変異原性物質検出におけるTolC外膜輸送蛋白質変異を持つWP2
tolC, WP2
tolC/pKM101, WP2
uvrA, tolC, WP2
uvrA, tolC/pKM101菌株と持たないWP2, WP2/pKM101, WP2
uvrA, WP2
uvrA/pKM101菌株の感受性の比較をプレインキュベーション法で変異原物質の比活性を測定することで実施した.
tolC変異菌株は
tol/C非変異菌株よりも2-aminoanthracene, 2-nitrofluorene, Glu-P-1, benzo[a]pyrene, mitomycin C, streptonigrin, doxorubicinのような多環およびヘテロ環化合物に対して感度が良かった. 2-Nitrofluoreneの変異原性は
tolC非変異菌株WP2, WP2/pKM101, WP2
uvrAでは検出できないが,
tolC変異菌株WP2
tolC, WP2
tolC/pKM101, WP2
uvrA, tolCで検出することができる. しかしながら, これらの
tolC変異菌株はstreptozotocin, Ara-A, cisplatinの変異原性検出には充分な感度を有していなかった. 同様にAra-Aの変異原性は
tolC変異菌株であるWP2
uvrA, tolC/pKM101では検出できないが, 正常な
tolC非変異菌株WP2
uvrA/pKM101で検出することができる. TolC外膜輸送蛋白質変異による変異原物質の検出感度の増加効果は感度の悪いWP2菌株において明確であるが, 高感受性のWP2
uvrA/pKM101においては明確ではなかった.
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