日本獣医師会雑誌
Online ISSN : 2186-0211
Print ISSN : 0446-6454
ISSN-L : 0446-6454
36 巻, 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 喜田 宏
    1983 年36 巻2 号 p. 55-61
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 郡 信高, 片倉 栄一, 沖田 紀行
    1983 年36 巻2 号 p. 62-67
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1. 1972年から1978年の間に, 大阪市立と畜場および日本ハム大阪工場と畜場に搬入された豚のうちで, 肝臓に巣状病巣が認められた557例中130例, および敗血症の所見が認められた1, 655頭中6例はサルモネラ症と診断された.
    2. 132頭からの分離菌がSalmonella choleraesuis var.Kunzendorf, 2頭からの分離菌がS.choleraesuis, 残る2頭からの分離菌はS.typhimuriumと同定された.
    3. サルモネラ症と診断されたもののうち, 肝臓に巣状病巣が認められた130例および敗血症の所見を示した6例中2例の肝臓に組織学的にチフス結節が認められた.
    4. サルモネラの検出率は肝臓 (93.2%) が最も高く, ついで脾臓 (89.3%), 腎臓 (49.2%) および内腸骨リンパ節 (39.6%) の順であった. 個体別にみると, 肝臓, 腎臓, 脾臓のすべてかサルモネラが検出されたもの45.8%, 2臓器から検出されたもの36.4%, 1臓器から検出されたもの17.8%であった.
    5.サルモネラ生菌数は肝臓が最も高く, ついで脾臓・腎臓の順であった.
    6.肝臓, 腎臓, 脾臓の3臓器からサルモネラが検出された14例中11例, 2臓器から検出された9例中4例の枝肉からサルモネラが検出されたが, 1臓器のみ陽性の6例の枝肉からは検出されなかった.
    7. 健康豚150頭の腎臓脾臓, 枝肉リンパ節 (内腸骨および腰リンパ節) および肝臓 (117頭のみ検査) のいずれからもサルモネラは検出されなかった.
    8. 健康豚40頭 (腸間膜リンパ節からサルモネラが検出された4例を含む), 細菌性心内膜炎例31頭, 薄麻疹型豚丹毒例29頭, 敗血症例14頭の肝臓にはチフス結節は認められなかった.
  • 安食 政幸, 高村 恵三, 平松 計久, 中井 正久, 佐々木 文存, 大熊 俊一
    1983 年36 巻2 号 p. 68-73
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1980年2月から1981年7月までに臨床症状や病理学的所見より, イヌパルボウイルス (CPV) 感染症が疑われた21頭の子犬の腸と糞便から, 初代犬腎および猫腎 (FK) 細胞で, 11株のCPVが分離された.
    このウイルスは. 初代FKおよび猫肺細胞で核内封入体を形成してよく増殖し, ブタとネコ赤血球を凝集した. また, 赤血球凝集抑制 (HI) 試験により, 既知のCPVおよびネコパルボウイルスとは, 血清学的に同一性状を示し, 分離株の血清型は単一であった.
    HI抗体陰性犬4頭を用いた実験感染では, 嘔吐. 白血球減少, 激しい血様下痢と脱水を呈して死亡し, 剖検および組織学的には野外例と同様な所見がみられ, ほぼ全臓器からウイルスが分離された.
    1977年から1981年までに東京, 神奈川, 静岡, 愛知, 岐阜, 石川, 大阪, 兵庫の8都府県より収集した748例の犬血清についてHI抗体の分布を調査したところ, 1978年10月に陽性例を認め, 1979年以降は各地域で急激に陽性例が増加し, 高い抗体価を保有するイヌが多く認められ, 本症が広くわが国に分布していることを確認した.
  • 大島 寛一, 三井 隆喜, 沼宮 内茂, 岡田 幸助, 吉川 発, 小山 弘之, 椿 志郎
    1983 年36 巻2 号 p. 74-78
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1977年から1980年3月までの間に得られた, 岩手県内20市町村38牛群3, 026頭の牛血清について, 牛白血病ウイルス (BLV) 抗体調査を実施した. 抗体は1, 322頭 (43.7%) に検出され, 乳用牛では411/1, 076頭 (38.2%), 肉用牛では911/1, 950頭 (46.7%) がそれぞれ陽性であった. 陽性牛は27牛群 (71.1%) に認められ, 9.5~100%の陽性率を示した. 地域的には葛巻町, 雫石町, 滝沢村, 大迫町などに高陽性率牛群が存在したが, 陰性牛群の存在も明らかとなった. 加齢にしたがい抗体陽性率は上昇し, 3才以上では40%以上を示した. 1975年から1980年3月までに教室で剖検した地方病性牛白血病 (EBL) 117頭は, いずれもBLV抗体を保有し, 4才以上での発症が多く認められた. EBL牛の発生は34市町村に及び, 安代町, 雫石町, 大迫町, 江刺市, 住田町では多数の発生が見られた. 以上の結果から, 県内におけるBLVによる汚染の実態がうかがわれ, 陽性牛の分布は地方病性性格を示すことが明らかにされた.
  • 田村 正明
    1983 年36 巻2 号 p. 78-81
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    臨床的に健康な産褥期の乳牛1例について, 血清ビタミンD3代謝産物3種の濃度を測定し, 血. 清ミネラル濃度との関連を検討した.その結果, 血清1, 25-dihydroxy vitamin D3 (1, 25-OH) 2-D3 濃度は, 分娩時の低カルシウム血症に反応的に上昇することが観察された. また, 血清無機リン濃度は, 1, 25-(OH) 2-D3濃度の上昇に伴って著しく上昇した. 血清25-hydroxy vitamin D3ならびに24, 25-dihydroxy vitamin D3濃度は血清ミネラル濃度の変動とは無関係に推移した. これらの結果は, 産褥期の乳牛の血清カルシウムならびにリンのホメオスターシスに1, 25-(OH) 2-D3が密接に関連することを示している.
  • 中村 菊保, 板倉 智敏, 中島 信明, 勝屋 茂實
    1983 年36 巻2 号 p. 81-85
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    分娩後骨軟症に罹患したと疑われ, 治療としてビタミンD剤が長期間投与された2頭の雌成乳牛に典型的石灰症を認めた. 両牛は, 臨床的には衰弱・心音の減弱・頸静脈拡張・下痢を, 病理学的には重度の全身性石灰沈着を示した. 石灰化病変は, 心臓では左心房・左心室の心内膜, 静脈では外膜, 動脈では中膜, 脾臓では脾柱, 腎臓では髄質の尿細管基底膜, 第一胃と第三胃では漿膜, 第四胃では胃腺に見られた. このほか, 動脈壁の一部では軟骨化生, 肺では気管支軟骨の石灰化と肺胞壁の骨化生が見られた.以上の所見から, 今回の石灰症はビタミンDの過剰投与に起因したとみなされた.
  • 1. 医薬品に関する基礎知識 (その2)
    吐山 豊秋
    1983 年36 巻2 号 p. 86-89
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 平 詔亨
    1983 年36 巻2 号 p. 89-92
    発行日: 1983/02/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
feedback
Top