脳卒中
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3 巻 , 3 号
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  • 作田 茂, 高松 滋, 佐藤 敬, 水野 成徳, 東海林 文一郎
    1981 年 3 巻 3 号 p. 225-233
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    脳血管障害における微小循環不全に注目し, 脳血管障害後遺症患者48例と脳血管障害がない対照116例の肘静脈血について血液の通過性を測定した.血液の通過性の指標としてReidらの方法によるDeformability Index (DI) を取り上げた.またDIと同時にいくつかの血液成分も測定してDIへの影響を観察した.DIおよびATPは対照・患者のいずれでも加齢とともに低下し, またDI, ATPともに患者の値は比較したどの年代でも対照より低値であった.DIとATPとの間には対照・患者ともに有意の正の相関関係がみられた.DIは対照でhematocrit, hemoglobin, fibrinogen, lactateとの間に有意の負の, 患者ではalbuminとの間に有意の正の相関関係を示した.DIと血小板粘着能との間には, 対照・患者のいずれでも一定の関係はみられなかった.
    DIは赤血球変形能や血液粘度に関係する血液成分との間に密接な関係を示しており, 脳血管障害後遺症における血液の通過性を反映する指標として臨床的に有用であると言える.
  • 小西 英治, 入野 忠芳, 門田 永治, 西出 正人, 中真 砂士
    1981 年 3 巻 3 号 p. 234-242
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    近年, 虚血性脳血管障害の原因となる心疾患として注目されている僧帽弁逸脱症 (mitral valve prolapse) を合併した脳梗塞の1例を報告する.このような症例は国内の文献上にはいまだみられない.また, 本論文において, 脳卒中臨床における心臓との関連性を今後検索することの重要性, さらに, その目的において心エコー (two-dimensional echocardiography) が重要となる点を強調する.
    症例は65歳女性.急性発症の左片麻痺で来院し, CTスキャン, 脳血管撮影により中大脳動脈分枝閉塞症と診断された.また, 心エコーによって, 僧帽弁逸脱症が疑われ, 左室造影, 冠動脈撮影を併用して確診した.家族内にも, 本症を有する例が心エコーにて診断されている.ECGは, 入院時とは不整脈はみられなかったが, 入院中の反復により一過性の心房細動を示した.発症6カ月後の時点では, 家庭生活に復している.
  • 金沢 武道, 井沢 和弘, 村岡 裕子, 小野寺 庚午, 目時 弘文
    1981 年 3 巻 3 号 p. 243-249
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    血清中のリポ蛋白質は脂質が可溶性になるための一種の存在形態であるが, さらに, 血清リポ蛋白質を水中透析すると, 上清に移行する超水可溶性リポ蛋白質 (UWS-Lp) と水不溶性リポ蛋白質 (Non-WS-Lp) とに分離することが出来る.この分離方法と両リポ蛋白質の脳卒中における意義を検討した.
    対象は脳血栓19名, 脳出血6名および健常者10名である.
    UWS-Lp-コレステロールは脳血栓に比して脳出血で高く, Non-WS-Lpコレステロールは脳血栓で他に比して高値を示した.UWS-Lp-トリグリセリドは三対象間で差を示さないが, Non-WS-Lp-トリグリセリドは健常者に比して脳卒中で高値であった.UWS-結合糖は健常者に比して脳卒中で高値を示したが, Non-WS-結合糖は脳卒中で低値であった.
    脳卒中の成因・病態を知る上で, このような分画法は有用である.
  • 西出 正人, 入野 忠芳, 門田 永治, 槇永 剛一, 中真 砂士
    1981 年 3 巻 3 号 p. 250-258
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    過去2年間に138例の虚血性脳血管障害例に対して, two-dimensional echocardiographyを施行し, 塞栓源としての心病変の検索をおこなってきた.従来より塞栓源として重視されていたリウマチ性弁膜症の他に, 僧帽弁逸脱症3例, 肥大型心筋症10例, うっ血型心筋症2例, 僧帽弁輪石灰化症4例などが診断された.僧帽弁輪石灰化症の各症例の年齢は69~81歳 (男性2例, 女性2例) といずれも高齢であった.それら4例中2例は脳血管撮影で内頚動脈閉塞症と診断され, 他の2例は内頚動脈に狭窄をもっていた.4例中3例は心房細動を, 1例は心室性期外収縮をECG上認めている.胸部レ線上, 石灰化像を確認したのは2例であった.脳塞栓症において, 僧帽弁輪石灰化症が塞栓源となりうる可能性があると同時に, 合併する頚動脈病変に今後注意を向けなければならないであろう.
