急性白血病と診断された猫15例の臨床病理学的検討を行った. FAB分類ではM1, M2, M4, M5a, M6, L2がそれぞれ1, 5, 2, 2, 1および1例で3例が白血性, 7例が亜白血性, 5例が非白血性であった. 全例に貧血がみられ, 12例は骨髄における赤芽球の低形成, 2例は無効造血, 1例は慢性炎症にともなう貧血によるものであった. 好中球減少症は9例に, 血小板減少症は7例, 総白血球数の増加は3例, 同減少は6例, 巨核球の減少は11例にみられた. M2の3例においては骨髄中の好酸球の増加が認められた. 生存期間はリンパ性白血病例が非リンパ性白血病例より有意に長かった (p<0.01).
抄録全体を表示