食鳥処理場で処理された食鳥の衛生状態について検査し, 以下の成績を得た.
1) 食鳥処理場に搬入された食鳥の屠体全部廃棄率は平均1%であった.
2) 病理検査では, 放血, 脱羽後の屠体の外形検査で重度の異常を呈していたものの40%に全身病, 35%に部分的疾病が, 軽度の異常を呈していたものでは13%に全身病, 87%に部分的疾病が, 異常を認めないものでも13%に部分的疾病がみられた.
3) 全身病では, マレック病が最も多く, 部分的疾病では腸炎, 肝炎, 関節炎が多かった.
4) 屠体の細菌検査では,
Campylobacter jejuni, Staphylococcus aureus, Clostridium perfringensが皮膚を含む筋肉からそれぞれ, 60%, 45%, 60%, 腸内容物からそれぞれ, 60%, 15%, 10%検出されたが, Salmonellaは検出されなかった.
5) 出荷直前の部分肉からは,
Campylobacter jeuni20%, Salmonella 17%が検出された.
6) 抗菌性物質は, 屠体の皮膚を含む筋肉からは検出されなかった.
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