  • 塩貝 敏之, 玉川 輝明, 原 充弘, 小柏 元英, 竹内 一夫
    1981 年 3 巻 3 号 p. 259-267
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    発症後早期に高度の脳浮腫に基づく脳ヘルニアを来すいわゆる激症脳梗塞に対して, 救命対策としての減圧開頭術の適応選択につき検討した.対象は頚部内頚動脈閉塞による2自験例と文献上の30例で, 大多数が内頚動脈または中大脳動脈の閉塞であった.手術死亡率は32例中17例 (53%) で, 60歳以上の高齢者, 術前に瞳孔症状出現例において予後が悪かった.臨床症状, CT所見は, 手術適応判定に有用で, テント切痕ヘルニアの切迫状態 (impending herniation) が手術時期であると思われた.しかし脳ヘルニアが進行し脳幹障害が不可逆的になると手術効果はなかった.その指標は, 深昏睡, 両側瞳孔散大, 眼球正中固定, 対光反射・眼球前庭反射・角膜反射の消失である.手術適応判定には, 迅速かつ慎重な決定が必要である.今後, neurological intensive careや新しい治療法の導入など検討すべきと考えられた.
  • 渡辺 学, 入野 忠芳, 種子田 護, 成冨 博章, 澤田 徹, Sawada T.
    1981 年 3 巻 3 号 p. 268-274
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    椎骨動脈への133Xe選択的注入による, 椎骨脳底動脈系脳血流 (V-CBF) 測定法を紹介し, また, 急性期後頭蓋窩脳血管障害症例に対して測定した結果を, 同症例に対し, 同時期に測定した内頚動脈系脳血流 (I-CBF) 測定の結果とあわせて報告した.対象7症例を, 意識障害が軽度な比較的軽症例4例と, 意識障害が強度な重症例3例に分類し, そのV-CBFとI-CBFとを比較検討した.軽症群では, V-CBF33.5±2.4であり, I-CBF46.0±5.0に比べ低値を示した.また重症群では, I-CBF26.3±1.5, V-CBF26.7±2.5と同程度に低値を示した.これらの結果より, V-CBF測定が後頭蓋窩脳血管障害症例の病態および予後の把握に有用であると考えられる. また, さらには, 後頭蓋窩脳血管障害症例に限らず, 種々の脳機能障害症例の全脳的把握に必要な補助検査となる可能性が示唆された.
  • 土橋 卓也, 緒方 絢, 尾前 照雄, 池田 純, 沼口 雄治
    1981 年 3 巻 3 号 p. 275-279
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    Wallenberg症候群の成因については, 後下小脳動脈の閉塞によるものよりも椎骨動脈の閉塞によるものの方が多いとされているが, 今回我々は低形成の右椎骨動脈および後下小脳動脈の閉塞による本症候群を経験した.
    症例は46歳女性.5年前より高血圧あり, 昭和55年9月, 突然Wallenberg症候群を発症し当科に入院した.発症後1カ月の両側椎骨動脈造影にて右椎骨動脈および右後下小脳動脈の低形成があり, 椎骨動脈遠位部より後下小脳動脈近位部まで血栓の再開通と考えられる血管の狭小化および壁の不整がみられた.右椎骨動脈と脳底動脈との連絡はみられなかった.本症例はその成因に右椎骨動脈低形成の関与が大きいと考えられたが, これまでにこの様な報告例はなく稀な症例と考えられた.
  • 永田 淳二, 片田 和広, 四宮 陽一, 佐野 公俊, 神野 哲夫
    1981 年 3 巻 3 号 p. 280-286
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    CT上認められるperifocal low density area (以下, L. D areaとする.) は予後を大きく左右する.しかし, その発生動態については今尚, 判然としない.本報告では, これを基底核部高血圧性脳出血の術前術後に於て経時的かつ病理学的見地から観察した.
    1) perifocal L.D areaは, 特に重症の症例に於て, 発作後3時間以内に出現した.しかし, 超早期手術時にみられるように, 血液や髄液との混合の場合もある.
    2) L.D areaは, 病理学的には, 脳浮腫, 脳腫張と共に脳破壊像が強く前面に出ていた.
    3) mass-effectを伴ったL.D areaは血腫完全摘出の手術では, 約2週間近くまで存在した.この持続期間は, 我々が考えていたよりも長期間存在する.特に血腫残存例においては, 2週間以上, mass-effectを伴ったL.D areaが存在した.
    これらより, 脳圧下降剤等の使用は, 従来我々が考えていたよりも長期間使用する必要も考えられる.
