日本獣医師会雑誌
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42 巻, 6 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 斉藤 守弘
    1989 年42 巻6 号 p. 383-388
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 中瀬 安博, 土屋 亮, 山田 隆紹, 小林 好作
    1989 年42 巻6 号 p. 391-394
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    犬の好中球を対象として, Gifford法に多少の改良を加えたNitroblue Tetrazolium還元試験 (NBT試験) について検討した.
    原法では結果を陽性率のみで評価しているが, 陽性細胞の中にもホルマザン沈着パターンに差がみられ, 還元能のちがいが示唆されたので, 朝長の型分類を参考に細胞の分類を行い, 還元指数 (score) を求めた.
    エンドトキシン刺激を行ったstimulated NBT試験では, 陽性率の上昇にくらべて指数の上昇はさらに著明であり, 還元能評価法としてその有用性が明らかとなった.
    本法による正常犬好中球の平均値は, resting NBT試験で陽性率68.7%, 還元指数217.8, エンドトキシン50μg/ml添加のstimulated NBT試験で陽性率78.7%, 還元指数281.4, エンドトキシン100μg/ml添加stimulated NBT試験で陽性率81.3%, 還元指数346.6であった。ただし, 今回は年齢各種ストレスなどの諸条件による差は考慮していないので, これらに関してはさらに検討が必要と思われた.
  • 野呂 明弘, 山田 勤, 糸井 浩, 小茂田 匡央, 木村 容子, 若松 脩継
    1989 年42 巻6 号 p. 395-398
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    外における各種飼料給与牛の第一胃内高級脂肪酸組成を検討した. 採食直後は, 飽和脂肪酸であるステアリン酸 (C18) の低下と不飽和脂肪酸であるオレイン酸 (C18=1) とリノール酸 (C18-2) の増加が認められた. 採食3時間後になると飽和脂肪酸が増加し, そのまま次の採食まで推移した. 絶食期間中, C18の著明な低下, ならびにC18=1とC18=2の増加がみられた. 消化器疾病の多発している高エネルギー飼料給与牛群と低エネルギー飼料給与牛群ではC18=2の増加が認められたが, 適正飼料給与牛群と青草のみ給与の放牧牛群ではC18-2の増加はみられなかった. また, 第四胃変位発生牛ではC18=2の増加が顕著な牛が散見された.
  • 松下 卓見, 大野 啓司, 宮澤 清志, 佐藤 邦忠, 太田 三郎
    1989 年42 巻6 号 p. 399-402
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    ウシの流産予防方法を検討するため, 流産徴候がみられたウシ58頭に, 黄体ホルモン製剤を大量投与した. また, 正常な妊娠牛32頭を用いて本薬剤の大量投与による内因性黄体ホルモンの抑制についても検討した.
    1. 流産徴候を示した3頭に黄体ホルモン製剤 (ルテオーゲン, 三共ゾーキ株式会社) 500mgを4回および持続性黄体ホルモン製剤 (ルテウムデポー, 帝国臓器製薬株式会社) 220mg~330mgを22回, また他の3頭に黄体ホルモン製剤250mgを4回および持続性黄体ホルモン製剤330mg~550mgを12回投与した結果, 全例とも流産が防止され正常な子ウシが得られた.
    2. 流産徴候がみられた52頭に, 高濃度持続性黄体ホルモン製剤550mgを13~19日間隔で3~5回投与した結果, 44頭 (84.6%) で流産が防止され正常子ウシが得られた.
    3. 正常妊娠牛32頭に高濃度持続性黄体ホルモン製剤550mgを投与し, 1週間後の血中プロジェステロン値を測定したところ, 投与前値に比べ差は見られなかった.
    以上のことから, 黄体ホルモン製剤を大量投与する事により流産が予防されること, また本薬剤は内因性プロジェステロンの分泌を抑制しないことがわかった.
