Journal of UOEH
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13 巻, 3 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 土屋 健三郎
    原稿種別: 講演
    1991 年13 巻3 号 p. 191-205
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    本論文は, 1990年, 英国の王室医師学会産業医学部会による招聘講演(Lucas Lecture)として発表したものである. 我が国の労働衛生について8世紀まで遡り, その間の変遷について総括したものである. また,労働基準法およびその施行による成果や問題点について記載する. 1988年の労働安全衛生規則の改正を詳述し, 問題点として大企業と中小企業間における産業保健サービスの大きな格差を述べる. 最後に, 1978年に産業医科大学が産業医学(産業保健科学)の進展と産業保健従事者, 特に, 産業医の養成を目的として設立されたことを紹介する. そして, 専属産業医の資質についての制度を至急整備する必要性があることを指摘する.
  • Jasper R. DAUBE
    原稿種別: 講演
    1991 年13 巻3 号 p. 207-215
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    メイヨー医科大学は1972年に新設された1学年40人の医科大学である. アメリカ合衆国の他の医科大学と異なり, メイヨー・クリニックで医療に携わる医師が教育カリキュラムを設定し, 教育を行っている. 医学教育として, 1年目には大部分の基礎医学の講義, 実習が行われる. 講義では, 例えば「心血管系」として, 解剖, 病理, 生理, 生化学などのすべてを包括的に学ぶ. 医学的知識を臨床経験に常に結びつける努力がはらわれている. 2年目には患者の病歴をとり理学的検査などを行う診断実習を繰り返し, 3, 4年目にはさらに臨床に重点をおいた医学教育が行われている. 特に早期に患者に接し, 患者の持つ問題を解決することの重要性を体得出来る教育を行っている. この新しいシステムのもとで教育された医師が他の医科大学出身の医師と異なる面があるとすれば, 献身的に医療を行い, 新しい情報を学ぶ姿勢が身についていることであろう.

    (この内容は1987年11月5日に本学で講演された「メイヨー医科大学の教育」に基づくものである.)
  • C.P. カーマン
    原稿種別: 原著
    1991 年13 巻3 号 p. 217-226
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    英語は一つには他言語からの借用によってその語彙を増大させている. 英語圏の文化とそれ以外の文化がダイナミックに影響し合うと, 両言語間に借用語の相互交換が行われる. 昨今のように日本と北アメリカとの間の相互関係が活発になると, 借用語としての日本語の英語への流入もまた, 増大しているであろうか. この論文ではまず, 英語における日本語借用語の背景を明らかにし, 続いて, 英語の日本語借用の現状を把握する目的で, 二種類のアメリカの一般的雑誌を用いて行った6カ月の調査研究の結果を報告する.
  • 保利 一, 田中 勇武
    原稿種別: 原著
    1991 年13 巻3 号 p. 227-234
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    有機溶剤を取り扱う作業環境中では, 活性炭チューブや防毒マスク吸収缶など, 活性炭を使用した吸着装置が多く使用されている. これらの装置は, 蒸気が破過すると使用できなくなるが, 作業現場において使用中に破過を検出あるいは予測することは不可能である. そこで活性炭層の下流側に溶剤と反応して着色する検知剤を充填し, 色の変化から破過の検出が可能な装置を試作し, その特性を調べた. その結果, 湿度がゼロの場合には破過を検出する以前に着色が見られ, 破過の予測が可能であることが示された. しかし, 水蒸気が存在すると着色は鈍くなり, 安定した呈色を得るには至らなかった.
  • 山田 誠二
    原稿種別: 原著
    1991 年13 巻3 号 p. 235-240
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    近年, 身体活動による消費エネルギー量が激減し, 運動習慣の獲得が健康の保持増進に重要であることが指摘されている. 運動習慣獲得のための動機づけに有効な手段として, 身体活動による消費エネルギー量の簡便で, 的確な測定・予想方法として確立した小型の加速度計を利用したカロリーカウンターを使用し, 運動習慣の獲得の動機づけを目的とした運動指導を行い, カロリーカウンターによる運動習慣の動機づけの有効性について検討した. 運動継続に成功した10名では, 1日あたりの運動量が70%有意に増加した. 運動継続のために, 運動による消費エネルギー量の定量的な把握と毎日の反省を行える時間的な余裕が重要であることが示唆された.
  • 宮川 昌也, 原田 篤邦, 堀江 昭夫, 原武 譲二, 橋瓜 陽一, 井下 俊一, 佐古 達彦
    原稿種別: 症例報告
    1991 年13 巻3 号 p. 241-249
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    胃噴門側に出現して大量出血を特徴とするDieulafoy潰瘍の3例について, 病理組織学的に検討した. 潰瘍側と同様に潰瘍対面側の左胃動脈は第1分枝が大きく, 吻合がないか, 吻合があっても少なく, 内膜の肥厚が目立つことを明らかにした. 解剖学的に左胃動脈の第1分枝の形成異常に基づいて口径持続動脈(caliber-persistent artery:CPA)が漿膜より粘膜下まで走行していた. このCPAは局所性に高血圧を生じ, 胃平滑筋の蠕動運動や加齢によって迂曲蛇行し, 粘膜面を隆起させて, びらんを形成し, 出血性潰瘍となる可能性について提言した.
  • 君島 康一, 蜂須賀 研二, 緒方 甫, 田中 正一, 田島 文博
    原稿種別: 症例報告
    1991 年13 巻3 号 p. 251-255
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    症例は69歳の女性で, 1歳時にポリオに罹患し右下肢の弛緩性麻痺を生じ跛行を認めたが歩行障害は軽度であった. 六十数年の経過の後に右下肢筋の筋力低下, 歩行時の膝折れ, 筋痛, 関節痛を生じポリオ後症候群と診断された. 顆上型長下肢装具を作製し, 温熱治療, 関節可動域訓練, 低負荷の筋力強化訓練からなるリハビリテーションによって歩行障害が改善した. 本症例は廃用(disuse)と過用(overuse)がポリオ後症候群発症の誘因の一つとなった可能性があり, 日常生活の適度な活動性を維持し廃用性筋萎縮を予防するとともに, 杖や装具を利用して過用による筋障害や関節障害を避けることが重要と考えられた.
  • 藤代 一也, 森 晃爾, 井上 尚英
    原稿種別: 事例報告
    1991 年13 巻3 号 p. 257-260
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    ある外科系病院の中材室における, 酸化エチレンガスを用いた滅菌作業の健康影響と作業環境を調査し, いくつかの問題点について報告した. 滅菌作業者8名についてみると, 頭痛や全身倦怠感の訴えが多く, 眼・上気道刺激症状やエーテル臭を経験した例が少なくなかった. これらの例は1週間に1-2度, 少なくとも数百ppm以上のオーダーの酸化エチレンに曝露されていたと思われた. このような曝露は, 自動滅菌装置の不適正な操作に起因したと思われ, 小規模滅菌作業現場での酸化エチレン中毒発生に注意が必要であることが示唆された. また, 排気ガスの処理についても今後充分な検討が必要であることにも触れた.
  • 三宅 晋司
    原稿種別: 報告
    1991 年13 巻3 号 p. 261-265
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
  • Indoor Air International
    原稿種別: プレスリリース
    1991 年13 巻3 号 p. 267-268
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
  • ICOH
    原稿種別: 報告
    1991 年13 巻3 号 p. 269-270
    発行日: 1991/09/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
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