交通工学論文集
Online ISSN : 2187-2929
ISSN-L : 2187-2929
6 巻 , 3 号
選択された号の論文の2件中1~2を表示しています
論文 (1) 基礎・応用学術研究
  • 山本 航, 辰巳 嘉大, 小山田 哲郎, 塚井 誠人
    2020 年 6 巻 3 号 p. 1-10
    発行日: 2020/04/01
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー

    近年、集中的な大雪によるスタック車両が原因で大規模な車両滞留が起きている。本研究では、中国地方のスタック発生記録と道路構造データを用いて、スタック発生区間の特徴的なパターンを抽出することを目的にトピックモデルを適用した。その結果、「道路幅(車線幅員/路肩/自歩道幅)が狭い区間」、「車線幅員と路肩幅が狭い平坦もしくは上り勾配カーブ区間」、「下り勾配カーブ区間」、「道路の規格が高い区間」の 4 トピックを得た。得られたトピックのうち、道路幅(車線幅員/路肩/自歩道幅)や道路線形(勾配/カーブ)に関するトピックが全体の 8 割以上を占めることを示した。今後は、気象等の動的データを加え、更なるスタック発生区間の特徴の把握が課題である。

論文 (2) 事例研究・調査報告研究・システム開発など
  • 萩原 亨, 浜岡 秀勝, 江湖 俊介, 岡嶋 克典, 小林 正自
    2020 年 6 巻 3 号 p. 11-20
    発行日: 2020/04/01
    公開日: 2020/04/01
    ジャーナル フリー

    プロビーム道路灯は、車両の進行方向を照射する照明器具である。この照明手法により、夜間の横断歩行者が道路の背景に対して明るくなり、その発見が夜間において容易となる。本研究では、著者らによる過去の研究をベースとし、実用化を想定したプロビーム道路灯のプロトタイプを開発し試作した。 プロトタイプをテスト走路に設置し光学特性計測を行った結果、対向車線を含めた道路空間全体の視認性が十分に高く、左右からの横断歩行者の発見が容易となることを明らかにした。また、実際の市街地の道路におけるプロトタイプの使用を想定し、灯具の設置間隔、道路勾配、カーブの影響を光学シミュレーションで検証した。今後の課題として、プロトタイプを市街地の乱横断が多い区間に設置し、鉛直面照度を高めた効果を検証する必要がある。

feedback
Top