日本獣医師会雑誌
Online ISSN : 2186-0211
Print ISSN : 0446-6454
ISSN-L : 0446-6454
46 巻, 3 号
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
  • 小久江 栄一, 下田 実
    1993 年46 巻3 号 p. 197-202
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 上田 誠, 古岡 秀文, 松井 高峯, 中川 迪夫
    1993 年46 巻3 号 p. 205-209
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    牛をはじめとする各種動物のアミロイド症46例について, 過マンガン酸カリウム前処理によるコンゴーレッドの染色性の変化とアミロイド蛋白の関連について免疫組織化学的に検索した. 検索症例の多数 (牛21/27, 猫1/6, 豚2/2, 犬1/1, 兎1/1, マウス0/1, 鳥類6/8) が過マンガン酸カリウム前処理に感受性で, 抗AA抗体に陽性であった.過マンガン酸カリウム前処理に抵抗性を示した症例の多数 (牛6/6, 猫5/5, マウス0/1, 鳥類1/2) が抗AA抗体に陽性であった. これより動物のアミロイド症については, 人と異なり過マンガン酸カリウム前処理に抵抗性のものにもAA蛋白の沈着によるものがあると思われた. また, 兎と猫に認められたハム脾ではAA蛋白の沈着が認められた. 獣医領域においては, 過マンガン酸カリウム前処理や沈着様式からアミロイド蛋白の同定を行う際には注意して対処すべきであると思われた.
  • 阪野 哲也, 柴田 勲, 鮫ヶ井 靖雄, 種田 貴至, 岡田 宗典, 入澤 俊夫, 宇留野 勝好
    1993 年46 巻3 号 p. 210-213
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    オーエスキー病ウイルス (ADV) とActinobacillus pleuropneumoniaeI型の複合感染における, 糖蛋白gIIIとチミジンキナーゼ遺伝子欠損ADV生ワクチンの有効性を検討した.ワクチン接種3週後のADV攻撃で, 非免疫群の4頭とも重度な症状を示し1頭が死亡したが, 免疫群では一過性の軽度な症状であった.その1週後のA.Pleuro Pneumoniae攻撃により, 非免疫群の全頭が重度な症状を呈し1頭が死亡した.しかし, 免疫群の症状は軽度な傾向で全頭とも順調に発育し, 肺病変も軽度であった.以上の成績から, ADV生ワクチンで免疫された豚群では, 強毒ADVのみならずその後のA.Pleuro Pneumoniae攻撃による症状も軽減されることが確認された.
  • 岡崎 好子, 稲毛 幹雄, 岩淵 功, 鈴木 達郎, 岡田 望, 渡辺 一夫, 山本 輝次
    1993 年46 巻3 号 p. 214-217
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    千葉県内の繁殖豚400頭を飼養する一貫経営農場において, 1990年1月中旬から哺乳豚の衰弱や死亡が多くみられるようになった. 哺乳豚の死亡率は, 1月が11.3%(90/795頭), 2月が20.4%(179/876頭), 3月には39.3%(134/341頭) と急激に増加した. 3月10日頃からは1~3日齢の子豚に粘血性の下痢が著しく, 脱水症状を呈して死亡するものが続出した. 剖検では空腸を中心に出血が著明で腸壁は菲薄となり, 腸管内には血様物が充満していた. 組織検査で空腸を中心に出血性壊死性腸炎が認められ, 同壊死部にグラム陽性大桿菌が多数認められた. 細菌検査により, 小腸上部よりC.perfringensが107~108個/g分離され, 毒素中和試験でC型と決定された. さらに発症豚の腹水, 腸内容からもC型毒素が証明された. 分離菌はペニシリン, アミノベンジルペニシリン等に高い感受性を示した
  • 1993 年46 巻3 号 p. 218-224
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 下田 哲也
    1993 年46 巻3 号 p. 227-230
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    胸腺型リンパ腫の猫12例について臨床病理学的に検討した. 年齢は8ヵ月齢から8歳 (平均2.3歳) であった. 血液検査では貧血 (16.7%), 白血球減少症 (8.3%), 白血球増多症 (33.3%) が認められた. 末梢血中への腫瘍細胞の出現は6例 (50%) に認められた. 血液化学検査では低γグロブリン血症が5例 (50%) にみられた. 血清中乳酸脱水素酵素 (LDH) 活性の上昇が9例中6例でみられた. この6例はすべて末梢血中に腫瘍細胞の出現が認められた症例であり, 血清LDH活性値の上昇と末梢血中の腫瘍細胞の出現には明らかに関連があると考えられた. 臨床病期分類ではステージ1またはIIが3例, ステージIVが3例, ステージVが6例で病期のすすんだものが多かった.化学療法に対する寛解率は90%で生存期間は10日~330日 (中央値69日) で臨床病期ステージI・IIの生存期間はステージIV・Vのそれよりも明らかに長かった.
