日本獣医師会雑誌
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37 巻, 4 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 織間 博光, 一木 彦三
    1984 年37 巻4 号 p. 197-203
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 高橋 清志, 黒沢 隆, 其田 三夫, 中出 哲也, 藤田 溝吉
    1984 年37 巻4 号 p. 203-207
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    Diminazene aceturate (ガナゼック), TrimethoprimとSulphadiazineの合剤 (トリブリッセン), Parvaquone (クレクソン) およびImidocarb (イミゾール) の犬Babesia gibsoni感染症に対する治療効果を比較した. その結果, ガナゼック, トリブリッセンならびにクレクソンはB. gibsoni感染犬の死亡率を低下させ, 原虫寄生赤血球の減少およびヘマトクリット値を上昇させる効果があった.これらの有効な薬物の中でもクレクソンの効果が最も優れており, イミゾールは本症に対してほぼ無効と考えられた.
  • 木村 容子, 若松 脩継, 関根 淳仁, 元井 葭子, 本好 茂一
    1984 年37 巻4 号 p. 208-214
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    搾乳牛に発生するケトーシスの病態を内分泌面より検討する目的で, 糖代謝に関与するホルモンの変動を調査した.
    初診時に尿中ケトン体が (朴) から (冊) 検出されたホルスタイン種搾乳牛を供試牛として, アルギニン塩酸塩 (Arg.) を4頭に, デキサメサゾン (Dex.) を2頭に負荷し, 注入直後を中心に9-13回採血して経時的にホルモン, グルコース (Glu.) と血漿脂質成分の変動を測定し, 健康対照牛の値と比較した.
    Arg.負荷後の病牛のホルモン応答は, インスリン (IRI) と膵グルカゴン (IRG) の上昇が著明でなかったタイプ2例, IRGと11-OHCSが過剰応答を示したタイプ1例と健康牛に類似して負荷直後にIRIとIRGが著明に上昇したタイプ1例が認められた.前者2例についてケトーシスが治癒した時点でArg.を再度負荷したところ, 健康牛と同様な応答パターンを示した.Dex.負荷試験では, 健康牛はGlu.が24時間目をピークとする変動を示し, Glu.の増加に伴ってIRIの上昇が観察されたが, 病牛は, 健康牛と同様のGlu.の変動パターンを示したもののIRIの反応が遅れる傾向にあった.
    以上の結果から, ケトーシスは中間代謝過程における糖源物質の不足に加えて, 糖代謝に関係あるホルモンの失調が関与しているものと推察された.
  • 鮫島 都郷, 桑原 博義, 野村 吉利, 中井 正久, 平原 正率, 佐々木 文存, 渡辺 幸雄, 江藤 正信, 清水 悠紀臣, 清水 実嗣 ...
    1984 年37 巻4 号 p. 219-224
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    昭和55年に発生した豚コレラ発病豚から分離された山形株 (H亜型), 宮崎株 (中間型) および福島株 (B亜型) の3株を用い, 現行豚コレラ生ワクチン注射豚の感染防御効果を観察するとともに, 新分離ウイルス株の豚に対する病原性を比較検討した.
    現行豚コレラ生ワクチン注射豚は, 新分離ウイルス株の攻撃に対し, その感染防御成立時期に若干の差を認めたが, ワクチン注射後5日目にはいずれの型のウイルス株に対しても感染防御が成立した. ワクチン注射後の中和抗体は, 山形株に対しややおくれて産生される傾向がみられたが, 他の株に対しては差がみられなかった.
    新分離ウイルス株の豚と組織培養に対する感染価は, 宮崎株および福島株ではほとんど差がなかったが, 山形株では豚に対する感染価が組織培養での値よりも100倍以上高かった.
    新分離ウイルス株の豚に対する病原性は, 山形株では大量ウイルス (100,000MLD) 注射では急性経過を示し, 7日目に死亡したが, 少量ウイルス (1MLD) 注射では12~16日の経過で死亡した. 宮崎株では注射ウィルス量による発病死亡までの日数にほとんど差がなく, いずれも10~14日の経過で死亡した. 福島株では発病死亡までの日数が3株中もっとも長く, 100,000MLD注射でも15~19日の経過で死亡した. 死亡豚の体内ウイルス分布は, 3株間にほとんど差がなく, いずれの場合も各臓器から大量ウイルスが検出された.
