日本獣医師会雑誌
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52 巻 , 3 号
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  • 板谷 光泰
    1999 年 52 巻 3 号 p. 151-156
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 岡本 嘉六, 佐藤 憲一, 足立 雅之, 中馬 猛久
    1999 年 52 巻 3 号 p. 159-163
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    6羽/アイソレーター飼育の2週齢ブロイラー雛24羽に病鶏由来のボツリヌスC型菌芽胞104個を経口投与したが発症例はなく, 投与後10日には盲腸内容は菌陰性であった. 10羽/アイソレーター飼育の雛を3日間絶食させて芽胞107個投与した場合にも保菌には至らず, 初生雛についても同様の結果が得られた. しかし, 10~15羽/アイソレーターの密度で敷料なしで初生雛を飼育し, 芽胞105個を経口投与したところ, 10日齢で15羽中14羽, 20日齢で19羽中17羽に保菌が認められた. 5~15羽/アイソレーターの密度で敷料なしで飼育し, 3日間絶食させた2週齢雛に, 芽胞104~107個を経口投与した場合には保菌が認められなかったが, 菌投与前にエンドキサンを投与したところ, 15羽全例に保菌が認められ, 2例は発症, 死亡した. 初生雛ではエンドキサン前投与により24羽全例が保菌し, 4羽が死亡した. これらの成績から, 飼育管理上のストレスあるいは腸内フローラがボツリヌスC型菌の感染発症に大きく影響することが示唆された.
  • 佐藤 博
    1999 年 52 巻 3 号 p. 164-167
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    ホルスタイン種乳牛45頭から採取した134組の牛乳および血液について, 牛乳尿素窒素 (MUN) と乳蛋白質画分および血漿成分の関係について検討した. 乳蛋白質中のホエー割合は, ガゼイン割合および非蛋白態窒素 (NPN) 割合と負の相関を示したが, NPN割合とカゼイン割合には相関がなかった. MUNが高レベルの例ではNPN中のMUN比率が高かった. 血漿の酢酸および3-HB濃度が低い例ではMUNが高レベルの例が多かったが, 他の乳蛋白質画分と血漿成分との間には明らかな相関がなかった.
  • 岡本 嘉六, 足立 雅之, 佐藤 憲一, 中馬 猛久
    1999 年 52 巻 3 号 p. 168-173
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1992年に隣接する3ブロイラー農場で鶏ボツリヌス症が発生し, 病鶏からClostridium botulinum type Cが分離され, 敷料および鶏舎周辺土壌の汚染が確認されたが, 1993年の調査では, これら3農場と, 周辺6農場中1992年発生農場から約10km離れた1農場の土壌と敷料からC型菌芽胞が検出された. さらに, 1995年の梅雨時期には1992年発生の1農場で再発生がみられ, 抗菌剤で沈静化したものの休薬期に大半が発症した. 1993年調査で芽胞が検出された他の農場ではこの時期の発生はなかった. 2回の発生を経験した農場も, 衛生管理の向上に努め, 出荷成績の向上とともに, その後の発生はない. これらの成績から, C型菌芽胞が存在していても飼育管理が適正であれば鶏ボツリヌス症が発生しないことが示唆された.
  • 藤田 桂一, 酒井 健夫
    1999 年 52 巻 3 号 p. 175-179
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    飼い猫323例中23例 (7.1%) に歯肉口内炎が認められ, 12例は軽度, 8例が中程度, 3例が重度であった. 年齢は0~16歳に分布したが (平均6.5歳), 5~10歳の発症例が有意に多く (p<0.05, p<0.01), シャム猫に多発した (発症率40%). また, 缶詰タイプ食餌給与例では発生率が高い傾向を示した (10.9%). 症例の多くは歯垢・歯石の沈着が重度であったが, 沈着を伴わない例も認められた. 歯周病および歯垢・歯石の沈着が中等度~重度の例では, 歯肉口内炎の発生率が高い傾向がみられた. 発症例の約半数でFeLV抗原あるいは抗FIV抗体, または両者が検出された.
