JSTnews
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2019 巻, 2020.3 号
JSTnews 2020.3
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
特集1
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
    2020 年 2019 巻 2020.3 号 p. 3
    発行日: 2020/03/09
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー

    ビッグデータを利用する人工知能技術や情報基盤技術の発展などに伴い、社会環境が大きな変革期を迎える一方で、現状の技術では解けない問題が数多く存在することが改めて明らかになってきている。そこで期待されるのが、数学・数理科学分野と情報科学分野を連携・融合することによって、革新的な技術を生み出そうというアプローチだ。文部科学省が打ち出した戦略目標「数理科学と情報科学の連携・融合による情報活用基盤の創出と社会への展開」の下、CREST、さきがけ、ACT-Xのそれぞれで研究領域が立ち上がった。3月号特集では、各研究領域を率いる3人の研究総括の意気込みや研究領域への期待を紹介する。

  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
    2020 年 2019 巻 2020.3 号 p. 4-5
    発行日: 2020/03/09
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー

    「理論」「実験」「計算科学」に次ぐ第4の科学として、ビッグデータを扱う「データ駆動型科学」の活用がさまざまな分野で進んでいる。データ駆動型科学に計算科学のアプローチを取り入れ、それぞれの強みを生かした融合研究に挑むのが、CREST「数学・数理科学と情報科学の連携・融合による情報活用基盤の創出と社会への展開」研究領域だ。研究総括を務めるNTTコミュニケーション科学基礎研究所の上田修功 NTTフェローは、この領域から革新的な技術基盤が生まれ、社会が抱える問題を解決に導くと期待している。

  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
    2020 年 2019 巻 2020.3 号 p. 6-7
    発行日: 2020/03/09
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー

    多様な分野に潜む数理構造や数学的概念を、数学の力により従来にはない質の異なる情報として抽出し、それらを情報科学の力で有効利用することで、現実と仮想がしなやかにつながる未来社会の創出が期待できる。さきがけ「数学と情報科学で解き明かす多様な対象の数理構造と活用」研究領域では、数学と情報科学の個人研究者が自身の強みを生かしながら、互いの分野の発想を取り入れた新理論や新技術を研究している。研究総括を務める京都大学の坂上貴之教授は、革新的な構想を持つ若き数学者と情報科学者の出会いが、次世代社会の科学技術や産業への扉を開くと確信している。

  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
    2020 年 2019 巻 2020.3 号 p. 8-9
    発行日: 2020/03/09
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー

    大学院生を含む若手研究者の自立的で挑戦的な研究を支援するため、「ACT-X」がスタートした。先行するACT-Iと同様に、若手研究者は領域アドバイザーのきめ細やかな指導や助言を受けながら研究を推進する。ACT-Xの研究領域の1つ「数理・情報のフロンティア」では、数学・数理科学と情報科学、さらにその応用や学際研究を含む幅広い分野が対象だ。研究総括である国立情報学研究所の河原林健一教授は独自の発想に基づく革新的研究の芽を発見、支援するとともに、人的交流の機会を提供し、世界で活躍する研究者を育てるエコシステムの構築を目指している。

特集2
連載 世界を変えるSTORY
NEWS & TOPICS
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
    2020 年 2019 巻 2020.3 号 p. 14-15
    発行日: 2020/03/09
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー

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