  • 村上 覚史, 岡崎 好子, 風間 達也, 鈴木 達郎, 岩渕 功, 桐岡 寛司
    1989 年42 巻6 号 p. 405-409
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    週齢のブロイラー19, 500羽を飼養する1農家で, 235羽が前駆症状をほどんど示すことなく急死した. 検査鶏の主な臨床症状は, 元気消失, 貧血および呼吸器症状であった. 病理学的検査により, 十二指腸から小腸中部にかけて線維素滲出を伴う壊死性腸炎が見られ, 化膿性肺炎, 肝臓における小葉中心性凝固壊死と被膜の肥厚および血鉄素沈着, ならびに脾臓における壊死巣および英組織と濾胞周囲の線維素の滲出が観察された. これらの病雛にコクシジウムの寄生は認められなかった. 罹患鶏の肺, 心臓, 肝臓, 脾臓および小腸からClostridium perfringens A型菌が分離され, α-毒素値は0.2~0.5であった. また同一臓器から高率に大腸菌が分離された. 以上のことから, これらの発生例は病理組織学的および細菌学的にウェルシュ菌と大腸菌の混合感染症と考えられた
  • 堀 正雄, 日高 秀造, 三村 二雄
    1989 年42 巻6 号 p. 411-416
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    初乳未摂取のホルスタイン種の雄および雌子牛27頭を使用して, 腸管毒素原性大腸菌のK99に対するモノクロナール抗体の新生子牛に対する効果を試験した.
    モノクロナール抗体を経口投与した2時間後 (生後12±1時間) にK99保有毒素原性大腸菌B44株で攻撃したところ, 下痢の発生は予防できなかったが, 滅菌PBS投与の対照区に比べ, 下痢の発症は遅れ, 下痢の程度, 脱水, 活力喪失の臨床症状は軽減し, 死亡率も有意に (P<0.05) 低減した。
  • 亘 敏広, 後飯塚 僚, 小山 秀一, 左向 敏紀, 内野 富弥, 長谷川 篤彦, 本好 茂一
    1989 年42 巻6 号 p. 417-420
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    豚の気道局所の防御能を解析するため, まず健常豚16頭について気管支ファイバースコープを用いて気管支肺胞洗浄 (BAL) を実施し, 得られた細胞について検討した.
    BALにより回収された細胞数は, 6.5±1.89×107個であった.またこのときの細胞分画では, マクロファージが83.6±8.69%をしめ, リンパ球は14.8±8.25%で, 好中球や好酸球の割合はきわめて少なかった.
    回収した肺胞マクロファージのイースト粒子貧食率は72.8±8.05%であり, 吸光度の差からみたNBT還元能は0.051±0.028であった.
    また2日間隔で, BALを繰り返し, これらの値の変化を検討したところ, 細胞数や, 細胞分画, イースト粒子貧食能において変化は認められなかったが, NBT還元能は, 3回以後有意な上昇を示した.
  • 澤嶋 裕子, 澤嶋 効, 片渕 千鶴子, 石原 正邦
    1989 年42 巻6 号 p. 425-428
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    腹水を主徴とする犬の門脈奇形の1例に遭遇した. 血液検査所見では, 血清アンモニア490μg/dl, BSP排泄試験51.4%と共に著明な上昇を示した. TPは正常範囲で, Na蓄積および低アルブミン血症は認められなかった.尿中アンモニウム尿酸塩結晶はみられなかった. 経脾門脈造影により, 門脈の奇静脈への異常接続と胃の静脈への造影剤の逆流様所見を得たが, この逆流所見は剖検によって門脈の胃食道側副血行で, 門脈は肝臓へ向わずこれらのルートを経て奇静脈へ短絡していることがわかった. 上記の所見から, 本症例では肝内門脈系の欠損があり, そのために, 後天的に胃食道側副血行が発達したと考えられた. また, 今回, 門脈圧が著しく亢進していたことが示唆され, これが腹水増加の原因と思われた.
  • 平 詔亨, タサニー C
    1989 年42 巻6 号 p. 429-434
    発行日: 1989/06/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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