コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
35 巻 , 1 号
選択された号の論文の19件中1~19を表示しています
  • 千葉 滋
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_1
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
  • 鵜林 尚靖, 吉田 則裕, 井垣 宏, 大久保 隆夫, 大場 みち子, 粂野 文洋, 森本 千佳子, 吉岡 信和
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_2
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
  • 藤原 賢二, 上村 恭平, 井垣 宏, 吉田 則裕, 伏田 享平, 玉田 春昭, 楠本 真二, 飯田 元
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_3-1_13
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
    本論文では,プログラミング演習時に収集したソースコードのスナップショットを分析することで,受講生がいつ,どのような箇所で行き詰まっていたのかを特定する手法を提案する.提案手法では,受講生のある時点におけるソースコードと,その受講生が提出したソースコードの差分を求めることで,受講生の演習における作業量を定量化する.そして,定量化した作業量にもとづいて受講生の行き詰まり箇所を特定し講師へ提示する.提案手法を実際のプログラミング演習において収集したスナップショットに適用することで,37名の受講者のスナップショットから46件の行き詰まり箇所を特定することができた.また,適用結果からは受講生のプログラミング言語の仕様に対する理解不足,課題におけるアルゴリズムの理解不足,課題に対する誤解といった原因の行き詰まりを確認することができた.プログラミング演習時に受講生のソースコードを記録し,提案手法を用いた分析を行うことで,講師は受講生に対して適切なフィードバックを行える.
  • 大橋 裕太郎, 山地 秀美
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_14-1_27
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
    サービスラーニングを取り入れた授業科目において,学生がどのような活動をおこなったかを質的調査・分析法を使って検証した.6グループの活動を参与観察し,9グループにグループインタビューをおこなった.分析方法として質的データ分析法のひとつである事例 - コードマトリクスを援用し,各グループの活動の傾向を事例として抽出した.さらに各事例の個別具体性を明らかにするため,事例研究の手法を用いてグループごとの活動の詳細を記述した.分析の結果,15種類の事例を抽出し,「計画」「実施」「コミュニケーション」「振り返り」の4種類のカテゴリーに分類した.調査対象となったすべてのグループがこれら4つすべてのカテゴリーに関わる発言をしていたことから,すべてのグループが継続的な業務の計画と改善の過程を経験したと考えられる.活動を肯定的に捉えていたグループは各カテゴリーの事例を満遍なく経験していた一方,活動を否定的に捉えていたグループは特定のカテゴリーの事例が実践できていなかったことが分かった.調査対象としたグループごとの活動内容の違いを踏まえ,自己評価のための指標として3段階の評価尺度があるルーブリック(評価基準)を作成した.
  • 木塚 あゆみ, 伊藤 恵, 大場 みち子, 美馬 義亮, 柳 英克
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_28-1_40
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
    社会のなかから問題を発見し,ICTを活用した問題解決ができる高度ICT人材を育成するプログラムでは,学習者が設定した問題解決に必要なスキルを学ぶため,学習者ごとの目標に合わせてPBLの指導内容や構成を継続して柔軟に改良していく必要がある.このため学習者の理解度を把握する必要があるが,それらは困難を伴うとされてきた.本研究では学習者の学びを外化し,振り返りを促すための「学びのExperience Map」のデータを用いる.これをテキストマイニングで解析し,学習者の学びを育成プログラムの設計・改良に利用する手法を提案する.この手法を3年間の育成プログラムで実施したところ,授業の改善傾向が見られた.
  • 高島 海, 臼井 由樹, 上野 康治, 金田 重郎
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_41-1_53
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
    情報システム開発においてしばしば発生する課題に,情報システム発注者(以下,「施主」)自身が,情報システムの意義を充分には理解していない (実感できていない)ことがある.理解していないために「要求」が存在せず,要求分析は困難となる.学生が社会に出て情報システムを開発・保守する実社会連携型 Project Based Learning(PBL)でも問題は同様である.この問題を解決するため,本稿では,基礎情報学の原点に立ち返り,「情報に価値を付加しているのは人間であり,人間が行動を変えるような社会情報(言語)のループを作れば,そこに価値が生まれる」という視点をPBLに導入する.本PBLでは厳しい経営環境下の歯科開業医をモデルケースとしている.具体的には,「患者様カード(コンピュータを前提としない情報システム)」により,施主である医師と顧客 (患者)をつなぐループを提案した(第1フェーズ).これにより,施主は情報システム利用が再来院率を向上させることを実感した.次に,施主の社会貢献活動の紹介やSNSとのリンクを持たせ,施主が情報の流れのループの中にいる様にデザインした情報システム(Webサイト)を提案・構築した(第2フェーズ).本PBLで,最も変容したのは施主である.自らが情報発信者に変容し,新規患者の来院(及び既存患者の再来院)に関与している.ソフトウェア技術者における「情報システム提案能力」の重要性がしばしば指摘されるが,本PBLを見る限り,情報システムの構築では,施主の情報行動の変革を促す様な「仕掛け」が効果的である.
