飼養頭数89頭の農家で妊娠牛1頭が下痢・流産した後1週間以内に, 搾乳牛4頭が発熱, 食欲廃絶, 下痢を呈して削痩, 泌乳量が激減した.発症牛4頭と他の成牛9頭から
Salmonella Heidelberg (SH) が, 発症牛1頭と他の成牛5頭からはS. Infantis (SI) が分離された.両菌とも多くの抗菌剤に感受性を示し, 牛由来, 環境由来のSH株は同じプラスミドパターンを示したが, SIはプラスミドを保有していなかった.多くの環境材料からも両菌が分離されたが, 飼料, 哺育牛, また捕獲カラスから両菌は分離されなかった.
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