日本脳炎生ウイルスワクチンを豚パルボウイルス感染症不活化ワクチンで溶解して混合ワクチンとし, これをブタに注射し, 各単味注射群および無注射群 (抗体陽性) を対照として, 両ウイルスに対するHI抗体価の推移および分娩成績を検討した.
その結果, ワクチンを混合し注射されたブタに認むべき臨床変化はなく, 各単味ワクチン注射群とほぼ同程度の血中抗体を形成した.
試験豚の分娩成績を比較すると, 各ワクチン注射群ならびに無注射対照群 (抗体陽性) の間に大差はなかった.しかし, 無注射対照群に黒子, ミイラならびに奇形子などの異常産が認められず, また各群に死産子が多発したことなど, 分娩成績の面から混合注射および単味注射の効果を明確にすることは困難であった.
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