  • 井垣 宏, 武元 貴一, 上田 悠貴
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_54-1_66
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
    IoT技術の普及に伴い,基礎的な素養を備え,他者と協調してIoTシステム開発が行えるIoT人材を効率よく教育することが求められている.そのため,多くの教育機関において,手順書などにもとづいて,実際にIoTシステムの開発を行うような演習形式の授業が実施されている.特にチームでの開発経験を重視する場合,PBL(Project-based Learning)形式を採用し,チーム開発プロセスやコミュニケーションスキルとIoT技術についての基礎教育を行うことも多い.本論文では,事前に決められたIoTシステムをPBLで開発するIoT基礎教育を前提とし,学生間のスキル差やタスク割り当ての偏りといったPBL授業で発生しがちな課題への対応を目的とした手法を提案する.実際にPBLを実施した結果,チーム間でスキル差は存在したが,全学生に多様なIoT技術及びチーム開発の経験を積ませたうえで,IoTシステムを開発させることができた.
  • 松井 勝利, 中川 博之, 土屋 達弘
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_67-1_75
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
    ソフトウェア開発においては,通常,要求として与えられた機能が正しく実装されていることを検査するために,テストが実施される.この際,確認すべき機能群に対して効果的にテストが計画されるのが理想であるが,要求,つまり機能が増えると,テスト工程における限られたリソースに対して適切にテストを計画するのが困難となってくる.本研究では,検査すべき要求に対してテストが効果的に計画,あるいは実施されているかを簡便に可視化する手法を提案する.本手法では,各要求項目とテストケース記述との類似度に着目し,要求に対してのテストの網羅性を可視化する.本手法を実ソフトウェア開発現場におけるテスト実施結果に対して適用した結果,各機能(要求)に対するテスト実施の網羅性を可視化する1つの手段となり得ることが確認できた.
  • 田中 圭介
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_76-1_81
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
  • 新屋 良磨
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_82-1_85
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
  • 横山 大作
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_86-1_89
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
    KDD 2017 (23rd ACM SIGKDD Conference on Knowledge Discovery and Data Mining) は,知識発見,データマイニングなどに関するトップレベルの国際会議である.近年のトレンドであるビッグデータ,機械学習に関わるトピックも多く含まれ,注目が高まるとともに年々その規模を拡大している.ここでは,2017年8月に開催された会議について紹介する.
  • 湯淺 太一
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_94-1_95
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/03/26
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 恵, 木塚 あゆみ, 奥野 拓, 松原 克弥, 大場 みち子
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_103-1_109
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    実践的教育手法としてProject-Based Learning(以下PBL)が注目されており,情報系の学部や研究科においてもシステム開発を中心としたPBLが広く行われてきている.身に付けるべき技術が多岐にわたる場合,1回のPBL受講で習得できることに限りがあることから,複数回のPBL受講が望ましいが,限られた教育期間の中で複数の受講が難しい場合もある.そこで我々は個々の学生のPBL受講回数不足を補完するために,チーム開発を模擬的に個人学習で学ぶ自習教材を開発した.実際にこの教材を用いた教育試行を行い,開発した教材を受講した後に通常のPBLを受講した学生と,通常のPBLを2回受講した学生との比較分析を行い,通常のPBL受講に比べると不十分な点もあるものの,スキル習得に一定の効果が見られることが分かった.
  • 槇原 絵里奈, 井垣 宏, 吉田 則裕, 藤原 賢二, 飯田 元
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_110-1_116
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    プログラミング演習において,リアルタイムに教員が各学生の進捗を把握し,適切なアドバイスを与えることは困難である.本研究では,探索的プログラミングと呼ばれる,実装が不明確な箇所に対して,修正・コンパイル・実行を繰り返すプログラミング行動に着目する.学生がプログラムのどの箇所に対して探索を行っているかを検出し,課題に対する取り組みや難所をリアルタイムに特定することを目指す.提案手法を実際のプログラミング演習に適用したところ,同一課題における学生間のアプローチの違いや,エラーが生じた原因の特定が容易になることが確認できた.
