犬レプトスピラ病不活化ワクチン (米国フロム社製) の, 規定量 (犬1頭分), 1/10量および1/100量をイヌに接種後,
Leptospira interrogans serovar
icterohaemrrhagie (Li) あるいは
Leptospira interrogans serovar
canicola (Lc) の強毒株で攻撃し, ワクチンの防御効果を検討した.また, ハムスターとモルモットを用いイヌと同様の試験を行い, その結果をイヌのそれと比較した. ワクチンの規定量ならびに1/10量を接種したイヌでは, いずれのレプトスピラ強毒株で攻撃した場合にも発症防御が完全に成立したが, 1/100量では若干の発症例が認められた.いっぽう,
ワクチン未接種の対照群では, 攻撃後4~6日に全例が死亡した.
ハムスターとモルモットを比較した結果, 後者よりも前者の方が, ワクチン接種後の凝集価および攻撃株に対する感受性がいずれも高く, イヌに近い傾向を示した.このことから, ハムスターは犬レプトスピラ病不活化ワクチンの検定用動物として適していると思われた.
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