    病理組織学的な検索では, 死亡豚の病変に株間で差が認められず, また従来の豚コレラ病変ととくに指摘できる差はなかった.
  • 内田 幸治, 原田 良昭, 古谷 徳次郎, 高山 公一
    1984 年37 巻4 号 p. 225-230
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1982年7月, 中国地方2県下5農場の採卵育成鶏に関節部の腫脹を主徴とする疾病が多発し, これらの病鶏からMycoplasma gallisepticum (MG) が分離された.さらに, 分離株の接種試験により同様の疾病が起こることを確認した.
    病鶏はいずれも, 同一種鶏場のMG抗体が陽転した初期の種鶏群から採取された種卵に由来し, 感染経路として介卵感染が疑われた.
    初発は70-100日齢時に認められ, 発生率は6-20%であった.病鶏21羽の剖検では, いずれも足関節部あるいは胸骨部に腫脹が認められたが, 鼻汁あるいは気管炎, 気嚢炎等の症状および呼吸器病変は4例に認められたにすぎなかった.MGは, 関節腫脹部, 気管, 気嚢ならびに血液のいずれからも分離された.病鶏のMGおよび伝染性ファブリキウス嚢病ウイルス (IBDV) に対する抗体はいずれも陽性であった.病理組織学的検査では滑膜炎, 腱鞘炎ならびにファブリキウス嚢の炉胞の萎縮が認められた.
    分離MG株のSPF鶏を用いた接種試験では, MGの静脈内接種で滑膜炎が形成され, MGは関節部および呼吸器から回収された.鼻腔内接種では滑膜炎を惹起するに至らず, MGは気道のみから回収された.MGとIBDVの混合接種試験では滑膜炎は静脈内接種のみならず鼻腔内接種でも形成され, MGは病変部から回収された.今回の発生例ではMGによる関節病変を発現させた要因の一つとして, IBDV感染の関与が示唆された.
  • 大西 堂文, 深田 恒夫, 吉内 竜策, 上林 譲, 中野 俊二, 佐藤 昭司, 上田 裕亮
    1984 年37 巻4 号 p. 231-236
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    血尿が主訴である50日齢の雌の柴犬と, 神経症状が主訴である4カ月齢の雌のミニダックスフントで, 先天性門脈大静脈短絡が診断された. 特徴的な臨床検査所見は高アンモニア血症, 低蛋白血症およびBSP試験の延長であった. また, ミニダックスフントの脳症発症時の血漿中側鎖アミノ酸の芳香性アミノ酸に対する割合は1. 02であった. 単純X線検査では, 両者ともに小肝症および軽度の腎腫大, また柴犬ではその他膀胱結石が, ミニダックスフントでは心臓の拡張が認められた. 門脈系の血管造影により, 柴犬は門脈の奇静脈への異常接続, ミニダックスフントは末梢性門脈後大静脈短絡であると診断された.
    柴犬は肝性脳症により78日後に死亡した. また, ミニダックスフントは厳しい低蛋白食の給餌により, 約15カ月現在なお健在である.
  • 清宮 幸男, 高橋 賢聖, 吉田 欣哉
    1984 年37 巻4 号 p. 236-239
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    臨床的に運動失調および全身性の軽度の震顫が観察された新生子牛の一例について, 病理学的検査ならびに血清中和試験を実施した.組織学的に, 大脳および小脳の白質部に広く分布する囲管性細胞浸潤ならびに肝臓の洞様血管内皮細胞の増数が認められた.中和試験においては, 初乳摂取後の成績ではあるが牛ウイルス性下痢・粘膜病 (BVD・MD) ウイルス中和抗体を高い価で保有していた.
    これらの所見は, BVD-MDウイルスにより引き起こされた軽度の病変を示す胎内感染を示唆するものと思われた.
  • II. 遺伝子組換え法
    米澤 保雄
    1984 年37 巻4 号 p. 239-243
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 藤本 胖, 笹本 修司
    1984 年37 巻4 号 p. 244-251
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 養殖漁業から遊牧漁業へ
    中島 健次
    1984 年37 巻4 号 p. 252-253
    発行日: 1984/04/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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