楕円曲線暗号や符号などは,整数論や群論や線形代数などの数学に基づいているが,Mathematical Componentsを用いることで,これらのプログラムの厳密な仕様の記述ができるようになった.しかし,Mathematical Componentsのような大規模なライブラリの利用には専門知識が不可欠である.
    本解説では,Mathematical Componentsによる形式化を紹介する.群論のラグランジュ定理を用いて,そのライブラリの基本的な使い方を説明する.
  • 勝野 恭治
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_75-2_78
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
  • 土方 嘉徳
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_79-2_82
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
  • 笹田 耕一
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_86-2_87
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/06/26
    ジャーナル フリー
  • 吉田 有花, 鶴田 真也, 池川 航史, 阿部 哲也, 志築 文太郎, 田中 二郎
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_93-2_101
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/05/11
    ジャーナル フリー
    本研究では,ユーザが物理的なブロックを積み重ねることにより仮想空間内の3Dモデルを構築することを可能にするために,静電容量に基づくブロックシステム(Capacitive Blocks)を開発した.このシステムにおける個々のブロックは静電容量を持つコンデンサとなるように作られており,3Dプリンタを用いて印刷することが可能である.本システムは,静電容量を計測することにより,積み重ねられたブロックの計数を行う.このため本システムには,ブロック内に電子デバイスを持たない単純な構造を持つ,カメラを使わずに積み重ねられたブロックの計数を行う,という特長がある.
  • 青山 周平, 阿部 哲也, 志築 文太郎, 田中 二郎
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_102-2_113
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/05/11
    ジャーナル フリー
    本論文では,タッチパネルを使わずに片手にてスマートウォッチを操作する手法「ThumbSlide」を示す.ThumbSlideは,スマートウォッチを装着した側の手において,親指を人差し指の側面にてスライドさせた際の親指の移動量を推定することにより,1次元の連続的な入力を可能とする手法である.本手法は,握り動作などによる決定操作を組み合わせることによって,ユーザが片手にてスマートウォッチを操作し,画面をタッチすることなくターゲットを選択することを可能にする.本手法の実装は親指動作に伴う手首の形状変化から親指の移動量を推定することにより行われる.また,決定操作は手が握られた際の手首形状を用いて認識する.本論文は,手首の形状変化を取得するためのデバイスの実装を述べるとともに,実際にデバイスを用いて測定した親指のスライド移動時の手首の形状変化の測定結果および親指移動量推定の精度を述べる.
  • 水野 雅之, 住井 英二郎
    2017 年 34 巻 2 号 p. 2_114-2_119
    発行日: 2017/04/26
    公開日: 2017/05/11
    ジャーナル フリー
    コンパイラの形式的検証は盛んに研究されているが,入出力等の副作用がある高階関数型プログラミング言語のコンパイラの検証はあまり行われていない.これは無限に入出力を行うプログラムの意味論の形式化が自明でないためである.我々は,入出力等の副作用を持つ外部関数の呼び出しや再帰関数,高階関数,組を持つ値呼びの関数型プログラミング言語に対するK正規化を定理証明支援系Coqを用いて形式的に検証した.K正規化とはlet式を用いて全ての中間式に対し陽に名前を与えるプログラム変換であり,束縛の操作を伴う点で形式化が自明でない.本研究では,余帰納的大ステップ操作的意味論によりプログラムの意味を外部関数呼び出しの無限列として与えた.また,束縛の表現としては,他の手法と比較検討した上でde Bruijnインデックスを採用した.
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