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ウイルス
Online ISSN : 1884-3433
Print ISSN : 0042-6857
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50 巻 (2000)
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48 巻 (1998)
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47 巻 (1997)
2 号 p. 133-
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46 巻 (1996)
2 号 p. 91-
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45 巻 (1995)
2 号 p. 105-
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44 巻 (1994)
2 号 p. 177-
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2 号 p. 199-
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42 巻 (1992)
2 号 p. 111-
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41 巻 (1991)
2 号 p. 65-
1 号 p. 1-
40 巻 (1990)
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1 号 p. 1-
39 巻 (1989)
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38 巻 (1988)
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36 巻 (1986)
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29 巻 (1979)
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1 号 p. 1-
28 巻 (1978)
2 号 p. 53-
1 号 p. 1-
Special 号 p. 1-
27 巻 (1977)
2 号 p. 69-
1 号 p. 1-
26 巻 (1976)
3-4 号 p. 95-
1-2 号 p. 1-
25 巻 (1975)
4 号 p. 213-
3 号 p. 93-
1-2 号 p. 1-
24 巻 (1974)
4 号 p. 291-
3 号 p. 199-
2 号 p. 145-
1 号 p. 1-
23 巻 (1973)
4 号 p. 313-
3 号 p. 173-
2 号 p. 119-
1 号 p. 1-
22 巻 (1972)
4 号 p. 215-
3 号 p. 107-
1-2 号 p. 1-
21 巻 (1971)
4 号 p. 155-
3 号 p. 81-
2 号 p. 41-
1 号 p. 1-
20 巻 (1970)
4 号 p. 265-
3 号 p. 191-
2 号 p. 73-
1 号 p. 1-
19 巻 (1969)
6 号 p. 311-
5 号 p. 177-
4 号 p. 111-
2-3 号 p. 65-
1 号 p. 1-
18 巻 (1968)
6 号 p. 475-
5 号 p. 345-
4 号 p. 281-
3 号 p. 205-
2 号 p. 111-
1 号 p. 1-
17 巻 (1967)
5-6 号 p. 239-
4 号 p. 159-
3 号 p. 77-
1-2 号 p. 1-
16 巻 (1966)
6 号 p. 229-
4-5 号 p. 121-
3 号 p. 69-
1-2 号 p. 1-
15 巻 (1965)
6 号 p. 257-
4-5 号 p. 97-
3 号 p. 55-
1-2 号 p. 1-
14 巻 (1964)
5-6 号 p. 205-
3-4 号 p. 91-
2 号 p. 55-
1 号 p. 1-
13 巻 (1963)
5-6 号 p. 145-
4 号 p. 107-
3 号 p. 81-
2 号 p. 37-
1 号 p. 1-
12 巻 (1962)
6 号 p. 225-
5 号 p. 187-
4 号 p. 153-
3 号 p. 107-
2 号 p. 55-
1 号 p. 1-
11 巻 (1961)
6 号 p. 361-
5 号 p. 317-
4 号 p. 249-
3 号 p. 167-
2 号 p. 87-
1 号 p. 1-
10 巻 (1960)
6 号 p. 359-
5 号 p. 285-
4 号 p. 231-
3 号 p. 143-
2 号 p. 69-
1 号 p. 1-
9 巻 (1959)
6 号 p. 531-
5 号 p. 453-
4 号 p. 325-
3 号 p. 259-
2 号 p. 109-
1 号 p. 1-
8 巻 (1958)
6 号 p. 459-
5 号 p. 369-
4 号 p. 291-
3 号 p. 167-
2 号 p. 89-
1 号 p. 1-
前身誌
VIRUS
68 巻, 2 号
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総説
単純ヘルペスウイルス
〜基礎研究,最近の進展〜
川口 寧
2019 年 68 巻 2 号 p. 115-124
発行日: 2019年
公開日: 2020/09/16
DOI
https://doi.org/10.2222/jsv.68.115
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単純ヘルペスウイルス(HSV: herpes simplex virus)は,ヒトに,口唇ヘルペス,単純ヘルペス脳炎,性器ヘルペス,皮膚疾患,眼疾患,新生児ヘルペスといった多様な疾患を引き起こす.HSV感染症に対しては,幾つかの抗ヘルペスウイルス剤が開発されているが,疾患によってはその効果は極めて限定的であり,ワクチンも未だ開発されていない.よって,現在でも全世界的なアンメット・メディカルニーズが高い感染症である.一方,HSVは,数あるヘルペスウイルスの中で研究が最も進展しているヘルペスウイルスのプロトタイプであり,その研究知見は,効率的に他のヘルペスウイルス研究にフィードバックされている.本稿では,HSV基礎研究の最近の進展に関して,我々の知見に基づき概説し,これらの知見が新しい抗HSV戦略の構築にどの様に橋渡しされうるかを議論したい.
