体重2kg内外の成熟家兎を用いて実験的にAcidosis, 並びにAlkalosisにならしめ, その歯髄phosphataseの消長を検索して次のごとき結果を得た.
1) Acidosis時における歯髄phosphataseの消長. 2日間, 5日間の, すなわち短期においてはその活性度は高まり, 10日以上の長期におよぶと, 正常の値に復帰するもののようである.
2) Alkalosis時においてもAcidosis時にほぼ同様の結果を得, すなわち短期間のAlkalosis時ではその活性度は高まり, 1ヵ月間の長期においては, 正常値に復帰するもののようである.
3) しかして, Alkalosis時にはAcidosis時に比し若干その活性度は高いもののようである.
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