脳卒中
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32 巻 , 1 号
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総説
原著
  • 加藤 貴之, 酒井 秀樹, 西村 康明
    2010 年 32 巻 1 号 p. 12-18
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    【目的】Prehospital Stroke Life Support(PSLS)およびImmediate Stroke Life Support(ISLS)を通した当院でのrt-PA静注療法の結果について解析した.【方法】対象は治療を行った連続39例で,治療効果について検討し,PSLS/ISLSを導入する前後で治療開始までに要した時間を比較した.またNIHSSと倉敷病院前脳卒中スケール(KPSS)の相関についても解析した.【結果】rt-PAの有効率は61.5% でmRS 0–1となったものは36% であった.症例数は後期で有意に増加(rt-PA/急性期脳梗塞入院症例:27/208例,13.0%)し,治療までに要した院内時間は後期で有意に減少(前期:93分,後期:76分)し,NIHSS/KPSS間には有意な正の相関(r=0.78)が得られた.【結論】PSLS/ISLSの効果で治療の迅速化と症例数の増加に繋がったものと推察された.
  • 河野 裕治, 山田 純生, 上坂 建太, 荒木 周, 藤岡 祐介, 安井 敬三, 長谷川 康博, 古池 保雄
    2010 年 32 巻 1 号 p. 19-26
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    【目的】本邦の脳梗塞は再発率が高くガイドラインによる危険因子(RF)管理が推奨されているが,実態は不明である.本研究では回復期のRFの管理状況推移を前向きに調査した.【方法】脳梗塞で入院した連続症例中modified Rankin Scaleが0–2を対象とした.入院時と発症6カ月で高血圧(HT)・脂質異常症(DL)・糖尿病(DM)・肥満・喫煙・飲酒・運動不足を調査した.【結果】入院時(106例)RF保有率は,HT 75.3%,DL 65.1%,DM 30.7%,肥満 29.2%,喫煙 62.2%,飲酒 31.1%,運動不足 64.2% であった.6カ月時調査(68例)では,HT 36.8%,DL 29.4%,DM 11.8%,肥満 20.6%,喫煙 16.2%,飲酒 13.2%,運動不足 51.5% であった.【結論】脳梗塞患者は多因子保有者が多く,退院後の管理は不十分であり,RFに対する積極的介入が必要と思われた.
  • 関 泰子, 前島 伸一郎, 大沢 愛子, 井村 純子, 神山 信也, 山根 文孝, 石原 正一郎, 棚橋 紀夫
    2010 年 32 巻 1 号 p. 27-33
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    内頸動脈狭窄症に対して,Auditory Verbal Learning Test(AVLT)を施行し,内頸動脈の病変側や合併する大脳白質病変の重症度,その他の神経心理学的検査との関連について検討した.対象は一過性脳虚血性発作や軽症脳梗塞で診断に至った症候性の内頸動脈狭窄症44名で,AVLTに加え,Mini-mental State Examination,Raven’s coloured progressive matrices,Frontal Assessment Batteryなどの神経心理学的検査を施行した.その結果,短期記憶,全即時記憶,言語学習能力,逆行性干渉など,AVLTのいずれの指標も病変側で差を認めなかった.また,側脳室周囲病変や深部皮質下白質病変の重症度が高いほどAVLTの成績は低下し,学習曲線は平坦化する傾向にあった.AVLTの成績はその他の神経心理学的検査の成績と正の相関を認めた.以上より,AVLTは,大脳白質病変を合併した内頸動脈狭窄症患者に関して,認知機能の低下をよく反映しており,高次脳機能スクリーニング検査の一つとして有用であることが示唆された.
  • 出口 一郎, 武田 英孝, 古屋 大典, 服部 公彦, 傳法 倫久, 名古屋 春満, 加藤 裕司, 福岡 卓也, 丸山 元, 棚橋 紀夫
    2010 年 32 巻 1 号 p. 34-40
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    【目的】脳梗塞急性期rt-PA静注療法の適応選択における頭部CTとMRIの有用性の違いについて検討した.【対象】2005年10月から2009年3月までに入院した脳梗塞患者1,280例のうちrt-PA静注療法を施行した45例(男性 33例,女性 12例,年齢 69.2±11.6歳)を対象とした.うち16例(CT基準群;男性 11例,女性 5例,年齢 67.4±15.4歳)は頭部CTのみ施行し適応判定を行いrt-PA静注療法を施行.また29例(MRI基準群;男性 22例,女性 7例,年齢 70.1±9.0歳)は頭部CTと同時にMRIを施行し適応判定を行いrt-PA静注療法を施行した.【結果】rt-PA静注療法直前のNIHSS score(中央値)はCT基準群19,MRI基準群11で,対象期間後半のMRI基準群では重症度は低かった.3カ月後のmodified Rankin Scale(mRS)はCT基準群(0–1;25%,2–3;25%,4–5;38%,6;12%),と比しMRI基準群(0–1;31%,2–3;38%,4–5;24%,6;12%)で良好な転帰が得られた.症候性頭蓋内出血の頻度はCT基準群18.8%,MRI基準群6.9% で,対象期間後半のMRI基準群で減少した.ただし症例が少なく転機,頭蓋内出血とも両群間に統計学的に有意差は認めなかった.【結語】MRI基準でのrt-PA静注療法適応選択は対象患者が軽症化し,3カ月後の予後も良好な結果が得られ,症候性頭蓋内出血の発現頻度も減少した.