  • 宇佐見 泰之, 岡本 芳晴, 北島 佳代子, 宮武 克行, 江口 博文, 田中 博二, 南 三郎
    1999 年 52 巻 3 号 p. 180-182
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    内視鏡下で犬糸状虫摘出用フレキシブル・アリゲーター鉗子 (FAF) による上部消化管内異物の非観血的な除去を犬の6症例に対して実施した. 小さい異物 (針, 骨など) はFAFで直接把持して摘出し, 大きい異物 (魚, 化粧用パフなど) は, FAFを補助的に使用して, 高周波ループで摘出した. FAFの使用により, 内視鏡下でさまざまな異物の除去が可能で, 幼若犬あるいは小型犬においても円滑に異物除去を行え, 摘出後の消化管併発症は観察されなかった.
  • 石川 貴子, 内田 佳子, 山田 弘司
    1999 年 52 巻 3 号 p. 183-186
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    8頭の猫 (雄2, 雌6) について, 5種類 (固まる砂, 固まらない砂, ヒノキの砂, ペーパーサンド, シリカゲル) の排泄用砂 (猫砂) および排泄箱フードカバーの有無についての好みを調べた. すべての猫が高い頻度で使用したのは固まる砂で, 手触りが硬く, 粒が小さく, 重い, 無臭, 脱臭能のある猫砂が好まれることが示された. 他の猫砂4種類の使用頻度は個体ごとに異なり, 好みには一部個体差があることが示され, また, フードカバーのない排泄箱が好まれた.
  • 東久 保靖, 竹田 義弘, 小川 博美
    1999 年 52 巻 3 号 p. 189-193
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    1996年7月, 台湾旅行から帰国した広島県, 横浜市, 高知県および秋田県の4団体で集団食中毒が発生し, 耐熱性エンテロトキシン (ST) 産生性の毒素原性大腸菌O169: H41が分離された. 各事例由来の7菌株はすべて97kbプラスミドを保有し, random amplified polymorphic DNA (RAPD) プロファイルもほぼ同一で, パルスフィールドゲル電気泳動 (PFGE) パターンも広島株1株を除いて同一であった. 4団体が台湾で共通に利用していたレストランが原因施設であると推察された.
  • 加藤 行男, 中井 康博, 松下 真紀, 高木 敬彦, 光崎 研一, 金内 長司
    1999 年 52 巻 3 号 p. 194-197
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    東京都区内のビル内飲食店14カ所で捕獲されたクマネズミ1, 129匹中17匹 (1.5%) および千葉県内の魚市場のドブネズミ60匹中6匹 (10%) の大腸内容からSalmonellaが検出された. 分離菌の血清型は, 飲食店のクマネズミ由来17株ではS. Typhimurium (6株), S. Hadar (5株), S. Isangi (2株), S. Litchfield (2株), S. Enteritidis (1株) およびS. Senftenberg (1株) であり, 魚市場のドブネズミ由来6株ではS. Enteritidis (3株), S. Litchfield (2株) およびS. Typhimurium (1株) であった. Campylobacterは魚市場のドブネズミ60匹中3匹 (5%) から検出され, 菌種はC. jejuni (3株) およびC. coli (1株) であったが, 飲食店のクマネズミ545匹からは検出されなかった.
  • 久島 昌平, 高橋 壮一郎, 松阪 龍雄, 福永 英三, 野沢 雄一郎, 池谷 修, 平山 功
    1999 年 52 巻 3 号 p. 198-202
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
    牛枝肉からの志賀毒素産生性大腸菌 (STEC) の分離には, 市販のnovobiocin加m-EC培地, 免疫磁気分離法, cefixime-tellurite sorbitol MacConkey agarの組合わせがすぐれており, 迅速法として免疫磁気分離後の2次増菌液の免疫拡散法キットによるスクリーニングが有用であった. この方法を用いて, 1996年7月~1997年9月にと畜場の牛糞便などから分離された13株のSTEC-O157はすべてeaeA遺伝子を保有していたが, 同時に分離されたOl57以外のSTEC32株は1株を除いてeaeAを保有していなかった.
  • 長柏 崎守
    1999 年 52 巻 3 号 p. 213
    発行日: 1999/03/20
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
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