Journal of UOEH
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16 巻, 2 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 若杉 長英
    原稿種別: 講演
    1994 年16 巻2 号 p. 139-143
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
  • A. ロイ チャウドゥリイ, A. K. ガウタム
    原稿種別: 原著
    1994 年16 巻2 号 p. 145-152
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    リンデイン(ヘキサクロロシクロヘキサンのγ-異性体)を雄成熟ラットに, 連日, 4 mg/kg, あるいは8 mg/kg, を45日間, 腹腔内投与し, 睾丸におけるステロイド生合成に対する影響をみた. 睾丸の重量は, 対照群と比べ顕著に減少していた. 8 mg/kg, 処理群では, ライディッヒ細胞の著明な減少と形態変化に伴い, 睾丸のヒアルロニダーゼと, 3βΔ5-ヒドロキシステロイド脱水素酵素の活性も減少していた. 睾丸におけるコレステロールの増量と, アスコルビン酸の枯渇もみられた. これらの傷害により処理ラットの血清中のテストステロンの減少がもたらされた.
  • 平田 敬治, 伊藤 英明, 永田 直幹, 黒田 裕介, 大里 敬一
    原稿種別: 原著
    1994 年16 巻2 号 p. 153-166
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    1,2-dimethyl hydrazine (DMH), N-methyl-N-nitrosourea (MNU) および両者の併用によるラット腸発癌について検討した. DMH皮下投与では十二指腸から大腸まで広範に腫瘍を認め, MNU注腸投与では遠位大腸に限局していた. 両者併用群での腫瘍発生はMNU投与群に類似していた. 発生腫瘍の病理所見はヒト消化管腫瘍に類似していた. ポリアミン代謝の律速酵素であるオルニチン脱炭酸酵素 (ODC) 活性を遠位大腸で測定したが,腫瘍組織のODC活性は正常粘膜より有意に高く, 組織悪性度に比例し亢進していた. また担癌ラットの正常粘膜でのODC活性は非担癌群に比べ高値を呈し, 腫瘍個数と正常粘膜部の活性に相関関係を認めた. 以上より, DMH, MNUはともに腸発癌モデルとして有用な方法であり, また大腸粘膜ODC活性の亢進は腫瘍性変化における生物学的表現形質の一つであり, 大腸癌に対する高危険粘膜の検出のための生物学的指標として利用できると思われる.
  • ―血中, 尿中のオキシプリン濃度に対する検体処理と食事の影響―
    広重 欣也, 高杉 昌幸, 由宇 宏貴, 黒岩 昭夫
    原稿種別: 原著
    1994 年16 巻2 号 p. 167-178
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    HPLC-UV法にて血中, 尿中のシュウドウリジン, ウリジン, ヒポキサンチン, キサンチンと尿酸の定量を行った. 検体の処理に関しては, ヘパリン採血後5分間全血で放置しておくと, 採血後即血漿分離したものより, 血漿中ヒポキサンチン濃度は約15%増加し, キサンチン濃度は約35%増加した. また, 血清では血漿においてよりも有意にオキシプリン濃度は高値を示した. 以上により正確な血漿オキシプリン濃度の測定には, 抗凝固剤を用いた採血で即血漿分離が必要と考えられた. 6名の健常人に普通食, 低プリン食でこれら5物質の濃度がどのように影響されるかについても検討した. 普通食での各血漿中濃度は, シュウドウリジン;2.52 ± 0.19 μmol/ℓ, ウリジン;4.94 ± 1.24, ヒポキサンチン;0.82 ± 0.30, キサンチン;0.49 ± 0.12, 尿酸;290.1 ± 88.8であった. 低プリン食では, 血漿オキシプリン濃度は低下し, さらに尿酸, オキシプリンの排泄も低下した. 低プリン食での血漿ヒポキサンチン濃度は, 0.48 ± 0.26 μmol/ℓで, キサンチンは0.36 ± 0.17であった. 血中, 尿中のプリン, ピリミジン代謝産物の濃度測定には食事の影響も充分に考慮する必要があると考えられた.
  • 今村 昌平, 大西 晃生, 山本 辰紀, 辻 貞俊, 村井 由之
    原稿種別: 症例報告
    1994 年16 巻2 号 p. 179-183
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    症例は35歳男. 明らかな先行症状はなく, 四肢遠位部優位の運動・感覚性末梢神経障害で発症し, 寛解と増悪を示す慢性の臨床経過を呈した. 増悪時期に, 急激な視力低下を伴う両側視神経炎が発症し, 同時に髄液の蛋白細胞解離, 末梢神経伝導検査異常および腓腹神経有髄線維の軸索変性および節性脱髄所見が認められた. 図形反転視覚誘発電位検査でP100潜時の延長は認められなかった. ステロイド投与により, 中心暗点の消失と視力の改善ならびに感覚障害, 深部反射異常, 末梢神経伝導検査異常および髄液蛋白高値の明らかな改善を認めた. それ故, 本例の視神経障害を慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の一症状であると判断した. 本例は中枢神経系と末梢神経系の両方が障害された文献上比較的稀な1例である.
  • ―その目的, 成果, 今後の課題―
    嶋田 雅曉
    原稿種別: 総説
    1994 年16 巻2 号 p. 185-197
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
    寄生蠕虫の生存戦略は宿主との戦いではなく, 宿主との交渉である. 寄生蠕虫は宿主が環境そのものであるため, 宿主を殺せない. 熱帯病の原因であるビルハルツ住血吸虫は, このような寄生蠕虫の内でも, ヒトを唯一の宿主とし, 従ってヒトに最も適応して進化してきた. 本疾患の流行地では, 宿主であるヒトが思春期を迎える頃から感染率, 感染強度が急激に下がることが観察される. これは宿主の再生産を妨害しないという点で宿主にとって有利であり, 寄生蠕虫の生存戦略の一環と理解できる. この宿主-寄生体関係を保つためのヒトの側の機構には防御免疫と水接触行動が考えられるが, ケニアにおける研究はヒトの水接触行動が主要な要因であることを示している. ヒトの水接触行動は動物と異なりその文化的背景に依存する. ヒトの文化が宿主-寄生体関係とその進化に大きな影響を与えている例と言えよう. 今後熱帯感染症の研究にはヒトの文化的側面からのアプローチが不可欠である.
  • 安松 聖高, 内田 誠也, 菅野 久信, 鈴木 尊志
    原稿種別: 訂正
    1994 年16 巻2 号 p. 199-
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
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