  • 元持 雅男, 牧田 泰正, 鄭 台〓, 島田 俊夫
    1981 年 3 巻 3 号 p. 287-292
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    くも膜下出血46例, 脳内出血34例, 対象として脳腫瘍13例において心電図変化を比較し, 重症度, 予後との関連性につき分析を行なった。虚血性心疾患の既往を有するものは予めこの調査より除いてある.8例に於て発症前後の心電図の比較を行ない得た.心電図異常をみたのは, くも膜下出血36例 (78.3%), 脳内出血27例 (79.4%), 脳腫瘍4例 (30.8%) で, 重症のもの程心電図異常が多かった.くも膜下出血では, T波の逆転を多く認め, wide deep negative Tを示すものが多く, 重症程QTc (U) の延長が多く, 血管攣縮の明かなものに心電図異常を多く認めた.脳内出血では他群に較べ, 左室肥大, STの変化が多かった。内側型出血, 脳室穿破例に心電図変化を多く認めた.各群とも心電図変化と, 血清電解質, 血清酵素との相関はなく, 血糖値異常高値とはかなりの相関をみた.入院時異常心電図を示したものの方が, そうでないものに較べ, 消化管出血, 過高熱の合併が多かった.これらの心電図変化が中枢性病変に起因するもので, 多分視床下部又はその周辺の病変によるものであろうと考える.
  • 田中 悟, 吉本 高志, 鈴木 二郎, 坂本 哲也
    1981 年 3 巻 3 号 p. 293-301
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    視床前半部に, 一定の梗塞巣の作製が可能である “視床梗塞犬” を用い, 脳血管遮断後の視床脳波の変化を, 脳乏血発現後7日間にわたり経時的に観察し, 最後に, 剖検脳における梗塞の有無と対比し検討した.
    これらの実験をもとに, 脳梗塞の形成過程と脳波変化について論じた.
  • 鈴木 則宏, 後藤 文男, 福内 靖男, 天野 隆弘, 田中 耕太郎
    1981 年 3 巻 3 号 p. 302-310
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2010/01/22
    ジャーナル フリー
    脳循環自動調節におけるnoradrenaline作動神経系の役割を検討した. [方法] 猫8匹を用い, fusaric acid (FA) (50mg/kg) 静脈内投与によるdopamine-β-hydroxylase阻害の前後で, 脱血・血液再注入時の血圧変動に対する脳軟膜動脈口径変化をvidicon camera systemにより連続的に検索した. [結果] FA投与前後の脳循環自動調節能をcerebral vasomotor index (-Δ口径 (μ) /Δ平均動脈血圧 (mmHg)) で検討すると, 投与前脱血時+0.397±0.302, 再注入時+0.343±0.237は投与後それぞれ-0.294±0.236, -0.299±0.301となり, いずれも有意な低下を示した (P<0.001). [結論] 脳循環自動調節能には, noradrenaline作動神経終末におけるnoradrenaline生成機構が重要な役割を果たしていると考えられる.
  • 栗山 良紘, 澤田 徹, 内藤 博昭, 唐澤 淳
    1981 年 3 巻 3 号 p. 311-317
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    頚部頚動脈の閉塞性病変の診断法として, CTおよび造影剤増強法を用いた “intravenous CT carotid-angiography” の臨床応用の可能性を検討した.造影剤静注後, 頚椎レベルで第2より第5迄の12枚の頚部axial imageを撮影する.ついで総頚動脈, 内, 外頚動脈を含む面を選んで, 任意斜方向断層のプログラムを用いてreformatted imageを合成する.axial imageとreformatted imageの解析により閉塞,狭窄の診断をおこなった.部分狭窄を含む53頚動脈についての正診率は98%であった.
    さらに今回の経験より動脈造影にまさる点として以下の事項が挙げられる.1) 血管内腔の操作や動脈穿刺を必要としないので, 頚動脈内膜剥離術後のfollow upや高齢者の検査に適している.2) 血管閉塞末梢部の血管内腔が開存しているか否かがわかる.3) 閉塞断端の石灰沈着やその他の所見より, 動脈硬化によるものか, 塞栓によるものかの鑑別が可能である.4) 静脈病変を検出できる.
  • 新美 次男, 澤田 徹, 栗山 良紘, 成冨 博章, 上戸 寛
    1981 年 3 巻 3 号 p. 318-325
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    Dopamine (DA) のヒト脳循環代謝に及ぼす影響を明らかにするため, 虚血性脳血管障害11例及び変性疾患3例についてArgon吸入法を用いて検討した.その結果, 1) DA 2μg/kg・min静脈内投与により脳血流 (CBF) は41.3±7.9 (ml/100g brain/min) から46.1±8.9と有意 (p<0.005) な増加を示し, 脳血管抵抗 (CVR) は2.46±0.54 (mmHg/ml/100g brain/min) から2.15±0.51と減少 (p<0.001) した.脳酸素消費量 (CMRO2) には, DA投与前後で変化を認めなかった.2) DAに対するdose-response (1~8μg/kg・min) を6例で検討したが, 1~4μgでは約10%のCBFの増加をみとめた.しかし投与量の増量に伴いCBFの増加が減弱する例が多かった.3) 8例について, DA投与前後で頭部挙上を行ない脳循環自動調節能を検討したが, DAの本機序への有意な影響はみとめなかった.以上のことから, DAによりCBFは有意に増加し, その機序は脳血管に対する直接の拡張作用によるものと推定された.
