21犬種, 160例の犬を一般臨床所見によって1群 (良好), II群 (軽症), III群 (中等症あるいは不良), IV群 (重症) の各群に分け, 各群について, Hb, AIG比, TP, Htを測定し, その平均測定値を4本の等間隔に引いた平行線上にプロットして血液スペクトルグラフを作り比較検討した.
I群は正常値範囲内を上方から下方に連らなる折線グラフとなる.
II群はAIG比が正常値範囲より左に転位した折線グラフとなる.
III群はHb, AIG比が正常値範囲より左に転位した折線グラフとなる.
IV群はHb, AIG, TPが正常値範囲より左に転位し, Htは右に転位した折線グラフとなる.
以上に示した所見から血液スペクトルグラフは病勢の推移を知るのに有効な方法と思われる.
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