日本獣医師会雑誌
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48 巻, 1 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 福士 秀人, 平井 克哉
    1995 年48 巻1 号 p. 1-6
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 濱川 昌啓, 酒井 健夫, 村田 聖子, 山田 耕一, 小倉 喜八郎, 上野 公子, 長尾 壮七, 元井 葭子
    1995 年48 巻1 号 p. 9-12
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    臨床的に異常のないホルスタイン種系乳牛で, 分娩後に尿中ケトン体を認めなかった6頭 (I群), ならびに中-高度に認めた6頭 (II群) について, 分娩5日前, 分娩5日および14日後に, 第一胃内低級脂肪酸 (VFA) 組成および血液成分を比較検討した.第一胃内総VFA濃度はI群では分娩5日後に減少し, 14日には回復したが, II群では試験期間を通じてI群より低い値で推移した. VFA組成はI群では分娩後に酢酸濃度が軽度減少し, プロピオン酸濃度は軽度増加したが, II群では酢酸濃度が漸増し, プロピオン酸は漸減し, 酪酸はI群に比べて分娩5日後では低かった.またI群では分娩5日後に血糖値が減少し, 血中総ケトン体およびβ-ヒドロキシ酪酸値は増加したが, 14日にはいずれも回復した.II群では, 血糖値は分娩14日後も減少し (p<0.01), 血中総ケトン体およびβ-ヒドロキシ酪酸値は分娩5日および14日後に著しく増加し (p<0.05), アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ活性は分娩5日および14日後ともに著しい高値であった (p<0.05).
  • 中家 一郎, 亟城 悦司, 丸尾 喜之, 小倉 裕司, 野間 進, 貫名 正文
    1995 年48 巻1 号 p. 13-17
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    乳房炎牛乳汁由来ブドウ球菌およびレンサ球菌を市販キットを用いてラテックス凝集法により同定した.乳汁140検体中116検体から分離された20菌種162株のうち, 黄色ブドウ球菌は40株 (24.7%), コアグラーゼ陰性ブドウ球菌は39株 (24.1%), 緑色レンサ球菌は19株 (11.7%), B群レンサ球菌は18株 (11.1%) であった.黄色ブドウ球菌の平板上集落を用いた凝集反応では, 全株がスタフォーレックスで陽性, PSラテックスでは30株 (75.0%) が陽性であった.分離されたB群レンサ球菌の全株, 腸球菌7株中5株はすべての使用キットで陽性を示した.直接乳汁を用いた凝集反応では, B群レンサ球菌104CFU/ml以上の汚染例は全例陽性であった.
  • 竹島 由実子, 稲垣 達也, 石川 邦生
    1995 年48 巻1 号 p. 18-20
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    肥育豚15頭 (110~115日齢) が, 破行, 眼球突出, 関節の腫脹を呈し, そのうち6頭が死亡した.剖検では, 眼窩, 頸部, 上腕部, 内股部, 四肢肢端に出血と凝固不全の血塊を認め, 病理組織所見では筋膜下および筋間の出血が著明であった. クマリン系殺鼠剤の中毒が疑われ, 中毒物質であるクマテトラリルを高速液体クロマトグラフィーで分析したところ, 死亡豚の肝臓から0.7~0.8ppm, 腎臓からは0.1ppmのクマテトラリルが検出され, クマリン中毒と確定診断した.
  • 後藤 正雄, 加藤 寿次, 岡田 佳之, 川路 利和
    1995 年48 巻1 号 p. 21-25
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    高濃度不飽和脂肪酸を含む配合飼料の組成原料割合の変更後に乳牛17頭中4頭に跛行をともなう急性蹄葉炎が発生し, 蹄真皮の水腫, 充出血, フィブリン血栓, 軽度のリンパ球浸潤, 動脈の中膜平滑筋の肥厚など典型的な蹄葉炎の所見が認められた.配合飼料の変更によって粗脂肪が7.8%に増加し, その大部分が植物性で不飽和脂肪酸の割合が高いこと, 配合飼料を同様に変更した近隣農家においても乳蛋白が一様に低下したことなどから, 高濃度不飽和脂肪酸によるルーメン微生物叢の乱れが蹄葉炎誘発物質の産生をもたらしたと推察された.
  • 須藤 英紀, 渡辺 一博, 五雲寺 真, 種市 淳, 高橋 馨, 塩野 正志, 庄司 金弥, 高野 司郎, 木元 俊彦, 大滝 俊彦
    1995 年48 巻1 号 p. 26-29
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    60日齢のホルスタイン種, 雄子牛1頭が水様性下痢を呈して死亡し, 直腸便には鞭虫卵73/gが検出された. 剖検では, 盲腸・結腸上部粘膜の充血と多数の鞭虫寄生, 腸間膜リンパ節の髄様腫脹などが認められた. 病理組織学的には, 盲腸・結腸上部に虫体・虫卵が散見され, 粘膜の変性・壊死・脱落, 好酸球・好中球などの浸潤が観察された. 検出された虫体は形態学的に牛鞭虫 (Triohuris discolor) に酷似していた.
  • 石橋 徹, 須永 藤子, 並河 和彦, Frans JONGEJAN, 菅野 康則
    1995 年48 巻1 号 p. 35-37
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    Babesia canisは, 病原性, 媒介ダニの種類および分布地域あるいは血清学的性状などから, B.canis rossi, Ecanis canis, B.canis vogeliの3亜種に分類されている.そこで, わが国 (沖縄) のB.canisが, どの亜種に属するのかを知る目的で, 摘脾犬と非摘脾犬に対する病原性, 媒介ダニの種類および血清学的性状を明らかにし, 亜種を推定した. 病原性は, 摘脾犬, 非摘脾犬ともに弱く, また, この原虫はRhipicephalus sanguineusによって媒介された. さらに病犬の血清を間接蛍光抗体法で, B.canisの3亜種と反応させた結果, B.canis vogeliに対してのみ陽性であった.以上の事実から, わが国のB.canisは, 亜種B.canis vogeliと推定される.
  • 澤嶋 効, 澤嶋 裕子, 青木 啓祐, 志鷹 秀俊, 柴田 猛, 高木 泰, 粟倉 毅
    1995 年48 巻1 号 p. 38-40
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    マルチーズ (6ヵ月齢, 雄) が後肢の不全麻痺, 頸部痛, 傾眠を示し, X線学的ならびに神経学的検査により脊髄圧迫症状をともなう多発性軟骨性外骨症と診断され, 病理学的に第2胸椎椎弓に発生した外骨症による脊髄圧迫が確認された.
  • 大山 悟, 高田 和宏, 中間 幸弘, 森友 靖生
    1995 年48 巻1 号 p. 49-51
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    と畜検査においてみられた4例の馬の表面および割面全体が黒色を呈する肝臓について病理組織学的検索を行ったところ, 肝細胞およびKupffer細胞内に黄褐色ないし暗褐色の色素顆粒が認められ, 0.02%ナイル青染色 (pH2.8), ロイコマラカイト緑染色等の特殊染色によりセロイド・リポフスチン沈着症と診断され, 要因としてビタミンEなどの栄養素欠乏が示唆された.
  • 杉山 文男
    1995 年48 巻1 号 p. iii-iv
    発行日: 1995/01/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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