  • 齋藤 尊, 新美 礼彦, 伊藤 恵
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_117-1_123
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    本研究では,学生主導で実施されるソフトウェア開発PBL(Project-Based Learning)のマネジメント支援を目的とする.ソフトウェア開発経験の浅い学生がプロジェクトを管理するPBLでは,学生の経験不足などが原因で工数見積りの誤りが発生し易い.一般的なソフトウェア開発では,開発工数を見積る手法を利用するが,データ収集とモデル構築・工数計算をプロジェクト進行中に行う必要があるため,学生が利用するのは難しい.一方PBLではプロジェクト管理ツールなどから様々な開発データを収集できるが,それらは十分に活用されていない.
    そこで本研究ではCoBRA法をベースにした工数見積り手法を提案する.この手法では過去に実施されたPBLの開発データを利用することによって,実施中のシステム開発PBLの成果物作成に要する工数を見積る.本研究では見積り精度の評価とPBL参加学生へのアンケートを実施するため,進行中のPBLへの適用実験を行った.またこの適用実験では,データ収集の簡便化のためプロジェクト管理ツール運用ルールを設定した.
  • 宗像 聡, 安家 武, 上原 忠弘, 山本 里枝子
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_124-1_139
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    本論文では,OSSのWebアプリの運用時の使われ方に基づいて,付属するテストセットの網羅性を評価し,テスト条件漏れが減るように対話的に強化する手法を提案する.多種多様な提供機能を持つOSSのWebアプリでは,テストされない運用時だけの機能の使われ方が多数生じてしまう.HTTP通信のキャプチャ&リプレイを用いると,運用時に生じた使われ方を再現することができる.しかし,既存のテストセットではテストされない運用時だけの使われ方を膨大なキャプチャデータから発見し,新たなテストケースとして整備する作業は,依然として難しい.そこで,提案手法では,テスト時と運用時に採取したキャプチャデータから,提供機能の使われ方を表すテスト条件を抽出しまとまった一覧表の形に集計・可視化することで,テストされない運用時だけの使われ方を効率的に発見・理解させる.テスト担当者は,次のアプリ改版時にテストすべきテスト条件を選択し,対応するリプレイスクリプトを自動生成することで,テスト条件漏れを減らしていける.OSSのWebアプリとその運用48日分のキャプチャデータを用いたケーススタディを実施し,提案手法の有用性を確認した.
  • 上里 友弥, 南出 靖彦
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_140-1_168
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    We present synchronized recursive timed automata (SRTA) that extend timed automata with a stack in which each frame contains multiple real valued clocks. SRTA are an extension of dense-timed pushdown automata (TPDA) of Abdulla et al. As with TPDA, timed transitions of an SRTA synchronously increase the values of all the clocks within its stack at the same rate. Our contribution is to show the decidability of the configuration reachability problem of SRTA. On the basis of a thorough study of the proof structure of Abdulla et al., we present a simpler and more modular proof that applies several abstractions to the concrete semantics and consists of their forward and backward simulations. Our proof enables to extend their decidability result of the location reachability problem to the configuration reachability problem of SRTA. We use the region designed by Abdulla et al. for TPDA instead of the conventional region in the theory of timed automata to establish a key technical lemma.
  • (取り下げ)
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_169-1_193
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    本記事は,著者の申し出により,取り下げました.
  • 木下 直樹, 門田 暁人
    2018 年 35 巻 1 号 p. 1_194-1_200
    発行日: 2018/01/25
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    本論文では,開発工数予測モデルの予測精度がプロジェクトによって大きくばらつくという問題に着目し,ソフトウェア開発工数の二段階予測方法を提案し,その実現可能性を調査する.提案方法では,まず,予測対象のプロジェクトについて,開発工数を高い精度で予測できそうか否か,すなわち,予測の信頼度を評価する.そして,信頼度が高いと期待される場合にのみ開発工数の予測を行う.提案方法のフィージビリティを確認するための実験を行った結果,予測の信頼度の推定には残差平方平均が適しており,残差平方平均の値が大きいカテゴリに属するプロジェクトについては予測を行わないことで,予測誤差を減らすことができ,二段階予測の有用性が示唆された.また,予測を行わない条件を緩和することで,予測対象プロジェクトを増加させつつ予測誤差を抑えることが可能であることが分かった.
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