  • 木佐 俊郎, 酒井 康生, 岡野 一亮, 岩成 正恵
    2010 年 32 巻 1 号 p. 41-47
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    持続的経鼻経管栄養法(CNG)または胃瘻管理で回復期リハビリテーション病床に転床した脳卒中患者57例を対象に,間欠的口腔カテーテル栄養法(IOC)に変更し管理したIOC加療群,CNGのまま管理したCNG群,胃瘻のまま管理した胃瘻群の3群に分け,前方視的に調査した.退院時に3食経口摂取可能となった割合は,IOC群で71.4%,CNG群で21.4%,胃瘻群で9.1% と,IOC群で有意に(p‹.05)高かった.
    また,23例でバリウム・ボール+造粘剤の胃腔への経管注入法による胃排出能検査を行ったところ,35分を過ぎてもバリウム・ボールが胃内に残存(ないしは殆ど残存)した症例が,IOC群と比べて胃瘻群のほうに有意に(p‹.05)多く,IOCに比べ胃瘻では胃排出能が不良なことが示唆された.
    脳卒中の摂食・嚥下障害の急性期~回復期ではIOC開始の条件を満たす場合は胃瘻ではなく先ずIOC,回復期~慢性期であっても安直に胃瘻に踏み切るのでなく,十分な検査と説明に基づきIOCとの使い分けを行う必要があると思われた.
  • 水庭 宜隆, 三好 洋, 佐々木 千鶴子, 高橋 清文, 田中 雄一郎, 中島 秀喜, 橋本 卓雄
    2010 年 32 巻 1 号 p. 48-54
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    嚢状脳動脈瘤の発生についてはマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)ファミリーであるMMP-2,-9の関わりが知られているが,発生初期におけるMMP-2,-9の詳細な解析の報告はない.したがって,脳動脈瘤に対する治療を開発する上で発生機構の解明は必要不可欠である.そこで,片側総頸動脈結紮による脳動脈瘤誘発ラットを使用し,脳動脈瘤発生初期におけるMMP-2,-9の挙動を脳血管組織の免疫染色およびRT-PCRにより解析した.MMP-2は誘発術施行の有無にかかわらず遺伝子発現が認められ,術後の経過でも発現量の変動も認められなかった.MMP-9は術後4週間より非結紮側血管分岐部に遺伝子発現を確認した.これらの結果より,MMP-2遺伝子は発生段階での関与は定かではないが定常的な発現がみられ,脳動脈瘤発生過程でのMMP-9遺伝子の発現が加わることで両者が協調して動脈瘤成熟に関与すると推察される.
  • 前島 伸一郎, 大沢 愛子, 古屋 大典, 武田 英孝, 棚橋 紀夫
    2010 年 32 巻 1 号 p. 55-59
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    症候性てんかん(poststroke epilepsy:PSE)により重積状態を呈した陳旧性脳梗塞患者の嚥下機能に着目し,臨床的検討を行った.対象はPSEの発症前には経口摂取が可能であった15名で,脳梗塞の最終発症から痙攣発作までの期間は4~108カ月であった.重積後のPSEでは嚥下障害を15名中10名に認めた.全身状態が不良で,経鼻経管栄養のまま転院となった1名を除き,嚥下障害がみられなかった4名はPSE前と同様の摂食が可能となり,自宅退院となった.しかし,嚥下障害を呈した患者の多くは入院中にPSE前と同様の摂食が困難で転院となった.経口摂取が可能な脳梗塞患者であってもPSEを契機に嚥下障害が明らかとなる場合があり,積極的な嚥下機能の評価と慎重な対応が必要であると思われた.
