嘔吐, 流涎, 元気消失, 食欲廃絶, 腹部皮膚下垂, 脱毛, 色素沈着, 乳房・乳頭腫大, 潜在精巣, 持続血便, 血小板減少, 血液凝固時間延長を示した約8歳, 雄のシェットランドシープドックにおいて, X線検査および触診により腹腔内に手拳大の腫瘤2個を認め, 切除した. 術中, 切開部および接触部からの出血があり, 結腸および腸間膜に充出血斑が確認された. 術後も血便, 貧血が続き, 第15病日に死亡した. 腫瘤は病理学検査により, セミノーマを伴うセルトリ細胞腫と診断された.
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