  • 三宅 陽一, 金田 義宏, 井関 尚子, 笠井 裕明, 山手 寛嗣, 川畑 享子
    1993 年46 巻3 号 p. 231-235
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    合成ジェスタージェン製剤であるプロリゲストン (S-C-39)(20mg/kg) を雌犬58頭の頸部皮下に1回から7回以上投与して, 発情抑制効果, 血中プロジェステロン (P) 濃度の変化と最終投与後の発情の発現状況を調べた. その結果, 4回以上投与した38頭中35頭 (92.1%) では一般臨床所見およびP濃度の変化から投与期間中は発情が抑制されたものと判断された.効果が不十分であった3頭 (7.9%) 中2頭では4回目の投与直前に発情徴候を示した. 残りの1頭は明瞭な発情徴候を示さなかったが, 投与期間中にP濃度が一時上昇した. また, 投与期間中に胎子浸漬 (1頭), 流産 (1頭) および投与中止後の避妊手術時に子宮畜膿症様の所見を示したもの (1頭) があった. 最終投与後5ヵ月以上発情が発現しなかったものは30/40頭であり, 10頭の発情発現までの月数は平均7.6ヵ月であった. 試験の結果, 本製剤は雌犬の発情抑制に十分な効果があるものと思われた.
  • 早崎 峯夫, 松井 利依, 紺野 克彦, 大石 勇
    1993 年46 巻3 号 p. 236-240
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    アレルギー性皮膚炎の疑われた皮膚病罹患犬22頭と正常犬30頭について, 25種の各アレルゲンと陽性 (1万倍希釈リン酸ヒスタミン・0.5%フェノール生理食塩液) および陰性 (同フェノール液) 対照液を用いた即時型皮内検査を実施した. 判定は15分後に行い, 陽性反応の判定は基礎的検討を行った結果, 被験液の発赤の直径が陽性, 陰性対照液の中間値より大きいものを反応陽性とした. その結果, 22頭の皮膚病犬のうち11頭 (50%) がノミに陽性を示し, うち1頭はハウスダストにも陽性であった. 非皮膚病犬では30頭のうち4頭 (7.5%) がノミ, ブタクサ, カンジダに陽性を示した. ノミアレルゲンに対して陽性反応を示した注射部位の組織学的所見では多数の好塩基球やマスト細胞と比較的少数の好酸球の囲管性浸潤が認められた.
  • 石川 濶, 森 一也, 白幡 敏一
    1993 年46 巻3 号 p. 241-245
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    MTT比色定量法を用いて犬のリンパ球幼若化反応を評価するため基礎的実験を行った.健康犬から採取したリンパ球をマイトジェン (PHAAまたはCon A) と96穴のマイクロプレートで96時間培養し, これにMTT試薬を加えて0.04N塩酸加イソプロパノールで発色させ, マイクロプレートリーダーを用いて吸光度を測定し, 計算式からSI値 (stimulation index) を算出した.培養条件は細胞数が3×105/ml, マイトジェン濃度はPHAが2μg/ml, Con Aは5.0μg/ml, 培養時間は96時間が至適条件であった.本法を用いた健康犬14頭のPHAとCon Aを用いた平均SI値はそれぞれ183±130および131±82であった.次にプレドニゾロン投与によるリンパ球幼若化能の変動を3頭の健康犬で検討したところPHA群およびCon A群ともに投与後3日目でSI値の著明な減少傾向が認められた.
  • 伊藤 直之, 伊藤 さや子
    1993 年46 巻3 号 p. 246-247
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    健康な犬における好中球の粘着能をカバーグラスを利用した方法により検討した. 粘着能はカバーグラス上の粘着好中球数と検体の好中球数から算出した粘着指数で表した. 血液にエタノールを添加した際の好中球粘着指数は13.9±7.6 (平均±S.D.) であり, 対照の34.6±11.2に比較しての有意な (P<0.01) 低下が認められ, 本法により犬好中球の粘着能の評価が可能であるものと考えられた. 健康犬46例のカバーグラス法による好中球粘着指数は38.3±11.6であった. 本法は操作が簡単であることから犬好中球の細胞機能を検討するうえで有用であると考え
  • 1993 年46 巻3 号 p. 248-252
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 矢田 新平, 原 広幸, 北野 寿, 新井 諭
    1993 年46 巻3 号 p. 257-260
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    斃死体で発見されたマガモ (Anas PLatyrhynchos.Mallard) 雄1羽の筋胃内から144個の鉛散弾が発見された. また, 肝臓腎臓および胸筋の鉛含有量が中毒濃度をはるかに越えていた. このことから, マガモの死因は散弾の摂取による鉛中毒死であると診断された. また, アイガモ (Anas platyrhynchos bar. domestica. Mallard Duck) 1羽に散弾を経口投与して実験的に鉛中毒を発現させ, 血液検査ならびに筋肉, 臓器中の鉛含有量と臓器の形状を調べ, 鉛中毒の再現性および野外例との比較を行った.
  • 1993 年46 巻3 号 p. 261-265
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 中村 晋
    1993 年46 巻3 号 p. 279-282
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 海老沢 功
    1993 年46 巻3 号 p. 283-284
    発行日: 1993/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
feedback
Top