  • 立花 久大, 後藤 文男, 石川 良樹
    1981 年 3 巻 3 号 p. 326-336
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    網膜血管口径の変動から脳循環のautoregulationと脳血管CO2反応性が推定できるか否かを検討した.脳血管障害15例, Shy-Drager症候群2例, 脊髄小脳変性症3例の合計20例の患者と頭蓋内疾患を有しない対照群6例につき, 眼底カメラを用い, 潅流圧変動および5% CO2吸入に対する網膜血管の反応性 (各々RVI, CO2-I) を検討した.結果 : 1) 脳血管障害ではRVI, CO2-I共に対照群に比し低下しており, さらに急性期, 病巣側ほど著しい低下が認められた.2) Shy-Drager症候群ではRVIは低下していたが, CO2-Iは正常であった.一方自律神経障害を有しない脊髄小脳変性症では, RVI, CO2-I共明らかな低下はみられなかった.以上の成績は網膜血管のautoregulationに自律神経系が関与し, CO2反応性とは同じ機序ではないことを示しており, 脳循環のautoregulationおよびCO2反応性に関する従来の成績と一致している.従って本法は脳循環のautoregulation, CO2反応性を知る上で有用な方法と考えられる.
  • 日野 英忠, 田崎 義昭, 神田 直, 古橋 紀久, 北井 則夫
    1981 年 3 巻 3 号 p. 337-342
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    脳卒中急性期の患者を対象に血清アミラーゼ活性の変化を観察し, その上昇機序に関し交感神経機能との関係について検討した。その結果, 脳出血26例中13例, クモ膜下出血7例中 3例, 脳梗塞27例中3例で血清アミラーゼ活性上昇を認めた.また脳出血の血清アミラーゼ活性の平均値は脳梗塞より有意に高値を示した.脳卒中における血清アミラーゼ活性は発症後第 2~4病日に最高値を示し, 以後漸次低下した.血清アミラーゼ活性は患者の重症度をかなりよく反映した.さらに血清アミラーゼ活性上昇を示すものは血漿ノルアドレナリンの上昇を伴い, 両者の間に有意な正の相関を認め, 血清アミラーゼ活性の上昇機序として交感神経系の関与が示唆された.アミラーゼ・アイソザイムを測定した7例中5例は唾液型アミラーゼを示した.
  • 鶴田 和仁, 栗林 忠信, 岡本 定昭, 荒木 淑郎
    1981 年 3 巻 3 号 p. 343-346
    発行日: 1981/09/25
    公開日: 2009/09/03
    ジャーナル フリー
    An autopsy case of secondary diabetes insipidus associated with subarachnoideal hemorrage, which had been considered a rare cause of diabetes insipidus, was reported.
    The patient was a 54-year-old male who was admitted to our hospital on April 17, 1978 with the chief complaints of severe headache and vomitting. He had hypertension for 10 years. Two weeks prior to admission he experienced transient headache. In the morning of April 12, 1978 he developed severe headache associated with vomitting after defecation. His headache was containued until the time of admission.
    On physical examination the patient was awake and alert. General physical examinations were unremarkable except for high blood pressure (156/90 mmHg) and mild nuchal rigidity. Fundoscopic examination revealed the hypertensive changes (KW IIa).
    The lumbar puncture revealed that the opening pressure was 220 mmH2O, and the CSF was bloody. One and a half hours after admission, patient became deeply comatous suddenly, and the pupils became dilated and fixed to light. And occasionaly apnea was noted; therefore, dexamethazone was administered and oxygen inhalation was started. However, the apnea continued and the patient was placed on the respirator. Thereafter, polyuria developed; the urine volume was 600 to 1340 ml/hr with the specific gravity of 1.0041.006. Following the administration of vasopressin, the urine volume decreased and the specific gravity of the urine increased. However, the patient did not recover and expired 43 hours after the admission.
    Postmortem examinations revealed subarachnoideal hemorrage due to the rupture of the aneurysm of the left anterior communicating artery, which penetrated to the ventricular system. Histological findings revealed that the hypothalamus was necrotic; especially, the supraoptic and paraventricular nucleus were disappeared, and the anterior and posterior lobe of the pituitary were also necrotic.
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