6羽/アイソレーター飼育の2週齢ブロイラー雛24羽に病鶏由来のボツリヌスC型菌芽胞104個を経口投与したが発症例はなく, 投与後10日には盲腸内容は菌陰性であった. 10羽/アイソレーター飼育の雛を3日間絶食させて芽胞107個投与した場合にも保菌には至らず, 初生雛についても同様の結果が得られた. しかし, 10~15羽/アイソレーターの密度で敷料なしで初生雛を飼育し, 芽胞105個を経口投与したところ, 10日齢で15羽中14羽, 20日齢で19羽中17羽に保菌が認められた. 5~15羽/アイソレーターの密度で敷料なしで飼育し, 3日間絶食させた2週齢雛に, 芽胞104~107個を経口投与した場合には保菌が認められなかったが, 菌投与前にエンドキサンを投与したところ, 15羽全例に保菌が認められ, 2例は発症, 死亡した. 初生雛ではエンドキサン前投与により24羽全例が保菌し, 4羽が死亡した. これらの成績から, 飼育管理上のストレスあるいは腸内フローラがボツリヌスC型菌の感染発症に大きく影響することが示唆された.
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