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(2538K)
おたふくかぜワクチンの展望
木所 稔
2019 年 68 巻 2 号 p. 125-136
発行日: 2019年
公開日: 2020/09/16
DOI
https://doi.org/10.2222/jsv.68.125
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日本では国産おたふくかぜワクチンによる無菌性髄膜炎への懸念から定期接種化が進まず,接種率の低迷に伴いムンプスの全国的流行が繰り返されている.2015-16年流行期のムンプス難聴の報告数は348例を数え,定期接種の導入は喫緊の課題である.一方,海外では122カ国で定期接種が制度化され,117カ国で2回接種を採用している.その多くが安全性に定評のあるJeryl-Lynn株を含む麻しん,風しんワクチンとの三種混合(MMR)ワクチンを用いている.反面,2回接種の導入によってムンプス流行の抑制に成功した国々では,2000年代以降にアウトブレイクの再発が問題となっている.このように,国内と海外におけるおたふくかぜワクチンをめぐる課題は大きく異なっている.しかし,それらの背景には安全性と有効性を両立しがたいというおたふくかぜワクチンの本質的な特性が関連している.国内のワクチンギャップを迅速に解消するには,最新の知見に基づいた現行国産ワクチンの再評価が必要である.また将来的には,おたふくかぜワクチンの本質的な課題を解決した有効性と安全性を兼ね備えたワクチンが必要であろう.
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(1588K)
特集:昆虫ウイルスの最前線
昆虫培養細胞に潜在感染する
Bombyx mori latent virus
岩永 将司
2019 年 68 巻 2 号 p. 137-146
発行日: 2019年
公開日: 2020/09/16
DOI
https://doi.org/10.2222/jsv.68.137
ジャーナル
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Bombyx mori latent virus(BmLV)はチモウイルス科に属する未分類のプラス鎖RNAウイルスである.BmLVは植物ウイルスに類縁性を示すものの,節足動物であるカイコの培養細胞でのみ旺盛に増殖する.また,生活環は未解明であるものの,BmLVはほとんど全てのカイコ由来培養細胞へと既に混入している.我々は,BmLVの増殖メカニズムを明らかにするために,BmLVの陰性培養細胞の樹立や不活化法の開発,宿主域の解析を進めてきた.更に,BmLVの持続感染メカニズムに着目し,BmLVの急性感染細胞ではsmall interfering RNA(siRNA)を介したRNAサイレンシングが引き起こされること,そしてBmLVの持続感染細胞では,siRNAだけではなくPIWI-interacting RNA(piRNA)を介したRNAサイレンシングが引き起こされることを見出した.本稿では,BmLVの発見からその持続感染メカニズムの一端の解明までを筆者らが得た知見を踏まえながら紹介する.
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(1152K)
バキュロウイルスの宿主制御遺伝子
勝間 進
2019 年 68 巻 2 号 p. 147-156
発行日: 2019年
公開日: 2020/09/16
DOI
https://doi.org/10.2222/jsv.68.147
ジャーナル
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昆虫ウイルスの一種であるバキュロウイルスは大型のDNAウイルスであり,80–180 kbpの環状2本鎖DNAをゲノムとして持つ.古くから微生物農薬として利用されてきたが,1980年代半ばからその強力なポリヘドリンプロモーターを利用した外来タンパク質発現系(バキュロウイルスベクター)としても広く用いられるようになった.一方,このような産業的な研究と平行して,全ゲノム解読,および個々の遺伝子の機能解析が,様々なバキュロウイルスにおいて急速に進められた.その結果,バキュロウイルスは自身の増殖,複製に必須な遺伝子のほかに多くの補助遺伝子を持ち,それらが宿主の行動,細胞死,脱皮・変態といった高次の宿主制御において重要な役割を果たしていることが明らかになった.本稿では,私たちのグループの研究結果を中心に,宿主制御に関与するバキュロウイルス遺伝子の機能を概説する.
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(1565K)
トピックス
風疹排除に向けての課題
森 嘉生
2019 年 68 巻 2 号 p. 157-160
発行日: 2019年
公開日: 2020/09/16
DOI
https://doi.org/10.2222/jsv.68.157
ジャーナル
オープンアクセス
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(430K)
エンテロウイルス D68 の疫学
〜急性弛緩性麻痺を中心に〜
多屋 馨子
2019 年 68 巻 2 号 p. 161-164
発行日: 2019年
公開日: 2020/09/16
DOI
https://doi.org/10.2222/jsv.68.161
ジャーナル
オープンアクセス
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2015年秋にわが国では、エンテロウイルスD68の検出数が増加するとともに重症の気管支喘息患者および急性弛緩性麻痺症例の多発が認められた。当時のわが国では、WHO加盟194か国中174か国で実施されているAFPサーベイランスを実施していない国であったが、2018年5月から「急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く)」が感染症法に基づく5類感染症全数把握疾患に指定され、15歳未満の急性弛緩性麻痺症例は診断後7日以内に全例を管轄の保健所に届け出ることが義務づけられた。2018年10月頃からAFPの報告数が増加し、5〜11月に98例が届けられた。就学前の幼児期の報告が多く、年齢中央値は4歳であった。
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