症例報告
  • 長島 康洋, 國本 雅也, 久手堅 司, 村松 和浩, 丸山 路之
    2010 年 32 巻 1 号 p. 60-63
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    眼球運動障害の所見から虚血範囲を経時的に評価し得た脳幹梗塞について報告する.症例は67歳男性,2007年5月某日に左側方注視麻痺を自覚し来院した.左側方注視麻痺および右上下肢の異常感覚,右第5指徴候を認めたものの,頭部MRIでは異常所見はなかった.症状はその後改善したが,臨床的に脳幹梗塞または痙攣発作が疑われたため入院した.第1病日夜間に両側方注視麻痺と,四肢麻痺が出現した.この時の頭部MRI拡散強調画像(diffusion-weighted image:DWI)で両側延髄上部腹側から正中背側に達する梗塞を認めた.第2病日に四肢麻痺は改善した.その後,両側MLF症候群,さらに左MLF症候群を経て第11病日には眼球運動障害も消失した.第23病日の頭部MRI T2強調画像では病巣は橋下部被蓋部に達していた.急性期脳幹梗塞はDWIでも陽性所見の出現が遅れることが多いが,本例の虚血病変が橋被蓋に存在したことは入院時および入院後の眼球運動障害により推測し得た.脳幹には眼球運動を司る神経線維や神経核が密に存在し,脳幹梗塞を疑う患者において眼球運動の詳細な観察は,虚血巣の進行をMRIよりも経時的に評価しうると考えられた.
  • 小室 太郎, 新田 武弘, 橋本 憲司, 井坂 文章, 岡本 新一郎
    2010 年 32 巻 1 号 p. 64-67
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    遺伝子組み替え組織型プラスミノーゲン・アクティベータ(recombinant tissue-type plasminogen activator:rt-PA)であるアルテプラーゼ (348,000IU/kg)を静脈内投与した脳塞栓症例が投与後約9時間で重篤な出血性梗塞となり,救命のため外減圧術を行った.外減圧術を開始したのはアルテプラーゼ投与終了後約15時間を経過した時点であった.皮膚切開から閉頭に至るまで,止血不良を感じることは全くなく,術後の頭部CTスキャンでも術後出血は認められなかった.少なくとも,アルテプラーゼ投与終了後約15時間を経過していれば,安全に開頭術が行えるということが明らかとなった.
  • 白神 俊祐, 高田 久, 赤井 卓也, 山本 謙二, 飯田 隆昭, 岡本 一也, 飯塚 秀明
    2010 年 32 巻 1 号 p. 68-73
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    症例は63歳男性.視野障害,痙攣発作にて発症しdural arteriovenous fistula(以下,DAVF)と診断され,当院へ紹介となった.脳血管撮影で血流は主に右中硬膜動脈,後頭動脈から,isolateされた右横静脈洞・S状静脈洞移行部に流入し,直静脈洞,ガレン静脈洞へ流出していた.まず,経静脈的塞栓術を試みたが到達できず断念した.その2日後に構音障害が出現,頭部CTでは右小脳半球に広範囲の低吸収域を認めた.脳血管撮影では,シャント血流の増大,静脈還流遅延を認めた.シャント血量を減らすため中硬膜動脈から塞栓を行うことにした.マイクロカテーテルをシャント近傍まで進めると,静脈洞への流入孔が確認でき,マイクロカテーテルを静脈洞内まで進めることができた.その部位で,コイルによる静脈洞塞栓を行った.術後小脳症状は改善した.画像上低吸収域は消失し,静脈還流障害による浮腫性変化であったと考えられた.術後神経脱落症状なく退院し,3カ月後の脳血管撮影でもシャントは閉塞しており,術後2年を経過して再発は認めていない.
  • 中村 智之, 名倉 博史
    2010 年 32 巻 1 号 p. 74-79
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    症例は80歳,男性.副鼻腔炎にて加療歴あり.2007年1月より意欲低下・頭痛・易疲労性あり.4月より呂律不全・歩行時のふらつき・見当識障害が徐々に進行.4月14日右片麻痺を発症し,左内包後脚のラクナ梗塞にて入院.入院時水頭症の併存を指摘.入院後,発熱・意識レベルの低下を繰り返し,精査にて髄膜脳炎・血管炎に伴う水頭症・脳梗塞・SIADHと考えられた.その後,再梗塞を来し最終的にくも膜下出血にて5月12日永眠された.剖検所見にてアスペルギルスによる髄膜炎・血管炎に伴う脳梗塞・くも膜下出血と診断された.アスペルギルス髄膜脳炎は稀にしか見られず,病理所見を得られた症例は数少ない.本例のように基礎疾患が明らかでなく,脳梗塞発症後に急速な経過をとる症例は臨床的にも稀であり,ここに症例報告する.
