TP法の理論について考察し,TP法のパターンについて次のように提案した。
(1)TP法の光学的なコントラストは,接着テープと紙面の接触面の光が1回正反射するのに反し,非接触部への光は2回正反射するために発生する(これを2重正反射理論と称した。)
(2)光学的なコントラスト
C1は,次式で表わすことができる。
C1=1/1-
G(
x,
n)
G(
x,
n)は,入射角
x,接着テープの屈折率
nにおけるテープ面での正反射率を示し,次式で表わすことができる。
G(
x,
n)=1/2{tan
2(ψ-
x)/tan
2(ψ+
x)+sin
2(ψ-
x)/sin
2(ψ+
x)}
ψは,
nおよび
xによって規制される,すなわち
n=sin
x/sinψ
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