  • 嶽北 葉子, 川端 信司, 礒野 直史, 小川 竜介, 黒岩 敏彦
    2010 年 32 巻 1 号 p. 80-85
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    Churg-Strauss症候群(CSS)はアレルギー性肉芽腫性血管炎で,全身の合併症として気管支喘息,多発性単神経炎,腎障害,消化器症状,皮膚症状等,多臓器にわたり血管炎による症状を呈するが,脳血管病変を呈することは少なく,脳動脈瘤合併の報告は稀である.今回我々は,CSSの経過中に未破裂脳動脈瘤を合併した1例を経験した.本例では,一過性意識消失発作をきっかけに,頭部MRAにて左中大脳動脈末梢部の動脈瘤を疑われ,脳血管撮影にて左後側頭動脈に未破裂脳動脈瘤を認めた.開頭によりクリッピング術を行い,動脈瘤の病理組織標本では,線維性結合組織が増加し肥厚した壁構造を示していた.CSSの死因としては脳内出血が16% にみられるが,これは脳の血管炎と高血圧によるものであり,CSSと脳動脈瘤の合併例は我々が調べた限りでは1例のみであった.また動脈瘤の発生部位は中大脳動脈の末梢部で,性状も通常の動脈瘤と比べて非典型的であったことから,肉芽腫性血管炎に関連した病態であると考えられた.
短報
  • 西尾 大祐, 平野 恵健, 伊藤 志保, 倉田 睦子, 木川 浩志, 大沢 愛子, 前島 伸一郎
    2010 年 32 巻 1 号 p. 86-90
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    回復期リハビリテーション(リハ)病棟から在宅復帰が可能であった重症脳卒中患者の特徴を捉え,どのような要因が在宅復帰を可能にするかを明らかにすることを目的とした.対象は初回発症の脳卒中で日常生活が重度に障害されている患者で,運動麻痺,認知機能,日常生活活動(ADL),同居家族数を調査し,在宅復帰群と施設・転院群の2群に分けて比較した.入院時の運動麻痺やADLは両群間で差を認めなかったが,認知機能,同居家族数は両群間で差を認めた.また,入院後1週間毎のADLおよび退院時のADLは両群間で差を認めた.以上より,入院時の認知機能と同居家族を評価し,入院1週間後のADLの変化を確認した上で,家族に十分な機能予後と対応策を説明し,ゴール設定を行うことが,効率の良い医療を進めていくためにも大切である.
第34 回日本脳卒中学会講演
<シンポジウム>(S2-G-01 0S2-G-06)
脳卒中診療におけるチーム医療と地域連携の実現に向けて
事例報告
  • 比留間 恵, 大高 弘稔
    2010 年 32 巻 1 号 p. 91-99
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    In Japan, practice of cerebral vascular disorder could be grouped into three categories; acute, convalescence and maintenance phase. We introduce the method how we practice the acute phase in our institution. Our basic concept is comprehensive medical care, and to carry out efficient operation, Clinical Pathway (CP) has been introduced since 1999. CP is a multidisciplinary management tool based on evidence-based practice, in which the different tasks by the professionals involved in the patient care are defined. From the point of view of nurses, this enabled to intervene in patients’ early ambulation, preventing complications and preventing disuse syndrome. CP alone is not fully functional for patient care in daily practice since the aim is weighted mainly in treatment, and assistant tool is required to complete this. For example, we use assistant tool such as evaluation sheet of activity of daily life to set the goal of activity in each patient. Final evaluation of patients before discharge is discussed in a conference held once a week participated with doctor, nurse, therapist and medical society worker. In summary, for the treatment of acute phase, training of each professional is important, and team approach is required.
原著
  • 小島 肇, 岡安 裕之
    2010 年 32 巻 1 号 p. 100-105
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    Medical treatment of stroke becomes so complex that medical services are best provided effectively by interdisciplinary team care. Our stroke team is at the forming stage to organize a stroke unite near future. To clarify the present status of stroke care team, we conducted questionnaire survey on team work efficiency in three medical care teams, stroke rehabilitation, heart rehabilitation and breast surgery team. Compared with two other teams, our stroke team members need sharing the clear common vision, effective mutual communication and structure, which enriches each expertise. Team members, moreover, should understand the team process and always make an effort which improves the quality of stroke care by the feedback of outcome indicators.
事例報告
  • 谷本 早苗
    2010 年 32 巻 1 号 p. 106-110
    発行日: 2009/11/25
    公開日: 2010/01/26
    ジャーナル フリー
    急性期病院である当院は,回復期病棟を持たないため,院内におけるチーム医療と病院と病院との病病連携の充実が重要となる.病棟の機能は病状や時期によって細分化されるため,病棟間の連携とチーム医療の充実が求められる.病棟間の連携として,各病棟の看護師がお互いの病棟を訪問し合い,スムーズな転棟を目指した院内脳卒中連携を図っている.2006年にはストロークユニットを開設,『口の次は排泄だ!』を合言葉に排泄臓器の廃用症候群予防,『肺炎ゼロ強化月間』と題して肺合併症予防,『抑制ゼロ』を目指した取り組みなど様々なチーム医療を行っている.病病連携としては,8年前より患者の転院時の負担や診療のロスを防ぐために,看護師とセラピストが定期的に訪問活動を行っている.また,『高知リハビリテーション看護研究会』では,県下における脳卒中看護技術の向上や連携を図っている.
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